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珍しくウミウシの写真を・・・、コソデウミウシです。
2010/06/27
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婚姻色を出したロウソクギンポです。普段はこんな感じです。干潮時には、干上がってしまうような浅場で暮らしているので、この魚も、一般的なダイバーには縁の薄い魚です。
2010/06/21
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今日もイケメンスズメダイを。スズメダイモドキの幼魚です。綺麗ですねー。こちらは1cmぐらいの大きさでした。青いドットが?みたいですね。同じ個体です。これくらいハイキーな方が透明感が出ますね。こちらはもう少し小さな別個体。青ドットは、小さいほうが多くて、成長とともに無くなっていくようです。
2010/06/16
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久々に魚の写真を。ネズスズメダイの幼魚です。非常に美しい魚なのですが、一般的にダイバーとは全くと言ってよいほど縁の無い魚です。なぜなら、干潮時には干上がってしまうのではないかというほどの波打ち際が彼らの住処だからです。同じような場所には、ミヤコキセンスズメダイやイチモンスズメダイなども見られますが、私の印象では、もっとも浅いところに住むスズメダイです。干潮時には深さ10cm無いような水たまりでもみかけます。幼魚は青いラインが非常に印象的ですが、多くのスズメダイと同様に成長していくにつれ、このラインは細く目立たなくなっていきます。はじめの2枚は、大潮の満潮時にリーフエッジ沖側からボートエントリーし、リーフ上を浅場に進んだところで撮影したものです。大きさは1.5-2cmぐらいだったと思います。満潮時なので水深は50cmぐらいはあるので、スキューバ装備で撮影が可能ですが、常に波による体の揺さぶられと格闘しながらの撮影となります。こちらの2枚は、干潮時にシュノーケル装備で撮影したもの。大きさは、1cmありませんでした。リーフ上にできたタイドプールにいる彼らのなかで、カメラをまともに水の中に沈められる深さが有る水たまりを探しての撮影です。波に体を揺らされることはありませんが、水深が無さ過ぎて浮力を利用できず、カメラの重量がダイレクトに負担になったり、狭い水たまりのため、カメラを動かすスペース自体が無かったりと、カメラの取り回しがほとんどできなくなるので、別のストレスがかかる撮影になります。
2010/06/13
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オリヅルエビ(学名 Neostylodactylus litoralis) です。小笠原方面で稀に観察されていた種のようですが、今年になって沖縄本島や石垣島でも発見されました。写真は、ネイチャー石垣島DSの多羅尾さんに見せていただいたものですが、ここ暫くは居付いているようなので、今がチャンスかもしれません。名前は、見た目の通り腰の部分からエビ反った外観が折鶴のようだからだと思いますが、網のように歩脚を広げてプランクトン等を捕まえて食べるようです。その特徴的な歩脚を、判り易くするために黒抜きで撮影したかったのですが、うねりの影響でエビが落ち着いてくれず動き回る(っていうか泳ぎまくる)ため、中途半端になってしまいました。
2010/06/12
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しばらくエビの写真が続いたので、少しだけ趣向を変えてカニの写真を…。ヒメサンゴガニの一種です。小指のつめの半分も無い位の大きさだったのですが、クローズアップレンズの2枚重ねでこの大きさに撮影できました。赤と青のドット模様のペディキュアに、赤と黄色と水色のファンデーションも鮮やかなおしゃれさんですね。
2010/06/09
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今日の写真は前回のゴーストボクサーシュリンプによく似たオトヒメエビの仲間、アーレイボクサーシュリンプ(学名Stenops earlei )です。ゴーストが背中に赤いラインが1本通るのに対し、アーレイはV字型に2本通ります。またゴーストが体長8-10cm程度の大型種であるのに対し、アーレイは2-3cmほどの小型種です。私自身は今回で2度目の観察となりましたが、このアーレイは私が知る限りでは、国内では石垣島でのみでしか発見されておらず、洋書の図鑑にも「extremely rare」 とある通り、かなりの稀種といえると思います。背中の緑色の部分は卵の予備軍で、成熟するにつれ腹部に運ばれていきます。尾びれはなかなか開かないのですが、こんな感じです。
2010/06/07
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引き続き沖縄本島で撮影した甲殻類を…。ゴーストボクサーシュリンプです。和名はクメジマオトヒメエビですが、名前の久米島の以外でも石垣・宮古・慶良間などでも発見されています。私自身は過去に宮古で2度見たことがあり、今回が3度目でした。おそらく一番安定的に観察できているのは宮古島だと思います。いづれのときも、大きな洞窟内の枝穴での観察でしたので、南西諸島のそのような地形が在る場所では、生息している可能性が高いのかもしれませんね。
2010/06/02
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サンゴヒメエビの1種、通称ガンダムエビと呼ばれているものです。こちらのエビも、沖縄本島でドルフィンキックさんに見せていただいた珍しい甲殻類のひとつです。ネット上で得られる情報によると、このエビが観察されているところは、沖縄本島のほか、石垣島・水納島等複数あるのですが、いづれの島でも「年に数個体見つかる」とか「数年ぶりの発見」とかいったレベルの様で、まさに幻という存在です。しかし、ドルフィンキックさんでは、「この種に絞って探せば、(1DIVE中で)50%の確率ぐらい。」と、このエビにしては驚異的な発見率のようです。もちろんドルフィンキックさんのリサーチ力の高さもあるのでしょうが、沖縄本島のこの生息ポイントが、特にこのエビにとって適応しやすい場所であるということもあるのでしょう。通称は、特徴的な触角の様子から○○ガンダムに似ているということなのでしょうが、この触角のおかげで、撮影は困難を極めます。生物の撮影は眼にピントを合わせるのが基本だと思うのですが、ふさふさの触角が邪魔になり、2枚目の写真のように眼を覆ってしまうのです。また、眼と触角が重ならない角度・タイミングを捉えられたとしても、肝心のピントがはっきりしないのです。エビやヤドカリなどの甲殻類の眼は、中心部に芯のような部分あるものが多く、いつもは、その芯を手がかりに撮影を行います。このときも、芯らしきものがファインダー内で見うけられたので、そこにピントを合わそうとしたのですが、何やら滲んでいる様な感じで、全くといっていいほど明確な芯として見出すことができないのです。このエビの撮影には、かなりの時間と枚数をかけたにもかかわらず、明確に眼の芯にピントを合わせられたと思えたものは結局ありませんでした。モヤモヤした気分を引きずったまま、浮上後、ストレージビューワーで画像を拡大確認したろ、原因が判明、なんとこのエビの眼は複眼だったのです。(トンボのように、6角形の多数の眼が合わさって一つの眼として構成されるものを複眼といいます。)さすがに、通常のマクロレンズで見出される倍率では、(少なくとも私には)このハニカム眼の一つ一つを明確にみわけることは出来ないなと納得したのでした。(1枚目の写真をトリミングしたものが4枚目です。)
2010/06/01
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