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読んでよかったなと、一番に思いました。
子どもに対して間違った対応をしていたことに気づいたり、これからどういう自分でいたいのかを見つけることができました。
前回の続きになりますが、忘れないでおきたいことを、自分の生活に落とし込みながら、書き残していきたいと思います。
④「身体の言うことはいったん正しい」と考え、痛みや違和感、ざわつき、心地よい感じを見つめ直す。
頭痛は、痛み止めを飲んだら日常生活を送ることはできます。それが続くと、昨日は痛みあったけど学校や習い事行けたもんねと、休む基準がわからなくなっていました。
けど読み終わった今は、もし今日朝起きてから痛みがあるようなら、学校を休ませようと思います。
それをいつまで続けるのか、一日をどんなふうに過ごすかはやってみないとわかりませんが、なあなあではなく、ちゃんと身体の言うことに従って、休んでみようと思います。
⑤「ゆるやかな快」を見つけ、育てる。
息子は、ゲームやYouTubeが好きで、1時間と決めてやっていますが、終わったあとも、もっとしたかったと言います。
学校がんばったしなと、学校おわり、少し長めにYouTube時間をとったりしてましたが、この本では、SNSなどは強い快。頭(脳)は求めていることであって、身体が求めていることとは違うのかもしれないということを気にとめておく必要があると書かれていました。
人は、ゆるやかな快でも、豊かさや幸福感を感じられるようにできているそうです。
「穏やかで幸せ、なんだかいいかんじ」を、息子と一緒に見つけていきたいと思います。
⑥「やる気がない、さぼっているように見える、ぼんやりしてるは、ストレスや過労に対する防衛反応である場合もある。」
これには、ものすごく反省しました。
息子の習い事のサッカー中、やる気のない態度に、みんながんばってるのにあれはないよと怒ったことがありました。理由もきかずに‥。
もしかしたら、そうなる原因があったかもしれない、ストレスや人間関係により、これ以上傷つかないように防衛としての反応だったかもしれないのに、頭ごなしに言ってしまい、余計に傷つけてしまっていたかもしれないと思い、同じことを2度としないように、防衛反応でこのような症状はでるのだと、頭にしっかり入れ、話を聞くところから入り、頑張ったねと褒め、休むほうにつなげていきたいと思います。
⑦怒りの感情は敵ではない。
仕事おわり疲れているなか、イライラして子どもに怒ってしまったり、主人に嫌な態度をとってしまうとき、反省してしまいます。
なので、怒りの感情がでないようにでないようにしている自分がいて、そうならない働き方にしようと今までやってきましたが、「怒りはラインオーバーしてくる相手を押し返す力として働き、他者との健全な境界線をつくる上で欠かせない大切な感情」と知り、少し安心しました。
怒りの対策として、相手に直接ぶつけられないときは、怒りの言葉を口にしたり、紙に書いてもいいと書いてありました。
私自身もむやみに人に当たらず、上手に怒りとの感情と付き合っていきたいと思いましたし、息子にも感情は表現していいんだよと伝えていきたいと思います。
⑧コミュニケーションオーバーになったときは、無理に人に会わなくていい。
生物として埋め込まれた先天的な「つながりたい」と、傷ついた体験によって後天的に身についた防衛反応としての「つながりたくない」がぶつかりあっていることが、生きづらさの形になっていると書かれてありました。
体と心に今、何を求めているのか、ちゃんと向き合い、それを優先していく強さを持ちたいと思いました。
⑨つながり、安心、心地よさ
「つながる相手は人でなくてもいい。
ペットでも、思い入れのあるぬいぐるみでも、慣れ親しんだ毛布でもいい。
散歩にいき自然とのつながりを感じるのもいいし、ヨガなど自分の体と向き合い体の声をきこうとする自分の身体とのつながりでもいい。
亡くなった方のお墓参りにいったり、思い出のある場所にいき、大切なつながりを感じるのもいい。」
と書いてありました。
つながりたい感情は満たしたい。
けど、もう疲れてラインを返す元気もない、人と関わりたくないと思うことがあります。
つながりたいのに、つながりたくないという矛盾。
そこにもやもやしていましたが、↑にある、人じゃなくてもいいんだと知り、当たり前のことなのに、ハッとしました。
その時々に合わせ、自分の安らぐ心地よさ、つながりを感じ、リラックスできる状態になったとき、人とつながればいいのだと思いました。
⑩「あなたの存在そのものを大切にしてくれる人を、あなた自身も大切にして、真摯に関係を作っていくことが、真に安心できる人間関係を構築していくことにつながる。」
大切にしてくれない人にもよく思われようと気を遣うのに、いつも大切にしてくれてる人には甘えて大切にできていなかったりし、この言葉にぐさっときました。
あるがままを受け入れてくれる人、そういう人こそが、安心できる存在であり、自分をフラットに戻してくれる大切な存在であるという当たり前のことを忘れて、違うところにエネルギーを使いがちでしたが、戻ってこれる場所こそを大切にすることが、一番の基盤になるんだなと改めて思いました。
他にも、慢性頭痛に効果的なエクササイズや、その人の性格やタイプに合わせた対応方法なども、本当に細かく丁寧に書いてくださっています。
自分の不調に気づき、タイプを知り、体が求めているタイミングで、自分に合った必要なことを取り入れていく。
それは本当に総合芸術のようで、一言では語れないし、人により異なるものだからこそ難しいけれど、一度立ち止まり、知識を得て、自分のやり方を見つけることができたら、強いなと心から思いました。
頭痛のような身体症状や精神症状などは、簡単に治るものではありませんが、ちゃんと向きあうことで、ゆっくりでも改善すると信じて、自分や家族の本当の休み方をこれからも探し、育てていきたいと思います。
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