DF文書の作成者に連絡して、問題を解決してください。
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
熊本市は殺処分ゼロに取り組んでいることで有名だが、平成24年度はわずか3頭が 死亡したのみで、事実上猫の殺処分はゼロである。(犬は42頭が死亡または処分) 全国の自治体で処分される猫は、ほとんど全てが野良猫といってよく、その中で も約8割が子猫といわれている。 こういった不幸な子猫を増やしているのが、過去にも何度か書いたが無責任餌やりであることは明白。 ある自治体に問い合わせたところ、今年に入って、餌やりが増やした子猫の引取 りを全て断ることにしたところ、保健所に入ってくる猫が半減し、殺処分の数が 3分の1に減ったそうだ。 この自治体によると、全国で殺処分されている子猫の「少なく見積もっても半分以上は餌やりがらみではないだろうか。普通にしていれば野良猫は問題になるほど数は増えない」とのことで、非常に納得した。 熊本市も状況は同じであろう。熊本市が偉いところは、殺処分ゼロの称賛に浮かれていない点だ自分たちを称賛してくれる人間に「無責任餌やり(愛誤)」が多いにも関わらず、愛誤が嫌がる野良猫問題の本質をはっきり言っている点だ。 環境省も冊子の中で「餌やりで野良猫が増える」とはっきり指摘していた。 不妊手術すらしていない猫に餌やり→子猫ふえる→次々と死ぬ・・・これは少しまともな知識がある人にとっては当然のことなのに、生まれさせられる子猫はもちろん、地域猫活動をがんばっている方もいい迷惑だと思う。 以前、ある愛護活動家(読んだ限り非常にまともな方)のブログで、野良猫に餌 やりをしていた人に「不妊手術もしていないのに、なぜ餌やりをするのか?」と 問いかけたという話が載っていた。 その通り。餌やりをするなら・・・本当に猫のためを思うなら、まずは不妊手術 だろう。増える野良猫、餌やり自重を 県など呼び掛け ふん尿による悪臭や鳴き声、もう我慢できない -近年、野良猫が増え、苦情や相談が相次いでいる。県や熊本市は「公園などでの餌やりが野良猫の増加に拍車を掛けている」と みるが、餌やり行為を禁じる法令はなく、対応に苦慮している。 熊本県健康危機管理課と熊本市動物愛護センター によると、県内の2012年度の苦情相談は犬が2883件と、04年 度の3918件から3割近く減少。一方、猫は450件から1024件へと2倍以上に増えた。近年の殺処分数は犬、猫とも緩やかな減少傾向だったが、猫は年度、前年度比11%増の2431匹に上った。 野良猫の増加は天敵とされる野良犬の減少も一因だが、「かわいそう」「かわいい」との理由から、空き地や公園などでの給餌[きゅうじ]が主因とみられ る。 県や市は、餌を与えている人を特定した場合、近隣に迷惑をかけている現状を 説明。餌やりの中止や屋内飼育を呼び掛ける。しかし、「虐待しているわけではなく、なぜ餌をやって悪いのか」と、反発されることも少なくないという。 猫は繁殖力が強く、1年で20匹以上、2年で80匹以上に増えるケースも。 同センターは捨て猫の相談に対し、不妊去勢手術や、ふん尿などを地域で適正に 管理する「地域猫」化を勧める。1匹1万5千~3万円かかる不妊去勢手術につ いては、市動物愛護推進協議会による5千円の助成制度もある。 同センターは「猫好きの餌を与える行為が猫嫌いを増やし、結果として殺処分される猫を生み出している」としている。 熊本日々新聞Web版 (2014.1.24)
2014/02/01
コメント(0)