《櫻井ジャーナル》

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2012.06.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イランに対するサイバー攻撃はアメリカとイスラエルの仕業であり、バラク・オバマ米大統領は工作をテコ入れしたと伝えられている

 この工作がスタートしたのは2006年、つまりジョージ・W・ブッシュ政権の時代。アメリカの電子情報機関NSAとイスラエル軍の8200部隊が協力して工作を推進したようである。開発したウィルスのテストに使われた遠心分離器は、リビアのムアンマル・エル・カダフィが2003年に放棄した装置を使ったという。

 2006年といえば、ブッシュ政権がサウジアラビアなどと手を組み、シリアやイランを攻撃する秘密工作を始めた頃であり、そうした動きを調査ジャーナリストの シーモア・ハーシュ ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官 が警告している。

 クラーク元司令官は2007年3月にこんなことを語っている:ブッシュ政権が2001年9月11日の直後にイランを攻撃することを決め、さらにイラク、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダンを攻撃予定リストに載せた。

 それだけでなく、 2007年10月 にはこんなことを明らかにしている:1991年の段階でネオコン(親イスラエル派)の中心的な人物、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はクラークに対し、旧ソ連圏の国々、シリア、イラン、イラクを5年から10年の間に掃除すると話していたというのだ。この日程が遅れたのは、ビル・クリントンがジョージ・H・W・ブッシュの再選を阻止、大統領に就任したからだろう。結局、掃除は1991年から10年目の2001年に始まる。



 開発当初の目的は「犯罪者の追跡」だったのだが、ターゲットは反体制派でもカネでもプルトニウムでもかまわない。アメリカやイスラエルの情報機関は各国政府や国際機関、あるいは巨大銀行に売り込んでいる。ただ問題は、そのプログラムの中にはトラップ・ドアが仕込まれていて、情報がアメリカやイスラエルへ垂れ流し状態になるということである。(詳しくは拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』を)





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最終更新日  2012.06.03 03:51:30


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