全2件 (2件中 1-2件目)
1
このアルバムのレビューは昔ブログで一度書いております。そしてこれも昔書いたのですが、イエスの大ファンであってもプログレ全体のファンとは言えないので、的外れなことを書いてる場合もあることをご容赦ください。イエスを長年追い続けてるので、このアルバムの曲は各種ライブ音源、ビデオ、来日公演等いろんな形で親しんできました。近年は某所のイエスセッションにも何度か参加し、ボーカル、ドラムで数回演奏にも参加させていただいておるといった状況です。ということでたとえばつまらない会議の時など^^;脳内再生して楽しむこともできますが、それくらい楽曲は体内にインプットされております。このようなアルバムはさすがにそう何枚もなく、なので客観的な評価はもうできないなぁとおもってます。今回は数年前に発売されたスティーブウィルソンがミックスした5.1サラウンドについても触れます。しばらくこの盤では聞いてなかったのですが、久しぶりにじっくり聴いてみました。サラウンドは部屋の環境や聴く位置で相当音の聴こえ方に影響があると思います。まだまだ理想的な聞き方を模索してる最中です。このミックスの特徴ですが、コーラスが常に別のスピーカーに定位されているので、クリスの高音やハウの音程外さないように必死で歌ってる感じ^^;もバッチリ聞くことができます。聴く位置を間違えるとクリスのほうがリードヴォーカルに聞こえてしまうような個所もあるので要注意です。キーボード、ギター、ベースとドラムは基本別々に割り当てられていますが、定位置ではなく結構前だったり、後ろにいったりと曲の流れに沿って動いてますね。全体としてオリジナルミックスのイメージが変わらないように留意しつつ、立体的に聴かせるようにかなり気を使ってミックスしてるなぁと感じました。それにしても中学生のころに中古LPを購入してカセットにダビングして聞いていたころからすると、同じソースとは思えないくらい高音質になってることに改めて驚いています。ヒスノイズなどはまったく感じられないですしね。上手くハマれば、音に包まれる体験を自宅でできるのでサラウンドは素晴らしいです。ただし、気軽に聞くのには向いてないので、いつでも、といいながら実際には頻繁に聞くにはそれなりに覚悟が必要ですが^^;危機はご承知の通り、アルバム発売と同時にドラムの交代があったため、ABWH期を除いてアランホワイトがライブでは演奏しています。イエスファンにはビルブラッフォード信者が多いようで、アランのドラミングに不満を持つ方がどうも多いようなのですが、僕は両方それぞれに良さがあって、どちらでも楽しめるので、そういう方々は損してるなぁと感じてます。実際ライブではクリススクワイアのベースとの相性はアランは抜群でドライブ感あふれる演奏がどのライブ音源でも聴けます。特におすすめはリレイヤー期や究極期の音源で手数も多いです。ビルのライブ音源はタイトル曲の「危機」はABWH期しかなく、ベースもクリスではないです。しかも奏法を3拍子ととらえたものに変えてるせいか、疾走感に欠けます。でも音色がエレドラ主体でユニークなため楽しめます。実はABWHの横浜公演に行ってるのですが、「閃光」の曲やドラムソロなど大変素晴らしく、ドラムでこんなことが出来るのか!と、本当衝撃を受けたのですが、意外にも「危機」の演奏は何故かもう一つのように聞こえてしまって、自分でもビックリしました。期待が高すぎたためもありますが、横浜文体の音響が今一つだったため、後半音量を上げた際にクリアさが失われ、音色の面白さも味わえなかったためかもしれません。一方2014年の「危機」再現ツアーでの「危機」はヴォーカルがデヴィソンに代わっていたけども、アランとクリスのコンビネーションがさえわたり素晴らしい演奏でした。この時の東京ドームシティの音響はクリアで最高でした。結局とりとめのない書きたいことだけ書いたようなまとまりのない内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2022年02月20日
コメント(0)
イエスの新作が出ました。正直ジョンアンダーソンの居なくなったイエスになってからどうにも気持ちが盛り上がりきらないのです。どんなラインナップになっても、今回のアルバムでもイエスらしさは感じられるのですが、ボーカルはやはりアンダーソンでないと、盛り上がりのところでグッとこないのです。ではアンダーソンのソロを聴けば良いかというと、そうでもないところが困ったもので(笑)、やはりハウやホワイトのお馴染みのフレーズが聴こえて来ないとイエスって感じには感じられないのです。という大前提の中で今回の「クエスト」はというと…前作「ヘブン&アース」よりはプログレ感が感じられイエスらしいアルバムに仕上がっていると思います。コロナ禍の中制作されたアルバムなのでメンバー全員が一堂に会してという作り方は出来ず、作曲者がデモを作り、各メンバーの演奏に差し替える手法で作られたそうですが、その割にはバンドらしいサウンドに仕上がってると思います。またアレンジはよく練られていて、丁寧に制作された感じが伝わってきます。ただ、やはり物足りない面があるのは否定出来ません。個人の好みの話になってしまいますが、やはりデヴィソンのボーカルは好きになり切れないのです。高音は今のアンダーソンより安定して出せそうで、ライブは彼無しに成り立たないことは十分理解出来るのですが、線が細い声なので盛り上がりの場面でどうしてもアンダーソンでは感じられる突き抜け感が物足りないのです。それとハウ中心で楽曲制作が行われたことと関係あるような気がするのですが、キャッチーなメロディはハウの弾くギターソロにばかり出てきて歌メロは耳に残らないボンヤリした旋律の曲が多いように思います。最初と最後の曲、「アイスブリッジ」「リヴィングアイランド」はとても変化に富んでいてイエスらしい優れた楽曲だと思いますが、この2曲ですら歌メロよりギターソロの方が耳に残る感じはあります。あとは各所で指摘されてるように大人しめの楽曲が続きます。2、3曲目など曲の途中から始まってるような感じがして、単独の曲として成立してないように感じました。そんな中ではスクワイアの意思を継いだシャーウッドが久々に高音域全開で歌う「ウエスタンエッジ」や、ホワイトのシャッフルリズムが心地よい「ミュージックトゥマイイアーズ」が印象に残ってます。このアルバム何度か聴いてるうちに、もしかすると「海洋地経学の物語」の21世紀仕様のコンパクト版ではないかと思うようになりました。海洋のように長い曲が4曲という構成ではありませんが、通して聴くとなんらかのトータル感は感じられるので、10年後くらいに突然良さがわかって愛聴盤になるのかも?と思ってます。実際、海洋の良さがわかるのに15年くらいかかりました(^_^;)最後にボーナス曲について。CD一枚に十分収まるのになんでわざわざ2枚に分ける必要が?と発売前は思ってました。単価を吊り上げるためかとか(笑)でも実際聴いてみると本編の流れにはハマらない感じの軽い曲ばかりなので、なんか納得しました。プロデュース担当したハウの越権行為?で本編も含めた中でリードボーカルが3曲もあるし(笑)流石にデヴィソンとデュエットにはなってますが…最後にドラムについて。正直ホワイトは腰を悪くしてライブで数曲しか叩けない状態になって久しいので、不安しかなかったのですが、いつものどっしりとしたリズムが健在だったのは嬉しいですね♫近年アルバム毎に進化していたテクニカルなフレーズは流石に影を潜めてますが、随所にアランらしいフィルが出てきて、やはりこれがあるからイエスだなぁと思います。それとパーカッションでサポートしてるジェイシェレンも随所で貢献しています。「リヴィングアイランド」の後半で16ビートで刻んでるのが多分そうだと思うのですが、今までのイエスではあまり出てこない展開で新鮮な響きを与えるのに成功していると思います。そんなわけで、いつもイエスに期待する感じとは違いますが、これはこれでそれなりの満足感があるアルバムでした。
2022年02月12日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
