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「『エクリプス』の2版をやりたいって人がいるからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、ナベさん、しゅだっちさん、私の4人。
●エクリプス~新たなる銀河の夜明け~
初版を始めてプレイしたときの記録は こちら
。10年前か……このころは一つのゲームの感想を長々と書く余裕があったなあ(遠い目)。
狂気の9人エクリプス(初版)回の記録は こちら
。
私が初版をプレイした最後の記録は こちら
。
直近でも7年前なので、言うまでもなく2版で何が変わったのかさっぱり分からない。なんならルールもほとんど覚えてなかったのでインストしてもらったw 種族は時計回り順に、いたるさんが金満斜陽帝国、しゅだっちさんがひ弱植物、ナベさんが古代人仲良し族、私が科学チョットワカル人となった。
我がハイドラ進化種。最初からピンクの上級マスにコマ置けたり、開発アクション1回で2枚取れたりする。が、コストはかかるのでそんなに毎回2枚は取れないw
間違いなく違うのは、周辺の古代人と中央のつよつよ防衛システムとは別の、第3の中立勢力がいるところ。強さはまあ中間くらいか。あとこいつらの強さを2種類から選べるようになったところも違うか(ゲーム開始時にどっちにするか決めておく)。今回は弱い方が殴り合いも発生しやすくていいだろうということで弱くした。
その他はどうなんだろうな。たぶんミサイルにエネルギーコストがかかるようになったくらいか。タイルに古代人や各種資源星が含まれる割合とかが変わってるかもしれない(体感でちょっと楽に感じた)。実際のところはよく分からん。
展開はまあいつも通りで、序盤に引いた星系タイルや古代技術に一喜一憂し、軍拡しつつお互いは殴りにくいから中立勢力を殴り、ラス前ラウンドでいたるさんが中央を制したものの、最終ラウンドにみんなが戦闘参加賞狙いで戦闘して、そのタイルの引き運でナベさんが勝利した。
最終盤面。ナベさん33点、いたるさんとしゅだっちさんが31点、私が29点。最後に私がナベさんの星系2つに攻め入り、1つは落としたもののもう1つは返り討ちにあった。命中率33%のミサイルさえ避けて2つ落としてれば逆転してたんだがなー。やっぱミサイルゲーなのは変わらなかったわw
コンポーネントはがっつりよくなってる。キューブは半透明のプラ製だし、フィギュアは種族ごとに造形が異なってる。資源マーカーは使いにくくはあるものの、ずれる心配だけはないので、これもよくなってると言えるだろう。モノリスや軌道ステーションもフィギュア化されてる。ゲーム内容はほとんど変わってない(変更されてるところさえ分かれば初版に適用できなくもない)ので、初版を持ってる人が特に理由なく買い換える必要はないだろう。2万5千円払って豪華な「エクリプス」が欲しいならありかもね。
● Factory 42
続いていたるさんとしゅだっちさんが共同購入してたこれをその場で開封してプレイ。マニアックなゲームしかプレイされないという西関東の某ボドゲ集団が年間1位に選んだというろくでも……げふん、いわく付きのゲームだ。
蒸気が主なエネルギー源。つまりスチームパンク。プレイヤーは労働者であるドワーフ集団。つまりファンタジー。資源も蒸気もほぼ共有財産だけど、そこから何とかかすめ取ったり官僚としてうまい汁を吸おうとしたりする。つまり腐敗した官僚制社会主義。盛ればいいってもんじゃねーよw
まあワーカープレイスメントなんだけど、一発で資源を自分のものにすることはできず、共有のストックに放りこむのに1手、そこからトロッコに積みこむのに1手、そのトロッコを受け取るのに1手かかる。これらを各アクションスペースに置かれたワーカーの順番に実行する。
するとどうなるかというと、先にトロッコに積みこむところに置けば、他プレイヤーが先に受け取るところに置く。するといいものをトロッコに積んでも取られちゃうのでカスみたいな資源しか積まない。そもそも、資源を共有ストックに放りこむアクションは後手番が有利なので(より多くの資源を懐に入れられる)なかなか誰も置かないし、置いたら置いたで他の(トロッコに放りこむ/トロッコを得る)アクションで後手を踏むことになるので、ここでもカスみたいな資源しか放りこまないことになる。
要するにアンコントローラブル過ぎるw この日は1時間で2ラウンドのお試し駆け足プレイだったので比較的いい感じに資源を得て得点できたプレイヤーもいたが、割とガチでプレイしたら誰も何もできないラウンドがしばらく続くだろう。そしてゲームは6ラウンドで終わるのだw
クソみたいなボードデザインのせいですぐに忘れる手元のアクション。袋引きする必要があるのに手が入らない小さな袋(これはわざとそうしてるのだが、ストレスフルなことに変わりはない)。暗い色味のボードに黒い字で書かれててテキストを読むだけで一苦労。このすべてが官僚主義のパロディなのだとしたらたいしたものだが、ゲームとして評価するようなもんじゃない。ちょっと興味あったし、やる分にはそこそこ面白かったけど、買うかと言われるとどうかな……ましてや年間1位とはw
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