《櫻井ジャーナル》

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

サイド自由欄

寄付/カンパのお願い

巣鴨信用金庫
店番号:002(大塚支店)
預金種目:普通
口座番号:0002105
口座名:櫻井春彦

2015.05.07
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今年1月にフランスの週刊紙「シャルリー・エブド」の編集部を襲撃したひとりは、自分たちが「イエメンのアル・カイダ」だと叫んだという。2009年に創設された「アラビア半島のアル・カイダ(AQAP)」を意味しているのだろうが、そのAQAPと戦っているフーシ派をサウジアラビアは攻撃している。 特殊部隊がイエメン領内へ降りたという情報

 避難民の輸送に使われていたアデンの国際空港をサウジアラビアは空爆したが、その作戦に特殊部隊が参加したともいう。AQAPが作られた2009年にもサウジアラビアはフーシ派を倒すために空軍と特殊部隊を派遣しているので、基本的な作戦は同じなのだろう。

 イエメンでの戦闘に関し、西側のメディアはフーシ派をイランの傀儡として描いているのだが、歴史的にフーシ派とイランとの関係は薄く、そうした話は単にサウジアラビアの侵略を正当化する口実に使われているだけのようだ。

 本ブログでは何度も書いているようにサウジアラビアはアメリカやイスラエルと同盟関係にあるのだが、そのアメリカから提供されたクラスター爆弾をサウジアラビアは今回の攻撃で使用しているようだ。これはジョージ・ソロスとも関係がある「人権擁護団体」の「 ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW) 」が発表した情報だ。アメリカを後ろ盾とするイスラエルやキエフの軍隊は白リン弾やクラスター爆弾を使っているようで、似たことを同盟国のサウジアラビアも行っているわけだ。

 この三国同盟が傭兵として使っているのがアル・カイダ(戦闘員のデータベース)系の戦闘員。IS(イラクとレバントのイスラム首長国。ISIS、ISIL、IEIL、ダーイシュとも表記)もそこから派生した武装集団で、演じている役割は同じ。

 このISが体制転覆を目指しているシリアでは、 ジョージタウン大学のハイララー・ダウド教授 によると、反政府軍のうちシリア人が占める割合は5%にすぎず、残りの95パーセントは外国人傭兵。シリア政府によると、トルコとの国境に近いコバニで行われたある戦闘で死亡した反政府軍兵士74名を調べたところ、そのうち15名はウクライナ、8名はチェチェンの出身者だったことを戦闘員が携帯していた身分証明書で確認したという。勿論、サウジアラビア出身者も少なくない。シリアへISの戦闘員として入ったチェチェン人は、200名とも1000名とも言われている。



 アメリカはキエフのクーデターをソチ・オリンピックに合わせて実行している。オリンピックは2014年2月7日から23日にかけて開催されたが、ビクトル・ヤヌコビッチ大統領が追放されたのは2月23日だった。

 そのオリンピックをチェチェンの武装勢力は襲撃すると脅していたのだが、2013年7月末にロシアを極秘訪問した サウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン総合情報庁長官 はウラジミル・プーチン大統領に対し、チェチェンのグループは自分たちの指揮下にあるので、シリアから手を引けば冬季オリンピックの安全を保証できると持ちかけたのだが、それを脅しと理解したプーチンは怒り、「ここ10年の間、チェチェンのテロリスト・グループをあなたたちが支援していることを知っている」と言い放ったという。

 チェチェンの反ロシア武装勢力とアル・カイダ/ISの黒幕はつながり、ウクライナのネオ・ナチの後ろ盾であるアメリカ(ネオコン)はサウジアラビアと同盟関係にある。つまり、こうした武装勢力の根は同じ。サウジアラビアがAQAPには手を出さず、AQAPと敵対関係にあるフーシ派を攻撃しているのは必然ということだが、そのフーシ派はイエメンの地元勢力であり、サウジアラビアやAQAPは単なる侵略軍にすぎない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.05.08 02:54:40


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: