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2004年11月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私の教えている日系クラブにもう一人日本語教師がいる。

日系2世で、日本語が上手で、とっても明るく、初対面で誰とでも仲良くできる朗らかな人で、私も仲良くしている。
歳は40歳前後といった感じで、背が低い恰幅のいい独身女性だ。


 彼女は以前日本人子弟向け幼稚園を経営していたのだが、経営に行き詰まり、今は辞めて、1からの出直し状態。今年から日本語も教え始め、私にいろいろと質問してきていたので、私も精一杯応えたり、教材を貸したりしていた。そして、このたび入った地区日本語教師会へも彼女の紹介で入ったのだ。


 日本語が達者で、日本の文化が好きだし、日本の漫画などもよく読んでいるし、日本人相手に幼稚園を経営していたこともあったから、私は日本人と接するような感覚で付き合っていた。
しかし、彼女はやっぱりブラジル人だった・・・。


 貸した教材を返さない。
確かに、「今使っていないから、ゆっくりとどうぞ。」とは言ったよ!でも、半年以上も返さないし、「あれ、長く借りててごめんね。」の一言もない。たまたまその教材を必要とする生徒が出てきたので、「あれ、返してくれる?」と頼んだのだが、1ヶ月以上も持ってこない。ついに業を煮やして、「明日持ってきてね!」と自宅にTELまでもしたのだが、やはりまだ持ってこない。もう2ヶ月になろうとしている。



そして、生徒に売る教材も「あ、これいいね。売ってくれる?」だなんて言って、お金を持ってこない。二冊も持っていったけど・・・。そろそろ催促しようかな?6ヶ月ぐらい経ってるし。


 また、肝心の地区会も集まりにほとんど出席しない。
確かに、平均年齢60歳のベテラン教師たちは超真面目で、ものすごく精力的に活動しているから、私も参加するのに結構苦しいものがある。折角の週末がつぶれてしまうし、第一勉強にはなるけど、楽しいとは言いがたいし。
それでも、こういう勉強会とか催しに向けての準備などは一人一人に役割が分担されており、ドタキャンは許されないと思う。そして、できるだけ出席すべきなのではないだろうか。だから、私はこの地区会の存在を8年前から知っていたにもかかわらず、なかなか覚悟が決まらなかったのだ。
地区会の日本語イベントや取り組みにことごとく参加しないから、親分格(こういう表現がぴったり!)の教師にしかられたり、あきれられたりしたらしい。

彼女はこの地区会だけでなく、サンパウロの中心に当たる教師会にもほかの幼児関連のグループにも参加しており、休日は遊んでいるわけではなさそうだ。
それでも、手一杯広げすぎたようで、自分で広げた関係にきゅうきゅうにしめられているというのが現状のよう。

「あの先生は皆忙しい中をぬって参加しているのに、一人一人の自覚が足りないと皆に迷惑がかかるだなんて言うけど、私だって、いろいろあって忙しいんだ。」

なんて、私に同情を求めていたけど、私ははっきり言いました。

「日本ではね、グループに参加したら一人一人がきちんと取り組まないとダメなんだよ。ブラジルの大学のグループでの課題のように、できる人だけがやって多忙な人はごめん!一言で逃げるというのは許されないよ!和がたいせつなんだからね。」


そう、ブラジルでは結構そういう人が許されるのです。


「分かった。この日は必ずいく。」

だなんて言っておいて、ドタキャンするということを何度も繰り返し、グループも彼のことをあきらめ、期待しなくなる。それでも、一応同じグループに名前を載せているのだから、頑張った生徒と同じように単位はもらえる。
だから、彼女も名前を載せておけば、たまに顔を出すだけで許されると思ったのだろう。


大抵のブラジル人って、こんなものだと思う。自分の利益につながることにだけ必死になり、後は適当。責任感というものがないのだ。






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最終更新日  2004年11月10日 20時14分07秒
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