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さっきくりーむの机の引き出しを開けて驚いた。いちばん薄くて、幅の広い、ちょうど膝の上に当たる部分。引き出しの中は何も入っていなかった。代わりに、鉛筆で引き出しにじかにこう書いてあった。「タイムマシン」文字と一緒に四次元空間を表現したいのか、時計がいくつか描かれていた。
2007年04月22日
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自閉症と診断されてからいろいろなことを子どもに教えてきた。その中の一つが、正しい表情。みんなが悲しんでいるときに笑ったりするのはいけないこと、相手が怒っているときにはあやまること・・・など、場面場面に応じた表情は欠かせない。診断された時点で、おそらくこの子は場に適した表情を作ったりリアクションをすることが苦手になるだろうと予測できていたので、事あるごとに教えてきた。くりーむの表情は、意識的に作られているものが多い。3年生の修了式の日、担任が転出することが決まっていた。おそらく、クラスメイトたちは悲しみ、泣く子も出てくるだろうと予測できた。だから前日、くりーむに言った。「くりーむ、明日、先生がいなくなっちゃうからみんな多分泣くと思うんだ。先生も泣くかもしれない。」「俺、泣かないよ。」「そういうときは泣いていいんだよ。悲しいと思う気持ちを出すことは恥ずかしくないんだから。だからね、みんなが泣いたとき、くりーむが笑ったりしたら絶対にいけない。それはマナー違反だから。周りを見てね、たとえ自分は悲しくなくても、みんなが悲しい顔をしていたら、くりーむも悲しい顔をしなくちゃいけないんだ。」「わかった。」修了式の日、家に帰ってから聞いてみた。「くりーむ、みんな泣いたでしょ。」「うん、でもぼくはなかなかったけど。」「で、あんた、みんなが悲しんでいるときどんな顔してたの?」くりーむ、おもいっきり眉毛を下げ目を閉じ、情けない顔をしてみせた。なんか学芸会で演技してる子どもみたいだよ。
2007年04月19日
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4年生になりました。クラス替えはないので去年と同じ仲間。担任の先生だけが替わりました。とってもいい先生らしいです。私はまだ直接お目にかかったことはないのですが、前評判の高い先生なので、ほっとしています。今のところ、順調に毎日が過ぎています。先日自転車教室なるものが学校であって、登校時に希望者は自転車を押しながら来ること、ということでした。もちろんくりーむは「俺、明日自転車持ってく!」とはりきり、翌朝自転車を押しながらの登校となりました。私は念のため妹ちゃんと数メートル離れて監視しながら登校。学校に着くとたくさんの自転車が校庭に並んでいました。ボランティアのおじいちゃんがたが、誘導してくれています。たくさんの子どもたちが自転車を持ってくるのだからなかなか裁ききれず、おじいちゃんがたもくりーむに気がつきません。で、「どうするかな?私が出て行ったほうがいいかな」とやはり数メートル離れたところで様子をうかがっていますと、はじめは自転車を持ってうろうろしていたくりーむですが、意を決して、「すみません。4年生の自転車はどこにおいたらいいんですか?」と大きな声で聞くことができました。「4年生はあっちだよ」とおじいちゃんに教えられ、4年生の自転車置き場に向かうくりーむ。そこでクラスメイトTくんに遭遇。「くりーむ、おはよう!」「おはよう。」「自転車持ってきたのか?」「うん、でもこれどこに置いたら・・・」「こっちこっち、ここに並べとけばいいんだよ!」と教えられ、それをも見届けて私は家に帰りました。Tくんはちょっとやんちゃな男の子。くりーむとプロレスごっこをしてよく遊んでいるようです。プロレスごっこも本気ではやらない。ちゃんと手を抜いて戦ってくれるのです。いい1年を送れそう!な予感がした一日でした。
2007年04月18日
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