2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全16件 (16件中 1-16件目)
1
朝8時に起きて、すぐPCに向かってそのままですから、約14時間は楽譜とニラメッコしてたことになります(苦)女房が家事の合間にやってた時間もあわせると、のべ約18時間ぐらいかな。熱中してると疲れを感じないんですよ。ただしベッドに入って目を閉じると、楽譜の見すぎで瞼の裏にタタミイワシみたいな模様がチラチラするけど。今週は水曜日に休日もありますから、このペースでいければ新作の発表はだいぶ早められそうです。乞うご期待。
2004.10.31
コメント(0)
今回の新潟県中越地震で、一部の地域で震度7が記録されていたことをニュースで知りました。私の生きているうちには、2度と聞きたくなかった数字。それを聞いただけで、ありありと町の惨状が目に浮かんでしまう。TVの映像では個々の点にしか映し出されない被害の全体像が、立体的に想像できてしまい、胸がつまるばかりです。震度いくら、と口では簡単にいうけれど、震度が1あがるというのは、揺れの大きさが1ケタあがる(10倍になる)ということです。当然被害の大きさは全然比較になりません。素朴な疑問。観測時に7が記録されていたのなら、なぜ地震発生当初にそれが情報として伝わらなかったのか?災害対策の第一歩は、迅速確実に情報を収集し被害の全体像を把握することのはずなのに・・・遺憾です。それにしても、いろんなニュースや特集番組などを見ていて痛切に感じること。大地震のときの心得として、いまだに「グラッときたらまず火を消して」「丈夫な家具などの下に隠れること」・・・甘すぎますよ、認識が。それが通用するのは震度5かせいぜい6弱まで。これでいざ東海とか南海地震というときに、十分だと思われてるんだろうか・・・ショッキングな話に聞こえるかも、ですが、あえて一言。こういう直下型の大地震というのは、横揺れよりも縦揺れによって大きな被害が出るんです。神戸の場合でも、まず足元が突然爆発したような縦の衝撃があって(その衝撃だけで鉄筋が破断してコンクリートの支柱が砕け散った、という目撃談も聞いています)つぎに激しい縦揺れと横揺れが同時にやってきた感じでした。火を消すどころか、何かにしがみついてない限り人間の体などは空中にはね飛ばされてしまいますから・・・新潟でも、大きな縦揺れがあったに違いないと思います。新幹線が脱線するということは、車体がレールの高さ以上に跳ね上げられたってことですからね。じゃ、どういう対策をとればいいのか?と聞かれるかもしれませんね。残念ですが、「すべての建築物・構造物を免震構造にする」という解決策しか思いつかないです。しかしその免震技術というのが、どうも横揺れを防ぐことしか念頭においてないように思えるのは気のせいでしょうか・・・苦い思い出と、目の前の現実。不安な想いがつのる一日でした。
2004.10.30
コメント(0)
もっか、オーケストラの大作に取り組んでるというのは、前に書きましたが、平日、私が仕事中のときは、女房が時間を見つけては楽譜入力をやってくれてます(^^;)とくに私の苦手な32分音符の入り乱れてるようなところ(弦の埋め草なんか)をやっといてくれるので大助かり。さらに、この曲にのめりこんでしまった娘を焚きつけて、メロディックで楽しい部分など手伝わせることにまんまと成功。ほとんど家内制手工業の世界です(汗)おかげで入力はかなり進んでます。ただし表現が恐ろしくデリケートな変化を伴うので、どこまで手を入れたら満足に聴けるものに仕上がるか、そちらの方が不安。それにしてもMIDIを作る工程てのは、音楽というより何だか彫刻や工芸に似てるようにも感じます。楽譜を入れただけのナマ素材を、叩いたり削ったり引き伸ばしたり。いや、こねまわせばまわすほどコシがでるという点では、手打ちうどんのほうが近いかも(爆)・・・笑い話はこのくらいにして。ともかくこの曲は、一日も早く完成させなければ、と思っています。それは(まだ曲目は明らかにはしませんが)この曲がとりわけ、悲しむ人々への癒しと、苦しみから立ち上がる勇気を与えてくれる曲だからです。本当は、来年1月、阪神大震災10周年の記念日までに、というのを目標にしていたんですが・・・今回の台風と新潟の地震のニュースに接して、製作を急ぐことにしました。完成したところで、何人の被災者の方が実際に聴いてくださるかはわかりませんが。それでも遠く離れたところで何もできないもどかしさを抱えているよりは、少なくとも自分としてのメッセージを形にして残さずにはいられないのです。MIDIはつきつめていえば、演奏家の方々が奏でる生きた音楽ではなく、単なる電子音の集合でしかありません。しかし私は、電子音でも魂は込められると信じています。少しでも早く、しかし手を抜くことなく。あと2週間、お待ちください。
2004.10.26
コメント(2)
災害はマンネリになった頃・・・などと、先日書いたばかりというのに。またしても、こんな悲しいニュースに接しなければなりません。 皆さんにとって「がんばれ」という言葉がいかに無責任で、無慈悲な響きに聞こえるか、身にしみてわかっているはずなんですが・・・いざとなると、やはり他の言葉が出ない。ただひとつだけ、かけてあげられる言葉があるとしたら。人はどのように深い悲しみにも、打ち勝てる力がある。ただ希望さえ捨てなければ・・・
2004.10.24
コメント(4)
昨日の日記で、小粒とバカにしたのが悪かったのか、思いがけず大きな被害を出してしまった23号。今朝出勤してみたら、キャンパスの植木がみごとに将棋倒しに(泣)被害にあわれた皆様につつしんでお見舞い申し上げます。しかし、昔の台風はもっと凄かったよなあ。木造住宅なんかミシミシうなりっぱなしだし、カサが飛ばされるどころか瓦やトタン屋根なんかが飛び交ってて一歩も外に出られない。そんな中をローソクの明かりとラジオをたよりに過ごす時間が長く感じて、生きた心地はしなかったですよね。もちろん現代ではめったに停電はないし鉄筋のマンションに住んでると恐怖感はないですけど・・・かわりに自然の猛威に対する畏れ、謙虚さというものを、現代人は失ってきてるのかもしれませんね・・・きょうも大学で若い学生さんなんかと話してて、第2室戸台風のときの体験談をしたんですが、人がしがみついてた街路樹ごと吹き飛ばされる暴風とか、高潮に呑み込まれた大阪の都心部へ行く唯一の交通手段はボートだったとかいっても、全然信じてもらえないんですね(汗)災害は忘れた頃に・・・というか、マンネリになった頃にやってくる。いつ再び、今回の23号が「小粒」と思えるようなどんでもない台風が来ないとも限りません。あの阪神大震災からまもなく10年。東海・南海地震への警鐘が叫ばれる今日、何よりも恐ろしいことは、災害そのものだけでなく、その真の恐ろしさを知らない人々が増え続けていることではないのかな・・・
2004.10.21
コメント(0)
またまた台風のお通り。今年になって10個目の上陸・・・いったい今後の気候はどうなっていくんでしょう。不安になります。台風の数が増えた代わりに、ひとつひとつは小粒で、昔のようなマンモス台風はなくなったようですが・・・私が小さい子供のころ、観測史上最強といわれる第2室戸台風の直撃をくらった覚えがあって、どうもそれがトラウマになってるみたい。何しろ室戸岬に上陸した時点で九州から関東まですっぽり暴風域にのみこまれたという超弩級台風だったようで、風・雨・高潮と3拍子そろった、子供心にはこの世の終わりかというすさまじさで(^^;A 今年のように、毎週のように台風にやってこられると、オオカミが来た!の少年じゃないけど、感覚がマヒしてしまいそう・・・しかし小粒になったとはいえ、やはり台風は台風。甘く見て思わぬしっぺがえしを食わぬよう、今後の進路に当たる皆様、十分にお気をつけください。
2004.10.20
コメント(0)
いま、新作のオーケストラにかかっているんですが、こともあろうに、小6の娘が、この曲にはまってしまったもようで、毎日CDをかけまくってくれる(汗)MIDIをつくってるうちは、その曲のCDやナマ演奏は聴かない!というのが私のモットーで・・・でないと、どうしても他人の演奏が耳に焼き付いてしまうので。しかし迷惑そうな顔もできないし、パパが理想の演奏を作ってやるからもう1ヶ月待てともいえないし(^^;)困ったもんだ。そういえば、私がクラシック音楽に目覚めた最初期に、やっぱりはまりました、この曲。何十年も経って、親の因果が子に報いたか・・・そんなことを考え、自分が娘ぐらいの年の頃のことを思い出しつつ、マウスでひとつひとつ音符を拾い上げているところです。
2004.10.18
コメント(2)
何を連想します?京都・高山寺に行ってきました。まだ紅葉には少し早いんですが、トップシーズンになると往復のバスが大渋滞に巻き込まれてしまうので・・・で、高山寺。来るのは2度目。観光客の群れにさえ出会わなければ、し~んと静まり返った山寺の素朴な風情なんですけど・・・でも好きです。この素朴なたたずまい。石水亭に拝観して、「鳥獣戯画絵巻」(ウサギ、サル、カエルのあれですよ)にご対面。もっとも飾ってあるのはレプリカだけど。 でも絵巻物ってのは、やっぱり自分の手にとって手の幅ずつ順繰りに広げて見てこそ味わいがあるんでしょうね。描かれた物語が時間的経過を伴って展開していくのが実感できますから・・・う~んレプリカほしいよ~。めちゃ高いけど。というわけで、帰りに絵葉書セット買ってきました。そのあと四条でにしんそば食って、生八つ橋買って・・・帰ってきたら近所のケーキ屋さんで「秋の新作・甘栗まるごとケーキ」が出てたので思わずこれも買ってしまった。食欲の秋だなあ(汗)・・・
2004.10.17
コメント(0)
次回作にとりかかりました。ショパンがちょっと不完全燃焼、というか、自分の表現になりきっていないという感が捨てきれず、モヤモヤしたものが残ってしまって(汗)そんなことならさっさと改良するか、思い切って取り下げちゃえばいいんですが、そこまで思いつめたこともできないし。というわけで、過去の失敗ははやく忘れて、次のステップにかからねば!最近、選曲が渋い、というのか、玄人好みの曲に偏ってるかな、と気にしてるので、今度はクラシックにあまりなじみのない方にも親しみやすく、しかも内容的にも充実した名曲を取り上げてみたいと思います。またオーケストラになりますけど、技術的にも前の「ラインへの旅」を超えるものにしたいと思ってます。意欲だけは一人前。表現は半人前、技術は3分の1人前。うぅ・・・(T△T)それにしても、CDなどで数々の名演奏が聴けるし、すでに何人もの先人がMIDIにしてるほどのポピュラーナンバー。正直言って怖いですね。みんな知ってる曲というのは・・・自分の音楽性のレベルがさらけ出されそうで。実演家のみなさんも同じなんでしょうか・・・?
2004.10.13
コメント(2)
約30年ぶりです。体育の日のイベントで、娘がやってみたいとわめくもんだから(たぶん「ロード・・・」のレゴラスの影響かと)。近くの弓道場で初心者向け講習会というのにいってきたんですが。勘狂ってます(汗)筋力も落ちてる上、冬山で右手の指を少しやられてますんで、矢が支えきれない(涙)。う~むやっぱり集中力だけでは的に当たりませんか。娘はといえば、・・・前に飛びません。帰り道の会話。「レゴラスの偉大さがわかったか」「ウン」・・・せめて音楽の方では、聴いてくださる人々のハートをバシッと射止めたいものです・・・
2004.10.11
コメント(0)
本館更新情報MIDIの部屋にショパン:子守歌 変ニ長調 作品57をUPいたしました。・・・というわけで、ここ数日頭を悩ませていたショパンはどうにか無理やり形をつけました(汗)不本意なできですがご辛抱ください・・・私の作るショパンはたいてい、「ほとんど表情らしいものがついてないじゃない!」だそうですが・・・いや強弱もテンポも動いてますよ。ただ非常に微妙なだけで(苦)。ショパンといえば、ともすれば優雅なとか繊細なとかいった形容が多いですけど、私はとてもそうは思わないんです。鋼鉄の音楽ですよね。少しでもその強さが出せていればいいな、と思ってますけど・・・まだまだ力不足だなあ。
2004.10.09
コメント(0)
本館移転終了。結局全然リニューしないまま、倉庫にあったMIDIと画像データを新本館サーバーに合体させただけ・・・で、本職?のMIDIのほうに力を注いではいるんですが・・・頼まれもののショパンで悪戦苦闘しています(泣)だいたい、ある曲のMIDIを作るのは、その曲で自分が表現したいこと、既存の演奏で飽き足らない部分というのがあるからなんで、たいていの場合、MIDIに取り掛かる前にはあらかじめ頭の中で完成版が鳴ってるわけです。・・・ところがリクエストを受けて作り始めると、いざ楽譜の入力が終わっても、あとが続かないんですね。自分の音楽になりきってない。しばらく唸る日々が続きそうです・・・
2004.10.07
コメント(2)
なんとか、本館はギャラリーを除いて移設終了です。それにしても、テキストがだいぶ滞ってるな(汗)書くべきことはたくさんあるように思うんですが、なかなか文章として読んでいただける形にもっていけなくて。いまは、テキストより演奏(MIDI)の形で自分を表現するほうに夢中です。MIDIが行き詰ればテキストが増えるのかも・・・というわけで、テキストが増えないのは絶好調の証拠、と思ってあきらめてください。きょうはMIDIはお休みにして、ひさびさにCD聴いてます。はい、「ロード・オブ・ザ・リング=王の帰還」のサントラ。なかなか聴き応えしますよ。なに、意外だって? クラシックのCDは特別な場合以外は聴かないようにしてるんです。とくに現在製作中の作曲家の作品は・・・聴くとどうしても他人の解釈に影響されてしまいますから・・・いいかえればそれだけ自分の解釈に自信がもてないのかも(汗)
2004.10.06
コメント(0)
ジオシティーズのサーバ統合のあおりで、一時本館が停止してます・・・これを機についでにリニューでもしようかな、とも思いますけど、それもメンドくさいし・・・数日ご迷惑かけるかもしれませんが、しばらくおまちくださいませ(汗)PS.とりあえずMIDIだけ先に移行させましたー! あとはぼちぼち考えます・・・
2004.10.05
コメント(0)
食べてるうちに、やっと、楽譜に向かう勇気がちょっとは出てきました(^^)ショパン1曲は、何とか楽譜の入力だけは済ませましたが、どうもつかみ所に困る曲で、もう少し時間をかけないと・・・あと、すでに手をつけていたものを含めてオーケストラの大曲が2曲・・・いつ終わるか果てしない作業ですが、それこそ「小さなことを積み重ねること」しかないですから(汗)以前は、スコアを一音一音入力していくこの作業が、全くの時間と労力の無駄遣いのように感じられたものですが、いまはそれも表現に不可欠のプロセスと思えるようになりました。PCの画面上に、一つ一つの音符を並べていくのは、作曲者の創造のあとを丹念になぞっていくようなものです。ひとつひとつの音が、なぜそこに置かれているのか。ひとつひとつの動機が、なぜこう動かなければならないのか。入力をすすめていくうちに、作曲者の考え、いうなればその魂が、自分の心の中に再現されるような気さえしてくる。・・・そんな経験ができたときの作品は、やっぱりいい出来になりますね。あとで修正はするにしても・・・修正、といえば・・・「ジークフリートのラインへの旅」にちょっと手を加えました(汗)よろしければ聞き直してみてくださいませ・・・
2004.10.03
コメント(0)
「小さなことをひとつひとつ積み重ねていくより他に、とんでもなく大きなことをやりとげる道はないんだな、と思いました」試合後のコメント、よかったですね。いかにもあなたらしいセリフでした。しかし、観衆の祝福にこたえるあなたの姿をスポーツニュースで見ていると、どうしてもあのころの記憶につながってしまう。もう10年近くも前。震災の痛手に打ちひしがれた神戸の市民たちに、限りない夢と希望を与えたのは、オリックスのパリーグ2連覇、とりわけ2年目の日本一でした。そしてその主役となったのはもちろんイチローのバットであり、走・守にわたるすばらしいプレーの数々です。それまで野球に関心の薄かった市民たちも、あの2年間だけは別でした。それまでナマでプロ野球を見たことのなかった私も、何度かスタジアムに足を運びました。あの苦しかった時期に、もし本来の意味で神戸市民の英雄と呼べる人物をひとりあげるとしたら、それはもちろん、あなたしかありません。そのあとオリックスは優勝から見放され、復興が進むにつれて市民たちの心も少しずつオリックスから離れていきましたが、市民のあなたへの感謝は少しも衰えることはなかったと思います。大リーグへの挑戦が本決まりになって、まもなく神戸を離れようというある日、私はあなたが市内のホテルの玄関から数人の報道陣を従えて出てくるところにバッタリぶつかりました。思わず数人のファンにまじって手を差し伸べてしまいました。ピアニストほどではないにせよ、手には気を使うはずの職業、軽くタッチだけでも、と思ったのに、あなたは案外しっかりと、ひとりひとりの手を握り返してくれた。そのとき私の口をついて出たのは、「ありがとう」でも「がんばれ」でもなく、われながら不思議な言葉でした。「頼んだぞ。イチロー。」あなたは例のサングラス姿でちょっと会釈しながら「がんばります」と答えてくれました。もしそのとき、自分の言いたいことがちゃんと整理できて、それを言えるだけの時間と度胸?があったなら、たぶん私はこう言いたかったのでしょう。「イチローよ。君がいまこの街を離れて、より高いステージに上ろうとする以上、君は自分の夢を追うだけではすまないのだぞ。これまで君を支え、そして君に支えられてきた神戸の人々の夢をともに背負い、単に日本の首位打者が、アメリカでも立派に通用することを示すだけでなく、大リーグでも頂点に立って、世界のファンに力を与える存在になるという責任を果たさねばならないのだぞ。」いま、輝かしい大記録を打ちたて、文字通り世界の頂点に立つあなたの姿を見て、あらためてあの時言い損なった言葉をあなたに贈りたい。ありがとう、イチロー。そしてこれからもがんばれ。世界中の数知れない人々が、これからもあなたの力を必要とするのだから。
2004.10.02
コメント(0)
全16件 (16件中 1-16件目)
1


