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定例会。ssk、まるみ屋、hamachi、carroll、私の5人。
●チケット・トゥ・ライド・レガシー
去年の11月に始めたチケライレガシーもとうとう最終回。この日は切り悪く残ってた最後の1回をプレイ。回を重ねるごとにプレイ時間が延びるから時間調整が難しいんだよなw
アレAをいっぱい達成するつもりでチケット点を稼ぐつもりがなく、短いチケットを確保してたhamachiが途中でもたまたま達成済みチケットを引き、あっという間に3回アレBしてがっつり稼いでた。かーっ運ゲーだなw いや私は翻訳者だから初手番でいきなりアレBしてもよかったんだけど(駄目です)。
最終的にはまるみ屋がhamachiにわずか5点差でグランド勝利。多少遅れてssk、だいぶ遅れてcarroll、さらにだいぶ遅れて私となった。500点くらい離されたぞ。そんな大差つくことあるのw
もうまごうことなき傑作。その上で、なんとしても次回作(やるならヨーロッパだろうか)を出して欲しいという願いをこめて、あえてこのゲームで気に入らなかったところを上げると、カタンの盗賊みたいなアレと、中央付近のアレと、左下のエリアの特殊ルールがネガティブなのはよくなかったと思う。左下はまだ博打要素もあって笑えなくもないが、特に中央付近のアレはこのエリアにいっさい入りたくなくなるレベル。なかなかエリアごとに愉快な特殊ルールをつけるのも難しいだろうが、「そこに線路を引きたくない」と思わせるのはさすがにまずいだろう。どうしようもなければマップとチケットが増えるだけでも充分なので、ネガティブな追加ルールをつけるくらいならなしにして欲しいね。あとはそうだなー……葉書周りのガチャ感が強いので、ルールをうまいこと練って、そもそも1人1ゲーム1枚までしか保持・達成できないようにしてほしいかな。どうせ使えるのは1枚だけなんだし。
繰り返すが、まごうことなき傑作だ。チケライ好きならマストプレイ。我々のようにチケライをほとんど(またはまったく)プレイしたことなくてもレガシー好きならマストプレイ。どっちでもないならまずはチケライやって楽しめそうならマストプレイだ。「チケライレガシー2」の可能性を少しでも高めるために、プレイしたらぜひBGGで高評価お願いしますw
●グラバー
詳しくはこちら↓
ニコボド:ゲーム紹介『グラバー (Glover)』
「次からは『クランクレガシー』をやろう」と相談したあと、長いこと積まれてたこれ。幕末の長崎で商人となって稼いで自前の建物改良したりグラバーさんの建物借りたりして拡大再生産していき、得点カードを購入していく。4ラウンドでいっぱい点取った人の勝ち。
ラウンド開始時に持ってる建物と借りてる建物の一部が勝手に商品生産するので、それを得る。次の交渉フェイズがメインで、手番プレイヤーが商品を提示し、それに応じてたプレイヤーが提示するので、誰か1人選んで交換する(相手は追加でサプライから1個得る)。このとき、事前に伏せておいたカードによって、実入りが少なくなるけど誠実度が上がったり、実入りがよくなったり相手が損したりするけど誠実度が下がったりする。誠実度が高くないと高得点のカードが買えないので、基本的には高い方がいい。
全員が手番プレイヤーとなって交渉終わったら建物改良したり借りたり得点カード得たり商品の力で誠実度上げたりする。
長くてだれると言ったら交渉ゲー、交渉ゲーと言ったら長くてだれるものなのだが、このゲームは交渉の選択肢がそれほど多くないので想像よりはるかに短時間で終わる。ここのシステムはよくできてると思う。
ただ、誠実度を下げてまで悪い交渉をする理由がほぼまったくない。強いて言えば1ラウンド目くらいだ。終盤に「相手からもらえる商品を2倍にする(誠実度-2)」したり「提示した商品を相手にいっさい与えない(誠実度-3)」しても、得するのはせいぜい商品4個くらいだろう。対して下がった誠実度を商品で上げようとすると5個以上は必要になるのでまったく割に合わない。
同様に、終盤に誠実度を上げる(そして損をする)カードを出す意味もほとんどない。誠実度はすでに充分に(または完全に)上がっているからだw
そしてこれらのカードはランダムというのもどうかなー。したくないプレイをしなければならない意味が分からん。全種類手札で、毎ラウンド回収でも問題ないと思う。それでも終盤は誠実±0以外プレイする意味はなくなるのだが。
最後に、これはこのゲームに限ったことではないが、交渉ゲーにおいて(陣取りなんかもそうだが)ラウンド数固定+手番順プレイは相性が悪い。最終ラウンドの最後番手プレイヤーが提示するころには、他プレイヤーはほぼ商品セットを作り終えているので、まともな提示を出す意味がないからねw
そんな感じで、悪くはないがまだまだ練りが足りてない感じではあった。借りられる建物の組み合わせを変えられるとことか、毎ラウンドお手伝いキャラが出てくるところとかはよかったと思う。
この日は珍しく私の調子がよく、正直最終ラウンドの買い物までは買ったと思ってたが、最後の最後でノーマークだったcarrollが大砲セットを3組揃えててまくられた。誰が何を何個持ってるかはちゃんと把握しておこうw
●アンロック! ミシックアドベンチャー:八十分間世界一周
写真なし。
まだ時間あったので、残ってたこれ(私は見学)。とうとう日本語版「アンロック!」最後のシナリオをプレイすることとなった。
タイトルから想像がつく通り、有名な小説「八十日間世界一周」をてーまにしたやつ。それに合わせてタイムリミットも80分になってるが、実際にはいつもの60分★3つと同程度の難易度だ。
「アンロック!」シリーズはどれも(スターウォーズを除いて)★1、★2、★3の3本セットになってるが、★1は簡単過ぎ、★3は理不尽な謎が多いと思う。しかし、この「八十分間世界一周」は★2.5程度で悪くないんじゃないかな。未だに虫眼鏡でも見えないようなアレがアレされてるのはいただけないが……あと相当高性能なスピーカーがない限りアレは無理だと思うw
たぶん、パソコン上でカード画像を作ったり、音声を再生したりしてチェックしてるから実際の商品でプレイするときの難易度が跳ね上がってるんだろうなーと想像している。スマホアプリを使ったインタラクティブな謎にするのはいいんだが、そろそろだいぶ制作数も増えて経験積んできたことだし、このへんは改善をお願いしたいねー。
●ナンバー9
詳しくはこちら↓
ニコボド:ゲーム紹介『ナンバーナイン (NMBR 9)』
最後にちょっぴり残った時間でプレイできそうだったこれ。4人までのゲームなので、このグループの中で目立ってゲームに弱……ゲームに勝つことにチャレンジされている私とcarrollがペアを組んでプレイした。
カードめくって出た数字のタイルをルールに従って手元に置く。カード全部めくれたらゲーム終了。各タイルごとに「置かれてる階層数(一番下はレベル0)×そのタイルの数字」が得点。いっぱい点取ったら勝ち。
完全に多人数ソロゲーだが、「他プレイヤーの真似ばかりしてる奴はカス」「1手ごとに時間かけてる奴がいたら煽っていい」とルールに(マイルドに)書かれてるので、全力で煽り合えばまあ多人数ゲームと言えなくもないw
↑の画像を見てもらえば分かるように、我々チームは2人がかりで圧倒的惨敗。何の成果も得られませんでしたw 面白いけど、このグループではノンテーマのゲームは受けないのでお蔵入り。そういうのが好きなら充分お勧めできるが、私としてはこのゲームを(多少いじって)システムの一部とした中/重量級ゲームを誰かに作ってもらいたい。
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