
これは、去年の前菜盛り合わせ。ボジョレーヌーボーは、ブルゴーニュの南部の新酒を愛でるリヨン辺りのお祭りが元祖。
リヨンには、ローヌ川とソーヌ川が流れているのだがもう一本ボジョレーのワインの川が流れているというくらいで、リヨンの人たちはボジョレーが大好き!
軽くてサッパリしたボジョレーは、日常的な惣菜と相性が良い。もちろん、惣菜といってもフランスの惣菜だから、ソーセージやハム、テリーヌやリエットといった物になる。
そういった、つまみをあてにぐびぐびやるのが、ボジョレーヌーボーの醍醐味といえる。だから、毎年うちの店の「ボジョレーヌーボーを楽しむコース」は前菜重視なんです。
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前菜は今年も5種盛り合わせ!まずはシェフ入魂の手作り生ベーコン、2ヶ月かけて熟成させました。
そしてシャラン産の鴨のリエット(パンに塗って食べる鴨ペーストです)
地鶏レバーのクロスティーニ、タプナード風味(アンチョビや黒オリーヴ風味のレバーペースト)
さらに定番のシェフ手作りもち豚のスモークハムと自家菜園の有機サラダをたっぷり添えて、テンコ盛りの前菜盛り合わせです。
2品目は、温前菜。ポテトのリヨン風をベースにしたチーズたっぷりのグラタンです。何といってもボジョレーは、
リヨンの地酒ですから、リヨン風の料理は欠かせません。
3品目は、メインディッシュ。このメニューのために特別に用意してもらったもち豚のタンを使ったお料理です。
タンをポトフのように柔かく茹で上げてから、切り分けディジョン産のマスタードを塗ってから、ハーブ入りのパン粉をまぶして香ばしく焼き上げます。
有機温野菜とフォアグラのソテーも添えた豪華版!ディジョン産マスタードもリヨン風料理の定番ですね!
お楽しみのデザートは3種類!まずは、カシス&ショコラ、柔らかめの生チョコと酸っぱいカシスの組み合わせ。
マロン・オ・レのソルべは、フランス産の栗のピュレをミルクで伸ばしたシャーベット。
クレメ・ダンジュは、生クリームチーズ(フロマージュブラン)と発酵生クリームで作ったチーズのムース、夏に作って冷凍しておいた、自家菜園の苺のコンフィチュールを添えて召し上がっていただきます。
もちろん、ボジョレーヌーボーもいつも通り2種類要しました。
果実味炸裂のコラン・ブリゼ社のBeaujolais Village Nouveauと、バランスが抜群なアルマン・ダルトワ社のBeaujolais Village Primourです。
このコースはご予約のみで、ボジョレーが売切れ次第終了ですのでお早めにご予約ください!
皆さんのご来店をお待ちしております。
サンク・オ・ピエ chef 中村雅信
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