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2004年10月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は朝からどんよりとした憂鬱な天気。昨日は大雨が降ったから、降らないだけまだましなのだけど、ブラジルのごちゃごちゃした景観のせいか余計にくら-い気分になってしまう。

子供たちは午前中に学校に通っていて、お昼は家で食べている。以前は私が車に乗って送迎していたのだが、今はダンナが転職して車が必要になったため、姑が迎えに行ってくれている。姑は去年の中旬に定年退職して、今は暇にしているので、この話を持ちかけたときも喜んで引き受けてくれた。しかもそれだけでなく、週に二回の子供の水泳クラスへの送迎もしてくれているので、水曜と金曜は子供たちがお昼ご飯を食べに帰ってこない。姑の家へそのまま連れて帰って、昼ごはんを食べさせ、宿題をさせてから、水泳教室に連れて行ってくれている。
ウチの親が「人を頼りにするな!!」という主義の人だっただけに、舅と姑の親切ぶりには ひたすら頭が下がる思いだ。


 今日は火曜日で水泳がない日なので、子供たちは家へ帰ってきた。私は午前中にクラスがあって結構忙しかったので、うどんを作って、錦糸玉子を作り、ねぎを刻み、昨日の残りの天ぷらの残りをのせた簡単なお昼ですませた。
子供たちは喜んで「美味しい。」と食べていたが、実は、子供たちが日本料理が好きになったのはごく最近のことなのである。

私はブラジルに来た当時、姑の家で同居していたので、食事は姑が仕切っていた。
「貴方が食べたいものがあれば作ってもいいのよ!」なんて言っていたが、わたしの作ったものには手もつけなかったし、食材の無駄だと感じて、姑の作るものを習って、ブラジルの料理ばかり作っていた。
子供の離乳食もブラジル風だし、子供のソウルフードはブラジル食なのだろう。
 その後新居を建て、越してからも、日本の食材が高く手に入りにくいため、ブラジルの料理ばかり作っていた。簡単だし、手間がかからないし。


田舎での新居での生活に慣れず、再び街へ戻り、仕事を始めた私。お手伝いさんを雇い始めた。お手伝いさんは 掃除も料理もこなしてくれて、しかも、とっても料理が上手だったので、彼女にまかせっきりにしていた。その彼女もクビにし(いろいろな事情があったの)、私が料理を始めたとき、子供たちが私の料理を嫌がりはじめた。


「フェィジョン(豆)がいいのおー!肉がなきゃ嫌だー!」

「ママの作る料理は野菜ばかり!!」

「魚なんて大嫌い!!」

しかも、お手伝いさんや姑の毎食作るフレッシュジュースに慣れていて、お茶をうけつけない!!


「お茶にお砂糖が入っていない!!こんなの飲めない。」


ががーん。


手抜きをしようと、缶入りのトマトソースも絶対食べてくれない!!


「まずーい!!こんなの食べられない!!」



再び、ががーん・・・。



袋入り即席めんも、クノールのインスタントスープも一切ダメなのだ!!

好ましい反面、料理嫌いの私にとっては地獄・・。(泣)


そんな彼らも、大きくなるにつれて、日本料理も少しずつ食べられるようになった。彼らの好物はすき焼き、焼肉、お好み焼き、たこ焼き、カレー・・っと やっぱり子供がすきそうなイベント的要素のある料理ばかり。
それでも、今では私のクラスが終わる時間まで腹をすかして待っていて、軽く何か作って欲しいようで、一緒に作って食べている。
ちゃんと晩御飯を用意しているのだけどね・・。


こうして、簡単にお昼はうどんで済ませたのだが、夕方にナナが 腹が減ったと 言ってきた。うどんをお昼に食べたばかりだし、うどんはもう嫌だというので、またまた残りの天ぷらで天とじ丼を作ってやった。


「作るの、難しい?」


「ううん、簡単!見てごらん。醤油とみりんを同じくらい入れて、だし汁をこのぐらい入れて、塩をぱっぱっとごく少量入れるだけ。」


っと、急いでいた私はパパパっと作って、それじゃクラス行って来るから、と 教室に向かった。
仕事を終え、家へ帰ると、だんなが、


「LUANA,今日はナナが晩御飯作ってくれたんだ。」


と、嬉しそう。
私が作った天とじ丼を 見よう見まねで、けんけんとダンナに作ってくれたらしい!!

ダンナ曰く、

「美味しかったよー。」

とのこと!
ナナは横でにんまりしていた。
9歳の娘が 見よう見まねで日本の味をトライした!!その事実がとってもとっても嬉しくて、「すごいよ!!ナナ!」と、思わず褒めて抱きしめてやった!
子供のこういう思いがけない行動って、親をこんなにも感激させるものなんですねー。
















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最終更新日  2004年10月27日 12時12分15秒
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