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面接の前日、ついにママちゃんに転職の話をした。この瞬間が一番緊張したかもしれない。「まあいいんじゃない」ああ、よかった。その後に「給料変わらなければ」と言われた気がするが、聞こえないフリをしてその場をやり過ごした。とにかく、これで家族の同意は得られた。いざ面接へ。志望動機と自己アピールのシナリオは、頭へ叩き込み、完璧だ。準備は万端。……のはずだった。実際の面接は、思ったより“顔合わせ”だった。会社の概要と仕事内容を淡々と説明される。こちらが話すターンが来ない。そして最後に、突然の一言。「何か質問ありますか?」……え?えーっ!、シナリオにない展開。完全に想定外。質問?考えてない。頭の中が真っ白になり、その後の展開はほとんど憶えていない。何か質問したような気もするが、記憶にない。でもまあ、終わった。とりあえず終わった。
2026.10.12
転職をするには家族の同意が必要だ。それは分かっている。分かっているのに、まだ言えていない。水面下で面接までこぎつけた。ここまで来るのに、まあまあの勇気と、まあまあの勢いが必要だった。なのに、肝心の家族にはまだ何も伝えていない。この時点で、すでに作戦としては破綻している気がする。「今更転職なんて、ママちゃんになんて言えばいいんだろう」この問いが、今日ずっと頭の中でぐるぐるしている。賛成されなくてもいい。でも、猛反対されたらどうしよう。その未来を想像すると、口が開かない。明日は面接だ。スーツを準備していても、ママちゃんは何も言わない。ただ静かに、いつものように家の時間が流れていく。その沈黙が逆にプレッシャーで、「早く言わないとなぁ」という気持ちだけが焦っていく。タイミングを見計らっている。そして今日、どこかのタイミングで言う。たぶん言う。言えるはずだ。言えたらいいな。
2026.10.05
面接の準備をする。「ビジネスシューズ、最後に履いたのいつだっけか」と、言いながら靴箱を開ける。作業服での出勤が当たり前になって10年以上が経つ。で、靴箱を開けたら出てきたのが――先端が鋭利なとんがりシューズだった。「10年前、流行ってたなー」なんて感慨にふける。尖れば尖るほど“仕事できる男”みたいな空気があった、気がする。懐かしさと同時に、“これ今履いて大丈夫なのか問題”が急浮上して、心配になる。というわけで靴屋へ直行。見栄は張りたいけど、リーガルは高嶺の花。ハルタもギリ届かない。おじさんの財布事情はシビアだ。「このままオラオラ系とんがり靴で面接に挑むか」そんな悪魔の囁きが聞こえてくる。
2026.09.28
しょぼくれたおじいさんの顔写真を貼った履歴書を送付した。正直、写真の時点で落とされると思っていた。だって、あの顔だもの。ところが、である。特に何のツッコミもなく、「面接希望です」と連絡が来る。まだ大丈夫らしい。しかし面接の内容が問題だ。「志望動機と自己アピールをお願いします」ときた。志望動機って言われてもなあ。勧められただけだし。自己アピール?そんなものがあれば、今ごろもっと違う人生を歩んでいる。これは面接で落とされるな。うん、たぶん落ちる。しょぼくれたおじいさんが、しょぼくれたまま帰ってくる未来が見える。
2026.09.21
先週から突然始まった、転職騒動。「とりあえず履歴書が欲しい」と言われ、そうかそうか、それはそうかと履歴書テンプレートをダウンロード。……が、ここからが面倒くさい。まず、学歴。何年に入学して、何年に卒業したか――そんなの、もう覚えているわけがない。次に職歴。これと言った功績も実績もないし、ただただ平凡な生活を積み重ねてきただけの人間がアピールできることなんて、皆無に等しい。そして最後に志望動機。これがまた全然思いつかない。「培った経験を活かせると…」とか書いてはみたものの、これって、アピールできてるのか。気づけば深夜にタメ息の連続。とりあえず証明写真を履歴書に貼りつけてみる。そこにいたのは――しょぼくれたおじいさんだった。
2026.09.14
人生の分岐点なんて、進学して、就職して、結婚して――もう全部通り過ぎたと思っていた。そう思って、淡々と毎日を積み重ねていた。仕事は仕事、家庭は家庭。あとは病気と怪我には気を付けようと。ところが、だ。50歳オーバーのおじさんに、まさかの“転職”というカードが出される。仕事で長く付き合いのある方から、転職先を紹介される。冗談かと思ったら、どうやら本気らしい。しかも受け入れる側も妙にウェルカム状態。「え、今さら転職なんてある?」そんな戸惑いと、ちょっとしたワクワクが止まらない。さて、この話の結末はどうなるのか。転職するのか、しないのか。まだ誰にもわからない。もちろん自分にも。
2026.09.07
N-BOXの納車当日。あのスン男だった営業マンは満面スマイルで登場する。まあ、納車のときくらい愛想よくしてもらわないと。というのも、最後の最後で任意保険のオプションちょい足しを提案してくる。オプション付けたら1万円アップ。いやいやいや、もう勘弁してくれ。丁重にお断り。車検証と鍵を受け取り、無事に納車の儀は閉幕する。当たり前なんだけど、新しいN-BOXはガルルルーって言わない。
2026.08.31
N-BOXの新車契約書にハンコを押した途端、急に事務モードへ切り替わる営業マン。後日、住民票を持って行っても、「はい、預かります」の一言で終了。契約するまでのあの愛想の良さはどこへ行ってしまったのか。――なんなん、この急なスン。よくある話だと分かってはいる。こっちからすれば“たった一人の営業マン”。あっちからすれば“たくさんいるお客の一人”。――でも、スンしなくてもいいじゃないか。来週はいよいよ納車。営業マンはどんな感じで来るんだろうか。営業スマイルが復活するのか。淡々と鍵を渡して終わるのか。気になって仕方がない。
2026.08.24
N-BOXの買い替えが決まったその日から、営業マンとの攻防戦が始まる。まずは見積もり提示。謎のオプション、謎の延長保証、謎の安心パック。ひとつひとつ要否を確認しながら削っていく。再三の見積もり修正の末、ようやく希望額に近づく。最近のディーラー、本当に値引きしない。そして最後の攻防――頭金22万円問題。ここでママちゃん、静かに口を開く。「頭金20万にしてくれたら買いますよ」営業マンの眉がピクリと動く。すかさずカウンターが飛んでくる。「では2万円値引きしますので、JAFに入会していただけませんか」「入会金6000円ですが…どうでしょう」ママちゃんと営業マンの視線がバチバチと火花を散らす。まるで一休さんと将軍さまのとんち対決。ポクポクポク……チーン!ママちゃんが静かに微笑んで言う。「じゃあ、2万6000円値引きしてくれたらJAF入ってあげる」営業マンが静かに天を仰ぐ。「……わかりました」気づけば新右衛門さんみたいな立ち回りをしている私。頭金19万4000円の書類にサインする。一休さんのとんち勝負さながらの攻防戦は、ママちゃんの勝利で幕を閉じたのであった。
2026.08.17
日曜の午後。リビングで家族会議が始まる。今日の議題はただひとつ。「N-BOXを乗り続けるか、手放すか」議論が白熱…するほどでもなく、最終的な決定権を握るのは我が家の裁判官、ママちゃん。ママちゃんの判決は…家族がそわそわ見守る中、ママちゃんがゆっくりと口を開く。「新車に買い替えよう」その瞬間、家族から「おぉ〜!」と歓声が上がる。まるで判決が下った法廷のような空気だ。「勝訴」の紙を持って走ってくる人を思い出す。…あれは誰なの?こうして、我が家はN-BOXの新車に買い替えることになった。
2026.08.10
N-BOXの乗り換えを検討し始めたタイミングで異変が起きる。エンジンをかけると、ガルルルー、ガルルルー……と、うなり始める。なんだこの音。ディーラーが見ても、すぐには原因がわからないらしい。「エンジンばらさないとわからないです」「ばらすのに費用と時間がかかります」……いや、ホントか。ばらすとお金がかかるから“乗り換えたほうがいいですよ”の流れに持っていきたいだけじゃないの。どうも腑に落ちない。とはいえ、今の貯金では新車は買えない。乗り続けるか、手放すか。どうなる、N-BOX。
2026.08.03
N-BOXのリコールでディーラーに向かった。点検が終わると営業さんから“あの話”が始まる。「残クレの返却期間が来年に迫ってますね」「今、中古車の市場が熱くて、高値で買い取りできますよ」「車検代を考えたら、買い換えてもローンの金額はほぼ一緒です」はい、出た。そして毎回思う。ホントに買い換えた方がお得なのか。今がチャンスみたいなテンションの営業トークに騙されているだけではないのか。気づけば残クレ歴は10年以上。ローンのように毎月支払い続けているのに、手元には何も残っていない。これではディーラーから毎月レンタカーを借りてるのと同じじゃないか。それでも、新車が欲しいと思う自分は確かにいる。心が揺れている。
2026.07.27
店員さんに向かって「あそこのおじいちゃんが…」と言った瞬間、自分の脳内で警報が鳴った。いやいや、と思いながらも、店員さんの年齢を見れば、たぶん20代。彼らから見れば、50歳オーバーはもう十分「おじいちゃん」でしょう。つまり、自分が「あのおじいちゃん」と言ったとき、店員さんも心の中で「あなたもね」と思われたに違いない。人生って、こういう小さなブーメランが突然飛んでくる。投げたつもりはないのに、気づいたら自分の額に当たっている。
2026.07.20
新しい眼鏡を作ろうと思いイオンに行く。イオンを歩いていたとき、ふと目に留まった親子の光景。若い夫婦が手をつないで仲良く歩いていて、その少し後ろを小さな子どもがウロウロしながらついていく。胸の奥がモヤッとした。この感情、喜怒哀楽の「怒」じゃなく「哀」だな…。「夫-子-妻で手をつないで歩けばいいのに」そんな考えが頭に浮かぶ。ふと、「これはおじさんの考えなのか」と自問する。親子のスタイルはそれぞれで、外から見える一瞬だけで判断するのも違うのかもしれない。でも、そういう“古い価値観”のほうが、少なくとも子どもには優しいんじゃないかと思ってしまう。それでも、あの子がちょっと寂しそうに見えたのは事実で、その光景が妙に心に残ってしまった。イオンの雑踏の中で、ほんの数秒の出来事。
2026.07.13
残業していて、ふと気が付くと机の周りを片付けていた。溜まりに溜まった書類を見て、シュレッダーしようと思い立つ。ガガガガッ――。事務所に響くシュレッダーの音。誰もいないと思っていたら誰かがいた。他部署の人で、普段ほとんど話すこともない。黙々と書類を作っているようで、こちらのことは気にしていない…ように見える。なんか気になる。「怪しい書類じゃなくて、ただの溜まった書類ですよー」って言いたい。レイザーラモンRGのあるある言いたいが頭をよぎる。話しかけたら逆に怪しいか…?そんな考えが頭の中でぐるぐる回る。別にやましいことは何もないのに、こういう状況って妙に気まずい。
2026.07.06
最近、本当に困っている。遠くは見える。近くも見える。なのに“中距離”だけがまったく見えない。普段は近視で眼鏡を掛けているから、遠くは問題ない。でも眼鏡を掛けたままだと、スマホや本の距離がぼやける。じゃあ眼鏡を外せばいいのかというと、今度は遠くが全滅する。そして一番厄介なのが、パソコン画面の50〜70cmという“中途半端な距離”が壊滅的に見えないこと。眼鏡を掛けても外しても、この距離だけがどうにもならない。これが老眼の現実らしい。「近くが見えにくくなるだけ」なんて甘い話ではなかった。解決策はどうやら、中距離専用の眼鏡を作ることらしい。眼鏡2本持ちになる日が来るとは思わなかった。でも、見える世界が戻るなら悪くない。
2026.06.29
朝早く、インターホンが鳴った。モニターを見ると、雨の中に立つ宅急便のお兄さん。Amazonの荷物らしい。「置き配指定なんですが、雨が強いので直接お渡しします」そう言って差し出してくれた彼は、見た目も爽やか好青年。家の中に戻り、「Amazonから何か届いたよ」と家族に声をかける。ところが、誰も何も買っていないと言う。しかも、そもそも家族は置き配指定なんてしない。嫌な予感がして伝票をよく見ると、住所も名前も、うちじゃない。「なんで受け取ったの」「どうするのこれ」家族から人格を否定するような、罵詈雑言を浴びせられる。結局、こちらから配送会社に連絡して引き取りに来てもらうことに。あのお兄さんが好青年だったので、責める気になれない。
2026.06.22
自宅の駐車場に、なんちゃって防犯カメラを付けている。映像はパソコンでリアルタイムで見られるけど、録画はしていない。そんなある日。インターホンが鳴った。モニターを見ると、見知らぬ男性が立っている。「警察です、防犯カメラの映像を見せていただけませんか」インターホン越しに「録画してないので映像はありません」と伝える。見知らぬ男性は去っていった。時間が経つほどに、じわじわと怖さが増してくる。本当に警察だったのか。映像を確認しに来た犯人だったら。考えれば考えるほど、背筋が冷える。
2026.06.15
仕事で訪れたアパートの一室。ドアを開けた瞬間、なんとなく違和感が。天井から水滴がポタ…ポタ…頭が真っ白になって、その場でフリーズ。思考が完全に停止する。しばらく呆然と立ち尽くして、ただ落ちてくる水滴を見つめて固まる。ようやく我に返り、慌ててバケツを探して水滴を受け止める。床に広がった水を雑巾で拭き取る。管理会社によると、上階の排水管が不具合を起こしているらしい。今年に入って2回目。アパートって、こんなに水漏れするものなのか。バケツの中に落ちる水の音が、妙に虚しく響く。
2026.06.08
会社で「もう使わないから」と譲ってもらった YAMAHA のモニタースピーカー2台。正直、そこまで期待していたわけじゃない。セッティングを終えて、いつものようにパソコンから音楽を再生。その瞬間、思わず「お~!」と声が漏れた。左右のスピーカーからじゃなく、モニターの真ん中から音が聞こえる。これまで安いスピーカーで聴いていた音とはまったく違う。なんか不思議な感覚。いいスピーカーって、こんなにも聞こえ方が違うのか。ちょっと感動。
2026.06.01
僕はもう10年以上、定番モデルのクロックス『クロックバンド クロッグ』をほぼ毎日履いている。365日、雨の日も風の日も。外出するときは必ずクロックス。クロックスは軽いし、丈夫だし、濡れても気にならないし、通気性が水虫にも良さそうだし。先日、ショッピングモールでふと鏡を見たら、足元だけ、なんかシュッとしてない。 全体は普通なのに、クロックスだけ“ボテッ”として見える。どうやら年齢とともに、クロックスが似合う・似合わないのラインも変わることに気づいた。周りを見渡しても、おじさん達は誰も履いていない。それでも僕はクロックスを履いて出かける。だって、やっぱりこれが一番ラクだから。
2026.05.25
最近、なんとなく体のあちこちに「微妙な不調」が出るようになった。歯茎が少し腫れたり、足の裏にイボができたり、目がかすんだり。どれも緊急じゃないけれど、放っておくのも不安になる。年齢のせいなのか、疲れなのか、自分では判断がつかない。「そのうち治るだろう」と流してきたけれど、こういう積み重ねが後で大きな問題になるのかもしれない。面倒でも、近いうちに病院でまとめて診てもらおうと思う。小さな違和感を放置しないために。
2026.05.18
ゴールデンウイークとか連休が続くと、どうしても外に出たくなる。そして気づけば、毎度おなじみの中古ショップ巡りが始まっている。「ハードよりソフトだ」と定期的に唱えているはずなのに、店に入った瞬間その決意はどこかへ消える。パソコンパーツを見ると、つい手が伸びてしまう。安物買いの銭失いだとわかっていても、掘り出し物を見つけたときのあの高揚感には抗えない。ネットを見る、動画を見る、ブログを書く。本来ならソフトの方が生活の中心にあるはずなのに、どうもそうはいかない。「このモニターで動画を見たらもっと綺麗なんじゃないか」「このキーボードなら文章がもっとスラスラ書けるんじゃないか」そんな妄想が頭をよぎるたび、また一つパーツが増えていく。
2026.05.11
会社には、いつも余裕そうな人がいる。こっちは必死なのに、あっちはなぜか涼しい顔。「いつかギャフンと言わせたい」と思い続けてきたけれど、まあ結局、ギャフンと言わせられたことは、ない。むしろ、そういう人たちは案外うまく世の中を渡っていく。「倍返しだ~!」みたいな、現実はそんなにドラマチックじゃない。
2026.05.04
もうすぐ、あいつが会社に戻ってくる。パワハラで謹慎になっていた、あいつが。胸の奥がざわつく、どうしても気が重くなる。あいつの会話は、誰かの悪いところ探しから始まる。仕事の話をしても、まず否定。「それ、違うよね」周りの人たちは、少しずつ距離を置く。必要最低限の会話しかしない。でも、本人は気づかない。そして、また同じことを繰り返す。
2026.04.27
最近、鏡を見るたびに思う。ああ、年齢ってこういうところに出るんだなと。昔はもう少し元気があったはずの髪の毛が、いまやパサパサ。ハリもツヤもどこかへ旅立ってしまったようで、ボリュームアップの髪型なんて夢のまた夢。セットしても、時間が経つとしんなりしてしまう。特に雨の日は最悪だ。湿気を吸って、てっぺんはペターン。なのにサイドだけは妙に主張してくる。結果、てっぺんペターのサイドがボンのおじさんが完成する。
2026.04.20
最近、会社の上司がとにかくめんどくさい。仕事に厳しいのはわかる。わかるんだけど、何かにつけて「理由・根拠・数字」三種の神器を振りかざしてくる。会社としてはロジックや数字が大事なのは理解している。まあ、それが仕事なんだろうけど。ふと気になったのが、この上司、家庭でも同じテンションなんだろうかということ。「今日カレーを食べる理由は」みたいな会話してたら地獄だ。結局のところ上司は変わらない。だから、こっちが“上手に受け流すスキル”を身につけるしかないんだろう。
2026.04.13
どこの会社にも一人はいる、目立ちたい星人。私はというと、会社ではなるべく波風立てず、静かに、淡々と仕事をこなしたいタイプだ。ところが世の中には、真逆の生き物が存在する。とにかく注目されたい。目立ちたい。声を大にして存在をアピールしたい。そんな人たちだ。そんな人たちの共通点は声がでかい、ちょっと悪ぶってる、仕事はあまりできない。偏見かもしれないけど。特に「声がでかい」は顕著だ。会議室の外にいても「あ、今日も元気に自己主張してるな」とわかるレベル。目立ちたい星人は、なぜか成果よりも“存在感”を優先する。
2026.04.06
最近、鏡を見るたびに思う。そこにいるのは、どう見ても“とっちゃん坊や”だ。目元や頬のたるみは、確かに年齢を感じさせる。なのに髪型と服装だけは、昔のままアップデートされていない。そのアンバランスさが、なんとも言えない違和感を生み出している。若作りしている芸能人を見ると、どこか気まずくなることがある。「ああ、無理してるな」と思ってしまうあの感じ。まさか自分が同じ領域に足を踏み入れているとは、正直ショックだ。ただ、困ったことに“何が悪いのか”がわからない。バランスが悪い気はする。でも、どこをどう直せばいいのかは見えてこない。年齢に合わせて落ち着けばいいのか。それとも、今のまま突き進むべきなのか。鏡の前で立ち止まる時間が、少しずつ長くなっている。
2026.03.30
方向音痴ってなんなん。方向音痴はだいたい逆を選択する。右か左かの二択なのに外す。地図を見てもよく分からないから勘に頼る。そして気づけば目的地からどんどん遠ざかっていく。そのたびにイライラする。あと方向音痴は人の波に流される。駅を降りて改札を出た瞬間、人が多い方へ流されていく。方向音痴は判断を放棄する。気づいたら知らないビル街に立っている。そしてまたイライラする。
2026.03.23
最近、妙に気になるワードがある“脳汁”。意味を知るとこれ以上ないほどしっくりくる表現だと思う。「脳汁が出る」とは脳から快楽物質が分泌されるイメージを比喩的に表した言葉。調べてみると10年以上前から存在していたようで、最近になってよく耳にする。自分も子どもが小さいころ遊んでると同じような感覚があった。頭の中で「あ、今なんか出てるな」と思うあの感じ。まさに“脳汁”という言葉がぴったりだ。言語化できなかったけど「脳汁が出る」とは言い得て妙だ。
2026.03.16
朝の時間はあっという間に過ぎてしまう。朝はやることが多すぎる。まずは目覚まし時計を止めて布団の中でぬくもりを感じる。顔を洗って歯磨きしてから鏡の前で口角を上げるトレーニング。トイレで用を足したあと心を落ち着かせるための瞑想。あとはご飯食べて着替えてゴミの日には家の中のゴミを集めて。やることいっぱいでいつもギリギリに家を出る。
2026.03.09
以前にも書いたがスマホでスピーカー通話にされるとムッとする。普通に一対一で話してたはずなのに。なぜか急に会議の司会者に任命されたような気分になる。スピーカーの向こうから何人もの声が聞こえてくる。この人たち全員の相手しないとダメなのかと思ってしんどくなる。なので通話が聞こえなくなったフリして無視する。
2026.03.02
仕事を引き継ぐことになった途端に後輩の行動が気になる。全然質問してこないなとか。あの書類進んでるのかなとか。定時で帰ったけど提出間に合うのかとか。逆算したら今日が期限ギリギリだぞとか。なんだかモヤモヤしたりイライラしたりして精神が乱される。こんなことなら自分でやった方が楽な気がして仕方がない。
2026.02.23
嫌われてる人はみんなを責める。みんなが俺を嫌ってると。でもホントにそうなのか。そんな簡単に他人を嫌いになることはない。嫌われる理由はそっちにある。見下す態度が相手の心を傷つける。それに気付かないから嫌われる。
2026.02.16
最近、お金持ちについて考えることが増えた。人生のどこかで、誰にでも“仕事に夢中になる時期”が訪れる。大抵は30歳から40歳くらいの、体力も気力も充実している頃だ。その時期に大きく稼げるかどうか。そこで手にしたお金が、後々の人生を大きく左右する。そんな気がしている。振り返ってみると、あの頃に大金を掴めなかった自分がいる。そして50歳を過ぎた今、「これから大金持ちになるのは難しいんじゃないか」そんな思いが頭をよぎる。一番稼げる時期に稼げなかったから。その事実を受け止めるのは、正直なところ少し苦い。でも、だからといって人生が終わったわけじゃない。お金持ちになることだけが人生の価値じゃないし、50歳過ぎてからでも積み上げられるものは確実にある。ただ、若い頃とは違う戦い方が必要になるだけだ。これからの人生をどう生きるか。その問いに向き合う時期に来ているのかもしれない。
2026.02.11
ハラスメントは受け手側の感じ方で決まる。精神的な圧迫を感じるとき、それはハラスメントと認識されることがある。車を運転していてパトカーが視界に入るとドキッとする。黄信号のとき普段ならアクセル全開だけどパトカーがいるときは急ブレーキだ。一時停止を監視してるときは車の停止と同時に体も硬直する。特に悪いことしてないのになぜか緊張する。これはもうパトカーハラスメントなのだ。
2026.02.09
うちの会社では、緊急対応のためにメンバーが順番で自宅待機をする。呼び出しは電話一本。電話で応動指令を受けたら現場へ向かう、そんな仕事だ。もちろん、待機中は酒も飲めないし、遠出もできない。「まあ、仕事だから仕方ない」と割り切っているつもりでも、どこか落ち着かない。ある日、後輩が真顔で言ってきた。「先輩、もし待機の人が電話に出なかったらどうするんですか」「誰も捕まらなかったらどうするんですか」後輩からの鋭いツッコミいや、正論なんだけど。そこまで詰められると、なんかこっちが悪いみたいじゃないか。答えはシンプル実際のところ答えは一つしかない。“頑張って誰かを探すだけ”それ以上でも以下でもない。想定外の事態なんて、どんな仕事にもある。そのたびに「どうしよう」と悩んで立ち止まっていたら、現場は回らない。考えても仕方がないことは、考えない。起きたら対処する。それだけだ。とはいえ…後輩の不安も分かる。責任感があるからこそ、最悪のケースを想像してしまうんだろう。でも、現場ってそんなに綺麗にシナリオ通りには動かない。だからこそ、柔軟さと腹の括り方が大事になる。今日もまた、スマホを横目に過ごす。電話が鳴らないことを願いながら、でも鳴ったらすぐ動けるように身構えている。そんな微妙な緊張感も、仕事の一部なんだと思う。
2026.02.02
仕事をお願いしたときに「代わりに俺のやってる仕事してくれるならいいっす」っていうヤツがいる。今やってる仕事の言い合い対決をしてくるヤツに勝ち目はあるのか。こっちの方が仕事持ってて忙しいのに。「じゃあ代わりにあれやって」「じゃあ代わりにこれやって」って言い合ったら絶対に負けるのに。
2026.01.26
お腹の中にガス工場ができたかのように四六時中ぽこぽこと音がする。朝起きて布団の中で「ぼふっ」。仕事中に誰もいないところで「ぷす…」。トイレで放尿しながら「ぶびぃぃぃ」。もう、いっそ才能なんじゃないかと思うほど次から次へと出てくる。原因がわからないから対策のしようがない。これは、きっとストレスなんだろう。ってことはおならがストレスのバロメーターなのか。しばらく観察が必要だ。
2026.01.19
天気が良いので車をピカピカにしようと意気込んで洗車すると雨が降る。洗車をすると雨が降るという謎のジンクス。これは“洗車あるある”らしく自分もその一人だ。車ってなぜか不思議な現象が多い。赤信号で止まったときに「ちょっと携帯チェックしよう」と思うと、その瞬間に限って青信号が続くとか。この前は洗車したら雪が降ってきた。
2026.01.12
休日は充実した時間を過ごしたい。世界の一流は人生を豊かにする投資のように過ごすらしい。こっちだって事前にあれをしようこれをしようと計画する。仕事のことを考えないよう平日にきっちり終わらせる。でも休日になると庭の手入れだ風呂掃除だ洗車だ買い物だなどの雑用が。雑用をやりたくないからダラダラする。勉強しなきゃと思いながらダラダラしていた学生時代と変わらない。ダラダラして雑用しての繰り返しで休日の時間が過ぎていく。
2026.01.05
お正月といえば年賀状。新しい一年の始まりを祝う温かい風習です。数年前に亡くなった友人から年賀状が届いたなんてのは怪談話でよくあること。私にも何年も連絡をとっていない友人がいる。高校からの同級生で年賀状のやりとりだけ毎年している。今年届いた年賀状にある異変が。去年までは奥さんと子供の名前があったのに今年の年賀状には書いてなかった。怖い怖い。聞くに聞けないし。去年何があった。わからんけど、とりあえず家族を大切にしようと思った。
2026.01.04
おじさんは嫌われないよう気をつかう。体臭とか口臭がひどくならないようサプリを飲む。髭剃りあとが気にならないよう家庭用脱毛器を使う。顔がテカらないよう化粧水入りのフェイスシートでこまめに拭く。洋服から変な匂いがしないようアロマビーズを使って洗濯する。清潔感を求めると女子力が高くなる。でも何にも気にしないぜーって感じのおじさんの方がモテる。
2026.01.03
先日、ちょっとした出来事が。コンビニの駐車場で休んでたら少年が助手席のドアをガチャっと。自分でも驚くほどでかい声で「ワオ!」って叫んでた。少年のお母さんが後ろから「何やってんの~も~すみませ~ん」と平謝り。お母さんのおかげでハプニングなのにどこかほっこりする流れに。少年とお母さんが去っていく後ろ姿を見ながら、さっきの「ワオ!」ってますだおかだの岡田みたいだったなと思った。
2026.01.02
古着屋さんでダウンジャケットを買う。おじさんには着こなすのが難しいあのモコモコしたアウターだ。色も形もシンプルで試しに着てみるとサイズ感がぴったり。買ってからタグを見るとサイズにXLの文字が。家族からも「レディース用じゃね」とか「後ろから見たらおばちゃん」の声が。でもまあお洒落だしいい感じだし。ファッションは自由ってことでよしとしよう。
2026.01.01
乾燥で全身が痒い。毎年この時期になると痒くなる。手もカサカサだし唇もカピカピだ。痒くて搔きむしると血が滲んでくる。全身デリケートゾーンだ。
2025.12.31
形から入るタイプだ。今はブログの下書きをパソコンでしている。これをスキマ時間にスマホで出来るんじゃないかと。プロ仕様のメモ帳アプリを探す。結構な時間探したけどあまりいいのが無かった。標準のメモ帳アプリを使うことにする。
2025.12.30
会社には車で通勤している。なので車の中で過ごすことが多い。車内を快適にするために試行錯誤する。ルームランプでいいグッズを発見。ヘッドライトをサンバイザーに付けると快適だ。工事のおじさんがヘルメットに付けるアレである。車内が一気に明るくなる。
2025.12.29
会社の後輩とお蕎麦屋さんに行く。後輩はざるそばとカツ丼のセットにするらしい。後輩から何にするか聞かれて「カツ丼、丼だけ」と答える。一瞬、間が空く。おそらく気になったのは「丼だけ」の部分と察知。自分もIKKOの顔が頭に浮かんだ。IKKOが「どんだけ~」って頭の中で言っている。
2025.12.28
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