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2008.01.26
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カテゴリ: 映画/アニメ

「妻は大切にしろ。お前は感謝が足りん。もう行け。」
「結婚なんてバカらしいよ。こんなにモテる男が・・・」


アニメ映画というのは、とかく食わず嫌いに陥りやすい。
例えばディズニーやジブリの製作した、いわゆる「ブランド」化されたアニメなら、文句なしに観客の期待度は高いだろうし「とりあえずジブリだから観ておこう」という具合になるわけだ。
ならばそれ以外のものはどうかと問われれば、前評判にもよるだろうが、たいていは子供のお伴で大人もいっしょに観る、という図なのではなかろうか。
そういう意味で、まだまだアニメーションというジャンルは大人の間では「子供向き」という意識が強いように思われる。

「アイスエイジ」はもちろん子供向きに製作されたのであろうが、なかなかどうしてあなどれない。
いい年した大人でもうっすらと涙を浮かべてしまうほど、にじむようなあたたかいものを感じる。

そんな中、仲間から置いてきぼりをくってしまったナマケモノのシドと、他の動物たちが南下するというのに自分だけ北へ行こうとするへそ曲がりのマンモス、マニー。
その一匹と一頭が川べりで人間の赤ちゃんを発見する。
シドは赤ちゃんを親元に届けようとするが、途中で怪しげなサーベル・タイガーのディエゴも合流し、シドとマニーとディエゴの奇妙な珍道中が始まる。

この作品はCGを駆使した立体的なアニメ映画である。
透明感のある氷の描写や、はらはらと舞う雪などはリアルでしかも美しい。
字幕スーパーでも良いが、日本語の吹替えもなかなか個性的で楽しめる。
ストーリー性も豊かなので、本一冊分をアニメという形でじっくり堪能できる作品に仕上がっているのだ。

2002年公開
【監督】クリス・ウェッジ
【声の出演】マンモスのマニー・・・レイ・ロマーノ(山寺宏一)、ナマケモノのシド・・・ジョン・レグイザモ(太田光)、サーベル・タイガーのディエゴ・・・デニス・リアリー(竹中直人)

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。





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最終更新日  2008.01.26 11:37:10 コメントを書く
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