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2006年11月12日
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カテゴリ: 日本文学
秘密
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇。








夫婦は男と女、恋愛→結婚→? 、、子供が生まれたりして、男女の関係の比重は、それぞれの夫婦で違うでしょう。たとえ古女房&亭主になったとしても、この小説のように、妻が若者の世界で生きなくてはならないとしたら、。<内>家庭でのふたりだけの関係と、<外>社会での 妻が10代の生活送ることへの嫉妬と不安に苦悩する夫、このギャップ。この辺りは、かなりリアルで当人たちの消耗ぶりが憐れです。世間には「秘密」の生活。お互いを最も理解している、ゆえに、離れられないけど、負担でもある。世間的には父と娘なんだから、離婚も別居も出来ない。。もともとはとても仲のいい夫婦なんだもんね。まったく ややこしいコトでしたね。

それに、いくら妻の魂が入ってると言っても、外見が娘という、まさかまさかの性の問題。

5年、9年、そして永遠、、という、年数は、妻が娘の人生を生きることを受け入れていく、年数の区切りに思えました。小5の少女から思春期へ、そして娘の人生を輝かせるための受験や部活、学校生活。家庭では 父(=夫)の為の家事全般と勉強。。女の視点からいうと、この妻は、よくがんばったね~。。っと感じましたね。


そして、ラストに明かされる「秘密」は。。驚きのドンデン返しでした。題名の「秘密」という重みが 有り得ない設定のドラマ、とわかっていてもズッシリとくるものがありました。

秘密(DVD) ◆20%OFF!
映画「秘密」では、広末涼子さん、小林薫さんらで、ラストが違うようなので、気になるところです。


現代日本の傑作ミステリ
東野圭吾おすすめ本

■東野圭吾作品 感想

秘密 (1999年)
レイクサイド マーダーケース (2004年)
変身 (2005年)
白夜行 (2006年)
分身 (1993年)






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最終更新日  2006年11月12日 23時02分01秒
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