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最近は、かなり数も減ってきたヘアマニキュアであるが、良い事も色々ある。良い点からあげていくと地肌に着けないため、肌の弱い方には向いている。酸性枠で全てを行うため、傷みがない。カラーバリエーションが豊富。カラーチェンジが容易などがあるだろうそれに対して、悪い点をあげてみると色持ちが、1ヶ月程度しか持たない。酸性が強いため、傷むわけではないが、きしみやすい。白髪などには、色をこびりつかせるため、ヘアダイのように、内部まで浸透して染まるわけではないので、色味が薄い。キューティクルのすき間に着くため、色が落ちるとともに、キューティクルがはがれやすい。やったばかりの時は、色落ちが激しく、濡れると衣服などにも着きやすい。パーマなどのアルカリ成分が着くと、一気に色落ちする。明るく出来ない。これら、欠点もかなり多いため、かなり少数派になってきているのではないだろうか。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 27, 2006
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身の毛がよだつという言葉があるがこれは、急激に緊張したり、おどろくような時に見られることなのですが髪も体毛も、毛穴に隣接しているもので、立毛筋というものがあるのです。これが、緊張することにより、収縮を起こし、毛を立てるということになるのです。よく、そのような時に腕の毛などは、はっきりと出やすかったりします。これは、短く細いため、立ったのが解りやすいわけです。その逆に、髪の毛は、長く重みがあるため、立っているのが解りにくいのです。漫画などでは、髪が思いっきり立ったりするのを見るのですが、そこまで立つようなことはありえないです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 26, 2006
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パーマの2液って、パーマを固定させるためのものなのだが一般に多く使われているものが、ブロム酸ナトリウム(臭素酸塩)というものなのです。少数派で、オキシドール(過酸化水素)を使うものもあるが、髪が明るくなるなどの問題もあり、縮毛矯正やデジタルパーマなどに使われる場合以外では、あまり使われない。さて、ブロム酸ナトリウムの2液なのだが、何が怖いのかというと、、、パーマは、一般では、薬液の販売で、5人用というものが多いのだが、必ず1液2液のセット販売が義務づけられている。この5人分の2液を飲むとしたら、自殺ができるのである{{{{(;>_
Jun 25, 2006
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これからの時期、寝癖が付きやすくなる季節なのです。昨日の内容をちょっと振替ってもらいたいのだが、水で毛の内部のたんぱく質が緩むということを書いたのだが、、、この時期になると、かなりの寝汗をかくのです。つまり、髪も汗で濡れやすいわけなのです。そうすれば、緩んでいるうちに寝返りなどすれば、くずれた髪形で寝てしまい、それが乾けば寝癖となるわけです。ですから、濡れてくずれたものは、再度濡らさないと、髪形は直らないのです。最近では、寝癖直しなる仕上げ剤などが出ておりますが、これは、アルカリ成分などが入っており、より、内部を緩めるため、直しやすくなるのですが、アルカリが残留していくため、髪の傷みの元となるため、極力避けられた方が良いです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 23, 2006
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良く美容室で、髪の質や傷みを判断してパーマ液とかを決める場合がある。ただ、これには大きな落とし穴があるのです。大抵の美容室では、乾いている髪を触り、傷んでいるかと判断する場合が多い。もっとひどいと、見た目だけで判断なんてこともあるようだ。本来、髪の内部のたんぱく質には、色々な結合があり、その中で水素結合というものがあるのだが、この結合は水で結合が切れてしまう性質があるのです。つまり、乾けばその結合は再度結びつくため、乾いていると、その結合により、髪の強度は惑わされるのです。まして、結合には、大きく分けると主鎖と側鎖というものがあるのだが、主鎖は今回は説明しないが、側鎖というもののうち、水素結合が8割をしめているため、濡れていると、かなりのものが緩んでいることになるわけです。つまり、それだけ緩ますことにより、他の結合がどれだけ結合されているかと強度を計るのが、正しい強度の計り方であり、イコール傷みの度合いになってくるわけです。そして、健康な髪であれば、濡れている髪の毛一本で、約120g~150gのおもりを持ち上げられるといわれています。80gを切り出すと、かなりのダメージ毛になり、通常のパーマ液ではかからないとか、ヘアダイしても、2週間くらいで髪が褪色してきたりします。60gを切った髪は、パーマはどのようなことをしてもかけることが困難になります。ヘアダイでは、染まっても、数回のシャンプーで落ちてきてしまうでしょう。そして、60gを切る髪は、濡らすだけで、張りがなくなり、くったりしてくる髪になってきます。まして、濡らすと、ゴムのように、ぶよぶよに伸びたりするようでは、60gを切るどころか、計測すら出来ない、髪とも呼べないようなものだということです。そのような場合は、パーマ液でも着けたら、溶け始めることすらありうるのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 22, 2006
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一昨日行きました、アジアビューティエキスポですが、流れを見てくるつもりで、色々なブースへ目に付いた内容の一番は、デジタルパーマ系の出店が多かったことです。その場で、実演等も多く、かなりのにぎわいでした。3年前は、エクステンションが多かったのですが、1/3程度に減っていた感じでしたね。このように、時代によって、人気のものを見極めていくことも必要なのでしょうね。個人的には、器具とかのブースが毎回おもしろいのですが、すごいものになると、シャンプー椅子なんかが、まるでファーストクラスの椅子のような作りwでも、見た目ばかり進んでも、実用性にかけるようなものも多いので、なんともコメントしずらいです。広い会場で、半日ではじっくり見れなかった感じでした。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 21, 2006
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ヘアワックスというと、べたつくとか、使いにくいという意見を良く聞きます。しかし、使い方次第では、これほど利用価値のあるセット剤は、そうないです。まず、慣れていない方は、できるだけソフトタイプを選ぶことをお勧めします。使う時に、少量ずつ使うのがコツなのです。一遍に着けようすれば、べたつくのは当然ですよね、、そして、手につけたら、こすって手にしみ込ますくらいに、手になじませてから使うのがベストなやり方。そして、着けるのは、内側から着けること、決して表面より着けると、ぺったんこになるだけで、形が整いません。内側を着け終えてから、うっすら手にのこったものを、表面になでてあげれば、べたつかずきれいに着けられるのです。足りない場合は、少しずつ手にとり、コントロールすることにより、着けすぎにならずにすみます。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 20, 2006
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アジアビューティエキスポに、明日は行ってくる。3年前も行ったのだが、アジア最大の美容のお祭りである。私たち研究チームは、参加はしないのだが、何人かは来るそうなので、会場で落ち合うことになっている。とりあえずは楽しみである。明日の日記に書けるような成果があることを祈って、、、↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 18, 2006
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女性の場合、長い髪は女性らしさの象徴とされた時代もありました。これは、ヘアサイクル(髪の生え変わりの周期)が、男性より長い年月をかけて生え変わるからなのです。男性の場合、サイクルが長い方でも5年といわれています。女性は、それに対して、7年といわれています。個人差があるため、人によっては、8年近くもある場合もあるそうです。たとえば、日本人の平均的な一ヶ月の延びが、1.2cmとしたら、一年で14.4cmもし、7年延びるとしたら、約1mにも達するわけです。ただし、平均的とした場合なので、延びの早い方ですと、2cmくらい、一ヶ月に延びる方もおりますから、そのような方がむりに延ばしたら、身長近くまで達する場合もありうるのです。それだけ延びるものですから、昔から、長い髪は女性の象徴であったに違いないでしょう。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 17, 2006
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髪は女性ホルモンの働きにより生えているといいました。そして、その女性ホルモンが大きく変化するときが、二度あるわけです。髪も、その影響を受ける事が多いのです。子供のころの髪から、大人になっての髪は明らかに違ってくるはずです。これは、初潮を向かえ、思春期時期に大きなホルモン変化を起こすからなのです。つまり、生理の周期が安定するまでと言われていますが、そのころは、髪質も変化しやすいのです。たとえば、中学生くらいから、癖毛になりだしたというのは、そういう影響があるからなのです。ですから、そのような時期に、パーマやヘアダイといった、頭皮に刺激のあることをしたりすると、影響するだけでなく、それを増幅させることだってあるのです。さて、そのように、思春期に変化をするのであれば、二度目の変化は、更年期時期ということになるわけです。つまり、閉経を向かえるころには、ホルモン分泌も少なくなり、髪にも影響するわけです。それ以降は、子供のころの髪に似てくるとも言われますが、分泌が少なくなった分、髪も細くなりだしたりするわけです。癖の度合いも変化していくともいわれています。それらをまとめていくと、子供のころの髪に似ているように思われる場合が多いということなのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 16, 2006
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時々、お客様で、良い薬でかけて下さいと、パーマのオーダーで言われることがる。時には、前に行っていた美容室で、うちは良い薬を使ってますからと言われたと教えてくれるお客様がいます。さて、良い薬って?うちには、良い薬というものはないのでわからないのですが、、、はっきり言えば、私の美容室では、お客様の髪に合った、そして、デザインに合わせてチョイスする薬液を使用するのです。各薬液には、必ず特性があり、良いも悪いもないものなのです。まして、値段が高いから良い薬というのもどうかと思うのです。たとえ、それが良い薬だとしても、処理が悪かったり、お客様の髪に合わないものであれば、返って傷んだり、逆にかからずということもありえるのです。個人的に言わせて頂ければ、そのような美容室ほど、薬液知識の浅いところかと思うのです。まず、デザインや髪の質に応じた薬液チョイスをしてくれる美容室探しをしてみましょう。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 15, 2006
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髪の機能として、脳を守ったりすることはだれでもわかること。あるときは、クッションとしてそして、熱を放射することもする。しかし、もっとすごいこともしているのです。一般では、起きないことなのですが、毒素を対外に排出するという役目もするのです。ナポレオンが死んだのは、後からヒ素中毒によるものだと言われております。これは、ナポレオンの死後、髪の毛の根元より3cmほどヒ素が付着していたという事実があるのです。和歌山のカレーにヒ素を入れていたという事件も、その前に起きていた事件について、旦那の髪からヒ素が検出されたという。つまり、毒物を少しでも体外に排出させようと、髪などの毛に付着させて外に出そうという効果があるのです。髪ってすごいですねぇ↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 14, 2006
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髪は、女性ホルモンの管轄によって、生えているのだがホルモンの分泌等で様々なことが起きるのです。今回は、その中の一つの症状を書きますね。これは、生理時にも言えることなのですが、産後3ヶ月くらいは、女性ホルモンの分泌の関係で、独特の脂が髪を覆い易くなるのです。生理の場合は、それが軽度なため、最近の界面活性剤の性能が上がり、ほぼムラのないようになったのだが、産後は、その何倍もの脂が分泌されるのです。そのため、薬の浸透力が薄れ、かかりが悪くなったり、ムラがかりになったりすることがあるのです。大抵の方は、3ヶ月程度で収まるのですが、母乳を中心にされている方の場合、まれに6ヶ月近くその分泌が続く方もおります。これは、パーマだけでなく、ヘアダイなどにもいえることなどで、基本的には、3ヶ月程度は、そのような、薬液を使う技術については、避けることをお勧めいたします。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 13, 2006
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今から20年近く前のころなのですが、薄毛になる方が増えた時代があったのです。そのころ朝シャンブームで、リンスinシャンプーなども流行ったころです。なぜ、薄毛になるのかというとリンスinシャンプーが原因の一つにはなるのですが、使われる界面活性剤が、両面性界面活性剤というものが入っているのですが、これが毛穴に詰まりやすいものなのです。ただ、それだけの原因で即薄毛になるのではないのですが、朝ということで時間がなかったり、流しなどで洗うなどのことで、ゆすぎがきれいに行われず、それによって、両面性界面活性剤が大量に付着したままでいれば、詰まりやすくなって当然。さらに、それらが残留することにより、雑菌の繁殖になったりと、頭皮にも悪影響を起こすことにもなるのです。そして、時間がないからと、中途半端な乾かし方といったように、悪いことの繰り返しによる、薄毛になっていく原因を作っていったのです。現在はブームも去り、朝洗う方も少なくなってきていると思うのですが、もし、朝洗うと言う方は、書いてあるような事を注意して洗ってあげて下さい。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 11, 2006
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全てがそうだということはないのですが、小学生くらいまでは、髪を極端に短く切ったり、長い髪をばっさり切るというのは、良くないのです。幼稚園や学校で、しらみとかが流行ったりしたら仕方ないのでしょうけど、普段は、極力避けた方が良いとされています。これは、子供自体、脳を守るということが敏感になっているからなのです。つまり、髪は、脳を守る保護機関になるため、急に短くなったりすると、驚き、癖毛になりやすくなるのです。癖毛とは、クッションの良いものになるため、脳を守り易いわけです。七五三などで伸ばした髪を、夏間際までほったらかして、急にプールがあるから短くしてというお母さんが良くみえるのです。それなんかは、七五三が終わってからは、かなり期間があるわけですから、徐々に短くしていけば良いのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 10, 2006
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昨日の続きになるのだが染めたのに、1週間くらいで元の色や、もっと明るくなったりということがあるのです。ヘアダイとは、ブリーチと毛染めが同時に行われていると、昨日も書きましたが、暗くしようとしても、ブリーチが毎回行われていると、髪にダメージが進み、髪の内部が穴だらけになるのです。そして、その穴に、一旦は、染めた色が着くのですが、色素の塊より、穴の方が断然でかいと、流出してしまい、色が薄れてしまうのです。そのため、最近では、前に書いた、ティントという技法が生まれています。ティントというのは、ブリーチのパワーがまったくないものや、少しだけだったりという、染めがメインのヘアダイを使うのです。しかし、これでも、元々がかなりダメージであれば、効果が1週間というわけでなくとも、2~3週間程度で、元の明るさになってしまうこともあるのです。そのために、P.P.Tなどで、穴の開いた箇所を修復したものと平行してティント技法を行わないとならないのです。つまり、自宅でやる場合は、無理になるということなのです。そして、そのように染めても、シャンプーが粗悪なものを使えば、全てだめになります。必ず、美容師と相談して、トータル的にやっていかないと治りません。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 9, 2006
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一般には、ブリーチのが傷むと思われがちなのだが考え方を、同じ明るさという場合にすると、ヘアダイのが傷むのです。ヘアダイの場合は、毛を染めるのと同時に、脱色もされるのです。つまり、ブリーチされていることになるのです。ブリーチというのは、明るさをうまくコントロールさえ出来れば、軽く茶髪にしたりも出来るわけで、全てが金髪近くまでなるというわけではないのです。たとえば、ブリーチ剤を水で薄めれば、パワーダウンし、コントロールしやすくなります。うちの店では、ブリーチもオリジナルで、アルカリ剤のパワーとオキシドールの濃度のコントロールで、ヘアダイのように、何段階にも分けられるように調合しています。では、なぜヘアダイのが傷むのかというと、毛を染める場合暗い色素が入るため、ブリーチの力は、何段階も明るい色まで脱色されてしまうのです。染めるというのは、髪を傷めることはないのですが、ブリーチというものは、明るくなればなるほど傷みが出るものなのです。つまり、うまくコントロールしたブリーチで希望の明るさまで上げれば、ヘアダイのブリーチ力より同じ明るさでは、低いことになるわけです。たとえば、白髪を隠したいとか、赤っぽい色にしたい、くすんだ色味にしたいなどというものは、ヘアダイでしかだせませんが、ただ明るくしたいだけというのであれば、ブリーチでコントロールするのも、髪に負担が少なくていいですよ。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 8, 2006
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最近、シャンプーや仕上げ剤などの広告やCMで、ヒートプロテインという言葉を見たり耳にしたりしますが、どのようなものなのか?前に説明しました、P.P.Tというものの一種なのです。P.P.Tというのは、たんぱく質を細かくしたもので、髪の補修として使われます。ただ、細かい状態では、髪に吸収させてもすぐに流出してしまいます。そこで、P.P.Tの分子の端に、P(リン)などを付けて、ドライヤーなどの熱により、リン同士が繋がりあって、大きな分子にさせて、髪に定着させようというものなのです。ただ、欠点があり、髪が濡れていると、髪の内部まで浸透していかず、髪の表面でそのような効果が起きるため、トリートメント力としては、弱いものになってしまうということです。もし、仕上げ剤でしたら、シャンプー前に、たっぷり着け、一旦ドライヤーで乾かしてからシャンプーを行い、その後、仕上げ前に軽く着けてあげると有効です。そのようなものを使っていても、自然乾燥をされる場合は、意味のないようなことになるので、気をつけて下さい。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 7, 2006
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髪のツヤは、健康毛に見える要素の一つ。さて、髪のツヤの仕組みを言いますと、日本人の髪の仕組みと欧米人(白人)の髪の仕組みは違うのですが、日本人から言うと、まず光が髪の内部に入り、色素に反射し、キューティクルを解してツヤが出るので。それに対し、欧米人は、髪の内部を光が通過しやすいと言われています。そこで、ここからは日本人の髪についてですが、ツヤが出ない原因として良く言われるのが、第一に上げられるのが、カラーなのです。つまり、ヘアダイやブリーチのことになるのですが、明るくすることにより、色素が減るため、ツヤがなくなるのと同時に、アルカリの成分による、キューティクルのうろこが開いてしまい、ツヤがなくなるのです。キューティクルとは、薄い透明の膜のようなもので、それが開いてしまうと、光の通過の妨げになってしまうのです。ですから、ツヤを出したいと思われる方は、まず、明るさを抑えたものにすることです。そして、美容室でヘアダイをされる場合、明るさを抑えるのに、ティントでお願いしますと言いましょう。現在、カラーをきれいに見せる技法で、ティントというのがあるのですが、ヘアダイ自体が、微アルカリであったり、中には中性タイプの、脱色力をほとんど持たないヘアダイがあるのです。これは、負担も少ないし、キューティクルも落ち着いてくれるものが多いのです。そして、カラーの次にツヤを落とす原因は、ブラシなどの摩擦になります。キューティクルは、前にも話しましたが、摩擦に大変弱いものなのです。最初のうちは、キューティクルがある程度はがれると、薄くなって返ってツヤが出るのですが、それを超えて、欠損してくると、ツヤは一気になくなります。そのため、ブラシの使い方は細心の注意を払いましょう。あと、元々ツヤが出にくい方がおります。これは、癖毛の方がそうなるのですが、癖毛の場合、髪の断面を見ると、楕円形になっているのです。通常、ストレートの髪は、真円に近いと言われています。つまり、楕円形のもので、さらに癖のねじれが入ることにより、乱反射を起こしてしまい、ツヤが出ないのです。そのため、癖毛の方が、カラーで明るくしたら、一番ツヤがなくなってしまうと言うことになるわけです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 6, 2006
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今日は、メーカーの講義及び打ち合わせのため、時間がなく、お休みいたします。
Jun 5, 2006
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ヘアダイブームが収まり、最近では、髪のダメージについて、相談が増えております。ブームとしては、髪の健康美というものが流行り出していると言えるでしょう。その中で、傷んでしまったものを回復させる手段として、トリートメントというものがあります。これは、ご自宅でやる、トリートメントクリームを付けるということではなく、美容室で行われるトリートメント技法のことなんですが、、、未だに、トリートメントクリームなどを付け、スチームをかけて料金を取っているようなとこもあるようですが、かなりそのようなお店は減り、現在では、2~4段階程度の工程があるような、トリートメントシステムが増えてきているのです。メーカーによって様々な技法があり、どれがよい、どれがわるいなどというのでなく、総合的に見て、こういうトリートメントをしてくれるところがいいですよという例をあげますね。まず、髪のタイプによって、工程が違うというところは、かなりレベルの高いところです。髪というのは、千差万別で、さらに傷み具合も違うわけですから、ワンパターンのところは、良くないと言えます。シリコンコーティングタイプを勧めるところは要注意。これは、シリコンを髪に纏わせるだけで、2~3日で剥げてしまって、トリートメント効果としては、意味のないものなのですが、どういうものなのかというと、最初にシリコンをたっぷり塗り、余分なシリコンを、アルコール等でぬぐいとり、シリコンの膜を作るのですと、手触りやツヤは良くなるのですが、1~3回程度のシャンプーで取れてしまいます。CMなどの撮影で髪をきれいに見せたりするのは、このようなものでやっているのが多いです。トリートメントをしたい時に、問い合わせた時にどのような成分なのか聞くと良いかもしれませんね。使われていて効果の高いものとしては、P.P.T(たんぱく質という場合も)やキチンキトサン(キトフィルム)、亜硫酸塩(サルファイトと呼ばれパーマ剤としても使われる場合もある)、その他特殊な油脂なども有効的なものがある。逆に、効果が低いものとしては、シリコンやヒアルロン酸などは、その場は良いが、シャンプーなどで、すぐに効果が薄れてしまう、一般トリートメントクリームなども、これらに属するでしょう。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 4, 2006
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最近では、どの美容室に行っても、赤外線の加温機がある。しかし、その加温機も、ものによっては効果が出ないものがあったりする。リング状のものが回ったり、閉じたり開いたり、アームのものが回転するなど、おしゃれなものが増えてきた。しかし、このような可動タイプがやっかいなのである。見た目もおしゃれで、動くことにより、効果がありそうに見えるが、実は逆で、温度が上がりきらなかったり、温度ムラの原因でさまざまな、悪い結果が出ている。私も、講師などで、教えに他の美容室に出向くのだが、アーム型の固定タイプがない場合、すごく困ることが多い。特に、縮毛矯正の時などは、1液を効かせる時に、一番大事になるのが、熱なのです。可動式の加温機でやると、温度にムラが出て、必ずといって、伸びが悪いようなところが出来てしまう。ヘアダイなどに至っては、色ムラの原因になるため、講習の場合は、加温機を使わないようにしている。さて、あなたの行かれる美容室はどっちかな?↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 3, 2006
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美容の仕事をしていると、円形脱毛症の方を ちょくちょく見かけます。基本的に、円形脱毛症は、ストレスが原因だと言われています。なっていても、まず気付かずにいる方もいるのですが、、、大抵が、10円玉程度の物が出来るのが通常です。それ以上大きいものは、幾つか出来ていて、それが繋がって大きくなったものなのです。ただ、出来た原因のストレスとは、その場で起きたことではないのです。前に書いた、「産後に禿げる?」のところを見て頂ければわかると思うのですが、ヘアサイクルといのがあり、終止期が3ヶ月あるわけですから、原因も3ヶ月前に起きているのです。そして、データで出ていることなのですが、頭髪の真ん中に出来れば出来るほど、早く生え、生え際に行くほど、生えてくるのが遅いそうです。そして、ひどくなると、円形脱毛症から、悪性脱毛症になる場合もあり、その場合は、いくつもの円形脱毛が、頭全体に出来たようになります、ひどい場合は、眉毛なども脱毛になることもあります。そのような場合は、医者にかかって、しっかりしたケアをしなければなりません。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 2, 2006
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前髪の生え際で、前髪を下ろしたいのに割れてしまって、下ろせない。襟足が、上を向いて、ショートにするときまらない。このような方が仕事をしていると、沢山あるのです。みなさんも悩んでいる方が多いかと思います。これは、全て、つむじなのです。つむじとは、頭のトップにあるだけではないのです。髪のまわりだけでなく、体中にあるものなのです。つむじの役目としては、毛の一定方向に向かせる役目があるのです。そのため、たとえば、腕の毛を見ても、一定方向に向かって生えているはずです。大抵、体のつむじを合わせると100個ほどあると言われております。そのため、生え際などにあってもおかしくはないと言うことになるわけです。つむじとうまく付きあえるように、美容師さんと相談してデザインを決めていくのが重要ですね。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
Jun 1, 2006
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はい、影響致します。煙草に含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させる効果があるのです。かなりのヘビースモーカーですと、影響が出るデータが出ています。これは、収縮することにより、栄養成分である、たんぱく質などが、スムーズに運搬出来なくなると言われております。かなり吸われる方で、髪が細くなったとかいわれる方は、要注意かもしれません。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 31, 2006
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CMなどでも、時々早染めなどという言葉を聞く。早いというのには、訳がある。結論から言ってしまえば、早染めは早く褪色してしまうのです。これは、ヘアダイの主成分にあたる、ジアミン色素と呼ばれるものの構成の問題なのです。通常のジアミン色素と呼ばれるものは、発色&重合ということが、髪の内部で起こるのです。発色というのは、字のごとく、色が出ることなのですが、重合とは何か?これは、ブドウを想像して頂きたい。通常のジアミン色素というのは、変化前は、ブドウの粒が一個ずつばらばらな状態だと思って頂きたい。そして、一粒ずつのものが、髪に入り、重合とういう反応が起こり、ブドウの房のように塊になるのです、このときに、大きくなるため、髪に入っても、外に出にくくなるのです。これに対して、早染めタイプのものは、多くの成分が、発色のみで、重合反応を起こさないのです。通常のヘアダイと呼ばれるものは、重合反応がある程度完了するのに、約30分の放置が必要とされております。それに対して、早染めと呼ばれるものは、10~15分と大変短いのです。これでは、重合する成分が入っていても、内部でしっかりした重合が起こりません。まして、元々重合を起こさせない成分があるため、その場は染まっても、1~2週間程度で色が薄まってきて当たり前です。そして、早染めと書いていないものでも、そのような成分を使われているものがかなり増えているのが現状でもあります。それは、外箱に書かれている内容成分表示で簡単に見分けられるのですが、ニトロという言葉があれば、その成分が入っていることになります。たとえば、ニトロXXXXXとかXXXニトロXXXのような感じに書かれているものです。持たないヘアダイされても、つまらないでしょうね^^↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 30, 2006
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全てではないが、ダイエットで髪が痩せることがある無理なダイエットの場合、髪の元である、たんぱく質も栄養不足になるのが原因である。さらに、太さもまばらになるため、手触りも悪くなったりもします。そして、血行不良等も起こりうる可能性もあるため、ひどい場合は、脱毛症を併発することもあるのです。ですから、プロテインの摂取をしながらのダイエットするとかなら良いですが、極端な食事制限のダイエットや、偏ったものしか食べないというダイエットは避けましょう。髪が痩せれば、前にも書いたように、細い髪は傷みやすいのでマイナスになるだけですね。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 29, 2006
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良く育毛のことで、お客様に質問されるのですが食べ物とかはどのような物が良いのかと質問されます。即答で、大豆製品と答えてしまうのですが理論としては、高たんぱく低カロリーが理想ということなのです。たとえば、大豆を例に上げれば、たんぱく質が約40%、炭水化物と脂質が各約20%ずつ、残りは水分やその他の成分だと言われています。さらに、大豆の場合は加工も容易ですし、見直にあるものとしてうってつけなのです。もちろん、動物たんぱくでも悪くないのですが、脂質を取りやすくなってしまうのです。前にも書いた海草ではどうかと言うと、ひじきや海苔などはたんぱく質は多いものの、量を食べるには、かなり大変なものであるということになってしまう。あと、補助として摂取したいのが、青魚とかは、血行を良くする効果があるので、たんぱく質と同時に取れるものとしてお勧めです。これは、青魚の脂がサラサラ血にしてくれることにより、たんぱく質を血液中で運搬するのに効果があるからです。そして、良くない食べ物としては、動物性の脂質の高い食べ物だったり、アルコール、刺激物などが上げられます。動物性の脂質などは、動脈硬化などの元になったり、若禿げの原因である、脂漏性脱毛の引き金にもなりかねません。アルコールや刺激物(辛いものやチョコレート、ニンニク、など色々あります。)などは、脂漏の原因である、皮脂腺を刺激し、脂の分泌を促進させたりとすることに繋がります。たまにはいいでしょうが、こんなことをしたら良くないというのが、焼き肉で、カルビのような脂の多いようなものを食べ、ビールを飲み、タレにはニンニクたっぷり、つまみにキムチなんかって言ったら、最悪の組み合わせでしょうねwでも、動物たんぱくもある程度取ることは必要ですし、程良くバランスは取らないといけませんよね、ただ、偏った状態ではいけないということなのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 28, 2006
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似たようなものなのですが縮毛矯正の方が、1工程多いのが、大きな違いになるのです。1工程とは、どのようなことかその前に、通常のストレートパーマの説明をすると1液という、髪の内部を緩める薬を付け、加温なり放置をした後、クシ等で延ばす。水洗する場合としない場合があるが、それは、メーカーやお店によって違いがある。その後、2液を付けて固定するのが、一般に言われるストレートパーマ。さて、縮毛矯正には、この中で、クシ等で延ばすことはしないが、1液後、水洗をしてから、工程が一つ増えるのです。考え方としては、乾かしながら延ばすか、乾かして延ばす、というのが入るのです。乾かしながら延ばすというのは、ブロー式で、ブラシ等である程度引っ張りながら、ドライヤーで乾かして、真っ直ぐな状態にするのです。乾かして延ばすというのは、アイロン式で、ドライヤーで先に乾かし、その後、アイロンで真っ直ぐに延ばして形を調えるものなのです。つまり、乾いた状態で真っ直ぐになっていることをするかしないかで、縮毛矯正とストレートパーマの違いになるわけです。癖毛の方でしたらわかるはずですが、シャンプー等で髪を濡らした時は、かなり真っ直ぐになったり、癖が緩んだ状態になるのです。逆に乾いてくると、癖が強くなるわけです。ですから、ストレートパーマのように、薬液により、濡れたままですから、乾いた段階での延びがないのです。逆に、縮毛矯正では、乾いた状態で延ばしているので、仕上がった時にも、癖がきれいに延びるのです。もちろん、熱を特殊に加えるわけですから、専用の薬剤になるので、値段的にも高くなるものが多いです。最近は、縮毛矯正の安売りをしているお店もありますが、薬も高い、手間も余分にかかるのに、ストレートパーマと同じ価格だったり、逆に安くやっているお店すらあり、そういうところの技術には疑いを持ちますよねぇそして、この縮毛矯正を応用したものが、最近流行りの、デジタルパーマとか形状記憶パーマと呼ばれるものなのです。これは、ヒーティングロットという、熱を発するロットで髪を乾かして、カール形状に置き換えただけなのです。ですから、パーマ液も、大抵が、縮毛矯正用の薬液を使用することが多いです。詳しいことは、また書きますね^^↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 27, 2006
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日本人の平均的な髪の太さは、0.08mmと言われています。太い方になると、0.12mmくらいあり逆に、猫毛と呼ばれる細い方ですと、0.05mmくらいの細い場合もあるのです。そして、構造的に言えば、キューティクルのうろこ状のものが、細いと荒く、太くなるにつれて密になっていくのです。つまり、キューティクルというのは、いわば髪の鎧のようなもので、それだけ見ただけでも、荒ければ、もろいと言えるのです。逆に、太い方なら、密になっているため、少々剥げても、傷みに繋がらない場合もあるわけです。ただそれだけで傷むわけではなく、細い髪の場合は、体積もおのずと小さいのですから、内部のたんぱく質の量も小さくなって行くのです。太い人と、細い人の両極端の体積の率で見ても、2.5:1という数字になってくるのです。つまり、細い方のたんぱく質が仮に1個流出したとします。太い方でしたら、同じものが2.5倍も流出しない限り、同じ傷みにならないということになるのです。そのため、細い髪の方ほど、髪に負担をかける場合は、注意が必要になってくるのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 26, 2006
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昨日に続き、抜け毛に関することになります。産後間も無い時に、抜け毛がはげしいということをお客様より言われます。これは別に問題ないことではあるのですが、仕組みを知れば安心出来るかと、書いてみます。まず、体毛を含め、全ての毛というものは、ホルモンにより生えているということ髪は、一般的にも良く言われる、女性ホルモンの管轄で生えていることを知って下さい。つまり、妊娠、出産、生理、思春期、更年期、その他婦人科系のホルモン等のバランスの変化により、髪の質などで、なんらかの変化を起こし易いのです。さて、それでは、髪の生える仕組みというか、ヘアサイクルというものを書くと1、成長期-髪が延びていく期間4~7年 ↓2、退化期-髪の延びが急激に遅くなる期間1ヶ月 ↓3、休止期-髪の延びが止まり、次の髪が生え出すまで待つ期間3ヶ月 ↓4、脱毛&新生-毛根の中で新しい髪が出来始め、前の髪は抜け、次の髪が出てくるのが2~3ヶ月、そして、1の成長期に戻る。さて、それでは、産後に沢山抜ける仕組みというと妊娠5ヶ月くらいになると、抜け毛が少なくなり、ほとんどが3の休止期に入ったものが、4の脱毛&新生にならずに、休止期のままとどまってしまうのです。そして、産後になり、約1ヶ月間で、休止期であったものが脱毛&新生になってしまうのです。昨日述べたように、一日が55本抜けるとしたら、妊娠5ヶ月から産後1ヶ月分、つまり6ヶ月分が抜けるわけですから、6倍になるわけで、約300本近い抜け毛が一日に起きるわけです。そして、産後3ヶ月程度になると、その抜けた後より新生毛が出てきて、短い毛が沢山目立ってくるのです。ただ、それも、ある程度経てば、普通の周期にもどり、全くわからなくなるのです。ですから、産後に、ごっそり抜けても心配しないことです。少しヘアスタイルでやりにくいかもしれませんが、我慢して頂くしかないです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 25, 2006
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これからの時期は、髪が抜けやすい時期に入ります。年間を通じて、これから7月あたりまでと、9月から10月ころにかけては、良く抜ける時期と言っていいでしょう。この時期に関しては、一日に100本以上抜けても問題はないのです。日本人の平均的な髪の本数は、約10万本と言われています。それが、個人差はあるのですが、4~7年で全体が生え変わるのです。仮に、5年で生え変わるとしたら、年間に2万本抜けることになるのです。単純に計算しても、2万本を365日で割ったとして、約55本が1日に抜けていくわけです。さらに、抜けやすい時期であれば、なおさら多く抜けるわけですから、100本程度であれば、問題はないということになるのです。シャンプーをしていて、手に髪がかなり着いていても、ほとんど平気です。まぁ、手が髪で覆われ、真っ黒になっているなら話は別でしょうけどwそんなことは、普通おこりませんので、安心していていいです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 24, 2006
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最近は、かなりのお店で縮毛矯正を導入している。そこで、うまい店、へたな店の違いとかは、どうなのかと書いてみようと思う。まず、縮毛矯正のタイプには、2種類あるのだが、一つは、Mr.ハビットと呼ばれる、ブロー矯正式、もう一つは、一般的なアイロン矯正式。今回は、一般的なアイロン矯正式だけを取り上げてみようと思う。Mr.ハビットについては、正規サロンのみ看板を掲げられるので、しっかりしたサロンが多いので、今回は留めておきます。さて、条件等色々メーカーによっても違うので、オーソドックスな考えでまとめていきます。1、時間的にかかるお店は要注意大抵のアイロン式であれば、2時間半(カット仕上げも含む)を切れる程度が、通常正しいやり方である。髪が、極度に厚いや長いといった場合でも、3時間程度でしょう。それ以上かかるということは、髪に必要以上の薬液の置き時間を取っているか、アイロンのかけ過ぎになるからです。薬を置き過ぎれば、髪に負担がかかるのは当たり前。アイロンの時間でも、かかり過ぎになれば、熱で傷んできます。それから、薬液を流して、アイロンかけたりする間に放置などされていれば、空気中の酸素により、酸化が進み、伸び率が悪くなるようなことも起きます。2、完全に乾かしてからアイロンしないと怖い。うちの店に見える前に通ってたところは、熱かったというお客様がかなりおります。うちの店では、アイロンをかける前にブローをして、それからアイロンをやや低い温度でかけます。これは、ただお客様が熱いと思うということではなく、髪の内部で水蒸気爆発がおこり、たんぱく質にもかなりの負荷をかけてしまうのです。まず、うちでは、ブローするというのは、根元の毛流を安定させることと、完全にムラなく乾かすこと、そして、毛の負荷をアイロンで最小限にするため、設定温度下げても伸びるように軽く伸ばして方向を一定にさせる効果を兼ねて、ブローしているのです。まず、この3枚の顕微鏡写真ですが、一番上のものが、一般的なアイロンで悪いやり方で行ったものです。キューティクルが開ききって、かなり荒れているのが解ります。真ん中の写真は、先ほどの、ブローをして、温度を低めに設定したものです。きれいなキューティクルが維持できているはずです。一番下の写真は、Mr.ハビットのものです。ブローのみで伸ばす特殊タイプ、負荷が少ないため、仕上がりもきれいにキューティクルが整っております。3、引っ張られているのはきれいに伸びない前に、ブローのコツでも書いた、たんぱく質は螺旋状なのだということ。つまり、1液で内部が緩んでいるのに、強い引っ張りですと、スプリング形状のものが、いびつになってしまうのです。アイロンは、あくまでも滑らす程度で充分きれいに伸びるので、逆に強く引くことにより、形状は悪くなっていくのです。それに、個々で、力加減は変わるので、2人で行う場合は、フロントの左右は同じ人がやるのが当たり前、それを別の人がやるのは、バランスの悪いようになりがちです。そういう美容室は基本も出来ていないところが多いので、避けられるのがよいでしょう。4、細かいところをいうと普通、1液を付ける前に、髪に負担をかけないような処理をされているかどうかは、かなり傷みの出方が変わります。矯正用の1液は、クリームタイプかジェルタイプなのでわかるかと思うのですが、その前に、毛先にしかちょっとしたものを付ける程度ではまず、いい加減なところと言えます。前に書いた、P.P.Tとかの処理を全体にするのが当たり前じゃないとおかしいです。アイロンをかける前というか、アイロン前の乾かす前というのが正しいのですが、その時に、何か付けているかどうかですね、液状のものやジェル状のものを付けていれば、傷みの軽減になるものが多いです。オイル状のものですと、ほとんど無意味になります。これは、温度の上がりを少し遅らせる程度にしかならず、効果がないのです。なにも付けないのは、もっとひどいですけどね。他にも、上げ出すとキリがないのでここらへんにしておきますが、このようなことが当たり前に行われているのが、現在の美容室なので、選ぶのには気をつけましょう。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 23, 2006
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パーマをかけている時に、ターバンを変えてくれるところがある。これは、薬がついて肌が気持ち悪いという配慮からなのだろうが、肌にとっては悪いこと。。。肌の角質が変化したものが髪と思ってもらいたいのだが軟質ケラチンと硬質ケラチンの差はありますが、同系のケラチンたんぱくなのには変わりない。つまり、一液を着けた際、肌にも付着するのは当然。まして、肌のが、体温があるため、髪より反応が強いのです。それなのに、二液を着けて、ターバンを変えてしまっては、二液の定着性に欠けるのである。つまり、角質自体が、アルカリやパーマの一液の特徴である還元という作用がされたまま、帰されるということになるのです。通常、二液自体は、還元作用の逆になる、酸化作用によって安定させるものなので、髪には直接塗布するが、肌には流れ残ったものが着くわけで、まして直接ターバンには着けるものではないので、交換することにより、肌に対する二液効果はほとんどありえない状態になるのです。そのため、不安定になった肌は、弱い方などでは、かぶれや赤味かかったようになり、ひどい場合は炎症を起こすこともありうるのです。もしそのようなことになったら、皮膚科に行くことをお勧めします。軽度の場合は、コーチゾン系軟膏を着けると良いと言われていますが、医者ではないので、言い切れませんので、薬局等でご相談するのも良いかと思います。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 21, 2006
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最近の美容室では、かなり使われるようになったものなのですが茶色の液の正体は、P.P.T(ポリペプタイド)と呼ばれるものなのです。これは、たんぱく質を細切れにしたようなものだと思って下さい。前にも書きましたが、たんぱく質は、アミノ酸が51個以上繋がったものという定義があります。つまり、51個未満、アミノ酸単体の中間的なものです。簡単に述べればパーマの場合は、損傷し代謝してしまったたんぱく質の代用に埋め込み、チリつき防止とか、ウエーブの持ちを良くする効果があるのです。ヘアダイなどに使う場合は、髪自体のたんぱく質の代わりにP.P.Tが損傷し、髪本来のたんぱく質の損傷を軽減させる効果や、色持ちをよくさせる効果が望めます。基本的には、ドライヘアに塗布し、ドライヤー等で半乾きから完全に乾くように使います。ただ、付ければ良いというわけではないので、美容室で使うところを観察しても面白いです。もし、ウエットヘアに付けたり、乾かしたりしないようなところは勉強不足のところかもしれません。理想の使い方としては、半乾き程度に乾かすというのが最新理論になっています。もっと丁寧にやるところなら、一度付けて、乾燥後、もう一度付けて乾燥させると、かなり傷みの強い方には有効になりますねうちでは、もっと難しくする場合は、二度目のものをアルカリ剤を入れ、遠赤外線の加温機で数分暖めてから乾燥させたりも致します。このようにすると、かなりの傷みのある毛でも、きれいにパーマをかけたりすることも可能になるのです。また、髪によっては、うちで扱っているP.P.Tは8種類あるため、混合したりして髪質にあった調整もしております。さらに、CMなどで耳にする、ヒートプロテインと呼ばれているものも、このたぐいに入ります。ただ、補修能力というのはプロのものとは違い、髪の周りにこびりつき、保護する程度と思って頂いた方が適切かと思います。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 20, 2006
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多くの方が、このことについて悩みがあると言われています。なぜ落ち着かないのかというと髪の内部には、オルソコルテックス(Oコルテックス)といものと、パラソコルテックス(Pコルテックス)というものが存在しているのです。オルソコルテックスというのは、親水性といって、水分を引きつける効果のあるものなのです。パラソコルテックスというのは、逆に撥水性で、水分をはじく効果のあるものなのです。これが、直毛になればなるほど、きれいに入り交じった状態になるのですが、癖毛になればなるほど、オルソコルテックスはオルソコルテックスだけで層になり、同様にパラソコルテックスも層になり、2層状態になっていくのです。さて、髪の性質で、水分を含むと、髪は膨らみ伸びもします。膨潤というものなのですがオルソコルテックスが親水性ですから、湿気が多ければ水分を含み膨潤するわけです。逆に、パラソコルテックスは撥水性ですから、水分を含みにくいため、膨潤しないわけです。つまり、片方の層では、膨らみ、片方では変化なしですから、ひずみが出てきて、落ち着かない形に変わっていくのです。そのため、無理なブローとかをしても、時間が経ち、湿気とともにひずんできてしまうのです。回避するには、現在では縮毛矯正等でかなりの改善ができるようになっています。ただ、今日は書きませんが、縮毛矯正ほど、美容室選びの難しいものなので、慎重に選ぶのが大事です。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 19, 2006
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良く、髪にはワカメが良いと言われるが、根拠はまったくないことたぶん、ワカメ自体が黒っぽいので、昔から、髪の黒いことに対して良いと言われていたようだ。髪の黒いのは、メラニンという色素であって、それは、アミノ酸のチロジンという成分が変化したものなので、ワカメにチロジンの含有量が多いかと言えば、ほとんどないものなのです。つまり、ワカメを食べたから髪に良いということは言えないのです。強いて、取り上げるとしたならば、海草全般で言えるのは、ヨウ素が含まれるため、海草の成分を髪に与えるなら、たんぱく質同士の間を取り持つ接着効果があるていどでしょう。あとは、髪の成分となるたんぱく質の含有量からいけば、ワカメなんかより、ひじきのが断然多いです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 18, 2006
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明日より、仕事で韓国に行ってまいります。18日より日記再開させて頂きます。(゜゜)(。。)ペコリ
May 14, 2006
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かなり矛盾していると個人的には思っていることなのです。良く、パーマとか縮毛矯正、ヘアダイなどで、長さによって料金が違う店がある。私の店では、技術内容により、値段差はあるものの、長さで変えることはないです。値段が違う所とは、長くなるにつれて、値段が上がっていくシステムなのだがパーマを例に上げてみれば、薬を多く使うからという理由なのだろうがたとえば、ショートに比べ、ロングに使う薬液の額というのは、そんな何千円も余分に使うものではない。まして、ショートなどは、ロットの本数も多くなり、手間はかかるものだ本来、美容の料金って技術料としてうたっているにもかかわらず、技術そっちのけで、薬代を請求していくのもおかしいものだ。カラーにしても、そうだが、ロングの方が細かくやらずに、一気に出来たりする。私的には、そういうところほど、技術がないものだと思っていますけどねしいて言うなら、ブローくらいが、長さの差があってもいいかなと思える技術料でしょうつまり、長さで値段差のあるようなところは、信用出来るところが少ないと思ってもいいかもしれませんd(-_^) ネッ?これは、あくまでも個人的な考えなのですけど、、、↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 13, 2006
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昔から、白髪を抜くと増えると良く言われています。お客様からの質問でも良く出る話なのですが、そのようなことはありません。まず、抜くことにより起こるのは、毛根内部の毛母細胞が炎症するくらいなものです。その炎症も癒えれば、また、毛は作られていきます。その際に、白髪であった毛は、また白髪になって生えることが大半です。つまり、抜いたのに、約2~3ヶ月したら、白髪が顔をだすといったようなものなのです。そして、その短い白髪というのが、短さゆえに立って目立つものなのです。まして、白髪自体、普通の黒い毛より、水分が少なく硬いため、なおさら強く立ってしまうのです。さらに言えば、白髪というのは、白いため、膨張色になるため、黒い毛の3倍も多く感じるものなので、より目立つものなのです。ですから、抜いたからといって、増えることはないのです。ただ、老化現象として白髪が増えていくわけですから、時間とともに、抜く抜かないにかかわらず、増えるのは仕方ないことなのです。現在、白髪というのは、毛母内にある、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞が、なんらかの原因で、メラニン色素の製造をしなくなることしか解っておりません。そのため、現在の科学では、まだ白髪を黒い毛に戻すというのは不可能に近い状態であります。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 12, 2006
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自宅で普通にシャンプーしてあれば、パーマ前に絶対しなければいけないということはありません。たとえば、このような事を言う美容室があったら、昭和のころのパーマ液使っているのですかと言ってもいいくらいです。「シャンプーしてあっても、リンスしてあるとムラになるので洗わせて頂きます。」などと言うところは、勉強不足といえるでしょう。なぜなら、パーマ剤には、均等に行き渡るように、界面活性剤を使用しています。たしかに、昭和40年代以前あたりでは、界面活性剤の性能も高くなく、ムラになることもありました。さらに、昨日説明したように、ロットを強く巻くことにより、薬の浸透の妨げでムラになっていたのです。つまり、リンス等してあっても、パーマにはなにも影響ないのです。そして、1~2日前あたりにシャンプーしてあれば、問題なくかかります。たしかに、一週間とかしてなければそれは、かかりにくくてあたりまえですがねwあとは、油分の多いものや、シリコンのようなコート剤が着いている場合はかかりにくくなりますので、シャンプーせざるえません。そして、本来は、パーマ剤の1液は、頭皮に着けないようにするのが正しいのですが、どうしても着いてあたりまえなものなので、洗いたてですと、頭皮に細かい傷等が出来る可能性があるため、しみたりかぶれの原因にもなりやすいとも言えるのです。本来は、頭皮に1液を着けないというのは、別の意味なのですが、ついでに書くと、毛の根元に薬液が着くことにより、毛はロットで方向付けられいるので、頭皮よりその方向に折り曲げられるわけです。そうしたら、その折れた箇所より、断毛という、切れやすくなる状態になってしまうのです。そのため、びちゃびちゃと1液を着けるような美容室も怪しいものなのです。さらに、パーマ前にシャンプーをさせるのは、美容室に儲けさせるだけ、さらに、それを指導しているメーカーも、シャンプー剤が売れるので、煽っているだけなのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 11, 2006
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さて、パーマでこんな経験はないでしょうか?パーマでロットを巻く時ギュウギュウに引っ張られたり、巻いた頭が、思いっきり突っ張って痛かったということ。かなりの確率であるかと思うのです。これは、時代遅れと言っていいものです。私も、この業界に入り、当初はそのような巻き方を教育されました。でも、これは間違ったことで、現在はゆるく巻くのが最新の技術なのです。ゆるくとは、決してパーマのかかりが弱くなるものではありませんのでそれでは、どういうことなのかと説明していくと地肌に悪いとか、痛いからということではないのです。それをきちんと出来ていないと、髪が痛むだけなのです。たぶん、みなさんは、美容室に行かれ、パーマの際に、1液2液という言葉を聞いたことがあるかと思うのです。その意味はと言うと、1液というのは、髪の内部のたんぱく質を緩めて、髪がロットの形に変化していくものと思って下さい。2液は、その緩んだものを固めて、形を固定するものと思って下さい。そして、1液というものが髪を傷める要素であるのですが、きちんと2液で固定が出来れば、傷みはそんなに出るものではないのです。では、なぜきつく引っ張った状態で巻くのがいけないのかと言うとまず、1液というのは、髪を膨らませる効果があるのです。膨らむ率は、約1.5倍程度なので、かなりのものです。これは、中のたんぱく質が動きやすくするためなのです。さらに、もう一つ知っておいて頂きたいのが、キャップ等した後、10~15分(薬によって幅がある)してからは、著しく髪に負担がかかるものなのです。さて、そのことを考えて行くと、思いっきり強く巻くことにより、髪と髪のすき間が減るのに対し、膨らんで来るわけですから。もっと強く絞った状態になって行くのです。さて、雑巾を思いっきり絞った状態を想像して頂くと、その上からいくら水を与えてもしみ込みませんよね。つまり、2液を与えても、表面にしか着かないってことになるのです。ですから、巻き始めの毛先は、内側になっているため、毛先に対して2液が働かず、さらに、時間だけは過ぎて行くわけですから、毛先が極端に痛んで行くのです。良く、パーマかけたのに、毛先がゆるくなってしまうのは、2液が毛先に到達してない証拠なのです。ですから、そういうパーマをかける美容室は時代遅れと言われてもしょうがないのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 10, 2006
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良く、枝毛をまめに切っているのに枝毛が減らないということを質問されます。これは、減らずに増やしていることがあるのです。元々が健康な髪であれば、そうそう枝毛にもならないのだが傷んできている部分が枝毛になるのですから、元々もろい髪の毛なのです。そこに、使うハサミが悪ければ、つぶし切りになるわけで、その切り口から大事な成分が流出しやすくなるのです。つまり、ハサミの問題ということが言えるのです。まず、美容や理容で使うハサミは、鋭い刃がついてます。滑らせば、皮膚くらいは簡単に切れてしまう刃です。ですから、一般に使う事務用のハサミであったり、刃物屋さんで買った程度のものでも、決して刃がまともについているとは限りません。ましてや、美容のハサミとかで良いものは、10万円なんかは当たり前さらに、私事ですが、メンテを2ヶ月に一度、好意にしているハサミを販売している方が来て、調整してもらってます。だからこそ、傷ませずにカットが出来るのです。まして、カットの基本はウエットでやるもので、ドライは傷むので、最終調整でドライカットはするものなのです。枝毛は濡れていたら、解りませんから、ドライで切るようになるため、さらに傷めてしまうのです。ですから、枝毛が目立って来たら、美容室に行かれることをお勧めします。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 9, 2006
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コマーシャルや雑誌のヘアケアなどでも、良く髪は弱酸性と呼ばれている。なぜ、弱酸性になるのかっていうと髪に含まれるアミノ酸の成分の割合によるものなのです。前にも述べたように、髪はたんぱく質である。そして、そのたんぱく質は、アミノ酸の繋がったものだということその中に、酸性のものとアルカリ性のものがあるのです。大抵のものが、中性なのだが、酸性のものが二種類、アルカリ性のものが三種類含まれているのです。まず、酸性のものから言うと、グルタミン酸、アスパラギン酸アルカリ性のものが、アルギニン、リジン、ヒスチジンというのが含まれるのだがその比率が問題なのです。グルタミン酸 13.6~14.2%アスパラギン酸 3.9~7.7%アルギニン 8.9~10.8%リジン 1.9~3.1%ヒスチジン 0.6~1.2%このように、パーセンテージでみると、酸性のアミノ酸が多いのです。そのため、他のアミノ酸が中性なわけですから、全体から見ると、酸性のアミノ酸の性質が勝つために、酸性を示すわけです。これが、弱酸性と呼ばれる理論になります。そのため、ヘアダイやパーマなどで、アルカリ性の薬剤などが残留することにより、弱酸性でなく、アルカリ性に傾くために、傷みやすい髪になってしまうのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 8, 2006
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昨日は、子供に対してのヘアダイでしたが今日は、日本のヘアダイ事情について書きたいと思います。最近CMなどで良く聞くのが、”臭いがない、香りが良い”などと言う宣伝文句を耳にします。これは、日本ばっかりの話なのです。外国では、大抵がツーッンとした臭さがあるのが普通です。これは、ヘアダイに含まれるアルカリ剤が、アンモニアを使用するからなのです。さて、なぜ日本の最近のヘアダイは臭わないのか?これは、アンモニアの代わりに、モノエタノールアミン、トリエタノールアミンというアルカリ剤を使用しているのです。さて、この臭う臭わないというのは、揮発するかしないかの違いなのです。つまり、アンモニアは、空気より軽いため揮発し、モノエタノールアミン、トリエタノールアミンなどは、空気より重いため、不揮発なものになるのです。そこで、怖いのが、揮発すれば、髪の内部に残るアルカリ成分は減るのだが、不揮発であれば、しっかりアルカリ成分が残留することになるのです。前に述べた、髪がアルカリになると、60℃までしかたんぱく質は耐えられないと書いたがそれ以上に、ヘアダイの場合は、オキシドールも残留するため、脱色や傷みも進んでしまうのです。つまり、臭わないヘアダイの方が、髪を傷めるのです。仕上がったばっかりは、補助に入ってるコート剤や感触を良くするようなものを含ませているため、良く感じますが、時間の経過とともに、傷みが著しく出てくるものなのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 7, 2006
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良く、子供でカラーリングしているのを見かける。それを見るたびに、なんて馬鹿な親がいるんだろうと思ってしまう。現在、美容の技術のうち、毒性の一番高いのがヘアダイだ。大人でも、しみたり、ひどい場合にはかぶれなどを起こすことが、多々ある。そのため、法律でもパッチテストをするように義務付けられている。その方法は、耳の裏などに、希望色を作り、塗って、48時間で、かゆみや痛みがないか調べるものだ。私の店でも、初めての方や、過去にやったことあるが長い間やってない方には、パッチテストをしてからでないと、ヘアダイはしないようにしている。特に、主成分であるジアミン色素というものがあるのだが、これがかなりの毒性を持ち、ひどい場合には、四谷怪談のお岩さんのように腫れ上るとまで言われているものだ。さらに、一緒に入っている、アルカリ剤などで、薬物火傷を起こす場合もある。そして、2剤として混ぜるオキシドールでも、しみたり痛みを感じたりすることもあるのです。一般に消毒などに用いるオキシドールは、1.5%なのに対し、ヘアダイなどは、3~6%の高濃度のものを使用するから、厄介なのです。そして、そんな毒性や刺激の強いものを、子供の弱い肌に使用したら、どれだけ怖いことなのか解りますよね。そして、そのような刺激を与えると、髪自体もきれいな髪が生えてこなくなることにも繋がっていく場合もあります。(これは、また詳しく後日書きます)私から見れば、そのような子供の親は、子供を自分のおもちゃ替わりとして扱っているのではと疑問を持ちますね。もし、そのようなことをしている方がいたら、この内容を読んで、改めて頂けたらと思います。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 6, 2006
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化学調味料とは?味の素などが有名ですが、中身は何なのか主成分は、グルタミン酸ナトリウムというものだ。さて、髪は何で出来ているのかというとそう、何度も書いておりますが、たんぱく質がメインであります。そもそもたんぱく質とはどういう物質なのかと言うとアミノ酸が繋がった物なのです。定義として言うならば、アミノ酸が51個以上繋がったものをいうとなるのだがそのアミノ酸というものの中に、グルタミン酸というものがあるのです。さて、良く表示で、コンビニの弁当やカップ麺などにも、アミノ酸等というものが記されているのをみかけるが、これが化学調味料と呼ばれるもの、別名うまみ調味料などとも言われているものです。そして、髪のたんぱく質を分解抽出すれば、グルタミン酸を取り出すのは可能なのです。そして、髪のたんぱく質の中には、アミノ酸が約20種近くあり、シスチンという成分の次にグルタミン酸が含まれているのです。そして、グルタミン酸の量は約15%前後と言われています。だからといって、髪を噛んでも、うまみはないですけどねwつまり、それだけの量があるし、グルタミン酸自体、酸性成分(アスパラギン酸など微量に酸性アミノ酸はあるが)のため、髪のたんぱく質を水酸化ナトリウムなどで煮てしまえば、アミノ酸単位に分解し、酸性のため、電極をつければ、+の極に着いてくるので、抽出は容易なのです。実際、戦後の食料難の時代には、アミノ酸が主である醤油も不足のため、代用醤油として、髪から作られたものがあったらしいです。とにかく、ちょっと食べたくないようなイメージもありますが、面白話として書いてみました。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 5, 2006
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さて、今日は、たんぱく質の性質について、一つ面白いことを書きましょう。前にも書きました、たんぱく質は、左巻きに螺旋を巻いているということを覚えているでしょうか?その螺旋巻きをしているため、ある性質が髪にはあるのです。女性の方なら、経験あると思うのですがある長さになると、髪が跳ねるという現象特に、肩に毛先が触れるくらいになると、極端に出るのだが、その前からも、軽く跳ねが出たりするものです。いくらブローしても、時間が経つと、知らぬ間に跳ねていたということもあるはずです。これが、螺旋状のたんぱく質の性質なのです。そして、それが必ずといって跳ねるのが右ではないでしょうか?一部の癖毛の方以外は、右跳ねになるのが普通なのです。これは、生えている髪の方向と左巻きの性質によって右が跳ね、左は内巻きになりやすいのです。どんなすごいカットがあっても、ある一定の長さ(個人差があるが)を超えると、そのような跳ねが出てくるものなのです。まして、最近のように、鋤いたりするようなカットになればなおさらのことそれを無視するのは、縮毛矯正や自分で仕上げにアイロンをかけるなどと、物理的に無理やり伸ばしたようにしない限り無理なのです。そのため、跳ねることを前提に美容師さんとヘアスタイルを決める時の参考にすると良いでしょう。跳ねるのを極力出ないカットとは、ワンレングスのように、全て同じラインでカットしてしまうようなものになってしまいます。ですから、それではつまらないと思うので、跳ねるという性質をうまく応用出来るように、ヘアスタイルを考えることも必要ですね。今は、ヘアワックスなどでコントロールするなどの方法もありますから、そういうものでコントロールする手もありですね。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 4, 2006
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さて、仕上げ剤と言っても、色々あるのですが、今日は、ブロー前のものを限定として書きます。まず、昨日のブローによる摩擦を考えると、摩擦を軽減出来るものを選びたい。どのようなものが良いかというとコーティング効果のあるものが良いでしょうコーティングするもので主なものとしては、シリコン、キチンキトサン(キトフィルム)、その他樹脂関連を使ったものなどになります。つまり、髪の周りを覆って、ブラシから直接の摩擦をクッションとして軽減させるものが良いでしょう。CHヘアパックD (しっとり・しなやかタイプ)180ml一般で出回っているもので、ここらへんが無難なものになるでしょう。そして、保湿とかには、オイル系、ヒアルロン酸などの入っているものなどが良いかと最近は、オイルでライトタイプのものが人気が出ていたりします。SchwarzKopfシュワルツコフクセ毛クアディープスリーク(50ml)このような品が無難でしょうただし、オイルの場合は、着けすぎると、べたつくだけでなく、油焼けを起こす場合があるので、説明内容を読んで使いましょう。そして、絶対に使ったら傷めるだけのものというのもあるのです。全てとは言いませんが、癖毛が伸びるとか落ち着くなどというものは避けた方が良いです。さらに、寝癖直しなども、怖いものがあります。なぜかと言うと、これらの物の中で、多くのものが、アルカリ成分が含まれているからです。自然乾燥のところで書いたのですが、髪がアルカリ性に傾くと、60℃でたんぱく質が壊れ出すのです。つまり、そのような成分を着けて、ドライヤーを使えば、壊れやすくなり、中のたんぱく質が緩んで伸びやすくなるわけです。ですが、どんどん分解が進むと、壊れたたんぱく質は流出しだし、最終的には傷みとして出てきてしまうのです。↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 3, 2006
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昨日の続きになります。とにかく、髪に対して強い摩擦は、傷みの最大要素になりかねないということでそれでは、どのようにブラシを使っていくのかとそこで、今日に続きをしたのかと言うと一般には、普通にブラシで仕上げる方もいれば、ブラシ付きドライヤー(クルクルドライヤー)などを使う方も多いからです。まず、簡単に言うと、髪をブローする時には、約3~5割程度は、ブラシを使わずにドライヤーのみで乾かすくらいにしてください。その後、ブラシを使って行くのですがパネル分けをして仕上げるようにしていくと、簡単に仕上げしやすくなります。その時に、厚さにもよるのですが、一つのパネルを3~5cm厚みとしたら、そこを、1~3回で仕上げきるくらいに、力をかけずに、ゆっくりブラシをずらして行くのです。なぜ、力を入れて引っ張ったりしてはいけないのかと言うと髪の中のたんぱく質の構造を考えると、左巻きに螺旋を描いた構造になっているということつまり、中身は、小さなスプリングのようなものだということだと思って下さい。そこで、一般のスプリングを考えて頂きたいのですが、必要以上の負荷で引っ張ったら、どのようになるかです。きれいに戻らず、がたがたになっているはずです。それは、髪にも言えることで、濡れているときは、強度も弱く、力づくで引っ張ることにより、いびつになり、ボリュームも返って出てしまうのです。そのために、思うように形が出来ないなどと言う方も少なくありません。さらに、ブラシ付きドライヤーではどうでしょう。まず、気をつけて頂くのに、アタッチメントを変えられるものがほとんどだと思うので、出来るだけ荒めのアタッチメントにしていただく。次に、ここが一番重要なのですがブラシを髪に当てる時は、両手を使っても構いません、しかし、抜いて行く時には、必ず添え手を離すということ添え手をずっと当てていると、それだけで、何倍も引っ張り易くなるからなのです。そのため、普通のブロー仕上げされている方より、ブラシ付きドライヤーを使用される方のが、枝毛や傷みの激しい方が多いのです。そして、乾ききった髪は、たんぱく質が固まった状態と思って頂きたいのですがそのため、乾いた髪に、一生懸命ブラシを掛けても、髪はいうこと利かないのです。ですから、落ち着かない髪をブローする場合は、最低でも、ブローしたい箇所だけは、霧吹き等で濡らして、中までしみ込む程度(1~2分)置いてから、先ほどのようなコツでブローして下さい。なお、髪は、ブラシを当てた方向に毛先がなびくため、表面からのブラシを当てるのは、落ち着かなくさせるだけなので、基本は、内側より当てるのを基本にしましょうそして、ブラッシングということは、一般の方は、ほとんど必要ないと言えます。まず、ブラッシングの重要性は、汚れを浮かせることと、頭皮のマッサージなのですが汚れを浮かせるのは、現在のシャンプーのペース(毎日や一日置き)では、不必要になります。頭皮のマッサージについても、素人の方がやる場合は、返って、頭皮を傷つけたりするので、避けた方が良いです。まして、摩擦が起こり、髪を傷めることになるため、お勧め出来ることではありません。明日は、ブローに使う、仕上げ剤等について書きますd(-_^) ネッ?↑↑↑↑↑↑↑↑クリックしてねぇ
May 2, 2006
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