そゆぶろ

そゆぶろ

2026.03.18
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​ 前回の記事 では、主にUSB端子(プラグ側)の変遷について書きました。今回は前回記事で少しだけ使った、USBケーブルテスターについて書いていきます。USBケーブルチェッカーという検索でも同様の商品群がヒットするので、その辺の分類は曖昧なようですね。


ぶっちゃけAm〇zonで見つけたのが先だったので、そちらで購入した!

このガジェットはUSBケーブルの両端を接続することで、ピンアサインのうち信号が通っているものを表示してくれるというもの。ケーブルの断線やピンと接点のコンタクト状態に問題があれば導通不具合として検知。LEDまたはディスプレイに表示してくれます。

Treedixは中国メーカーで、今回紹介するもの以外にテスター、というかチェッカーをいくつか手掛けています。ネット検索すると公式ショップも存在するので、そちらもチェックしてみてください。

​ USB Cable Tester 2.0 TRX5-0865



LED点灯によって診断結果を表示してくれるタイプで、ボタン電池(CR2032)/Type-C給電駆動、ディスプレイレス仕様でとても軽量。
そのかわりUSB2.0~4やThunderbolt規格などは診断してくれません。もともとのケーブル仕様が分かっていれば、簡単な導通チェックはこれで十分だと思います。



駆動電力はスライドスイッチで切り替えでき、オフの状態でPW-CにType-C接続するとバスパワー駆動になります。

対応ケーブルはType-A(3.x対応)/C to C/Micro-B(2.0/3.0)/Lightning/Mini-B。

LEDの隣には別途テスターを当てて細かくチェックできるようにパッドが露出しています。これは次に紹介するディスプレイ付きのモデルではできません。


右上:A to C  左下:C to Lightning  右下:C to C


ちなみにこの2.0の前モデルにあたる初代にもこのテスター用パッドはある。というか、ラズパイのように基板が露出しているし、Type-B(2.0/3.x)端子に対応している。ラズパイのような雰囲気が好きならこちらも良いでしょう。

TRX9-0105-EU 外部電源がType-Cになっています


​ USB Cable Tester Ⅲ TRX5-0816



ディスプレイ表示に進化し、単四乾電池/Type-C給電駆動になったのがこのⅢ。
対応ケーブルはA(3.x対応)/C to C/Micro-B(2.0/3.0)/Lightning/Mini-B。

ちなみに乾電池駆動中は、極僅かにスイッチングノイズのようなものが聞こえますが、Vin-Cポートを使ったType-C給電の場合(上の画像右)は聞こえないのでこちらがおススメ(個体差かもしれないけど)。



ディスプレイの他にFnボタンが追加され、押すたびに表示情報が切り替わる。
ケーブルの仕様によって表示される画面数は最大4画面。
テストできる範囲は、通信仕様が不可~USB4.0/Thunderbolt5まで。給電仕様は不可~PD3.1まで。

●検証1 Type-C to C …んん?


FW5.1(購入時)では、この4画面が情報量の全容(表示切替はFnボタン)。テストしたのはUSB3.2 gen2 10Gbps,240W,1mという商品説明のケーブルだが、なぜかUSB4 20Gbpsも並列表示されてしまった。
商品説明を改めて読むと、USB-IF認証の明示や、USB Certifiedロゴが見当たらない。

ケーブルの商品説明にeMarkerの型番はあったので、それで検索をかけてみる。するとeMarkerチップ自体はUSB認証を取得しているが、チップ仕様と商品説明を見比べた結果…どうやらこのケーブル、eMarkerチップ自体の能力はUSB4 gen2 20Gbpsにも対応できる。しかしボトルネックがあり、実際はUSB3.2 gen2 10Gbps。つまり適切なフラグがeMarkerに設定されておらず、上位モデルの設定が流用されている可能性がありそうだ。

このように違和感のある結果が表示された場合は、USB認証状況をチェックするといいかもしれない。

●検証2 Type-C to C そうそうこういうのだよ


こちらはUSB4,Thunderbolt3/4,40Gbps,240W,1.01mという商品説明のケーブル。ほぼその通りの診断結果になった。
こちらはそれぞれ
USB-IF認証取得が商品説明に、 USB Certifiedロゴが商品パッケージにあり、先ほどのケーブルよりも安心して利用できるという好印象を得た。

●検証3 Type-A to C


このケーブルは正直、商品説明を覚えていないType-A(3.x) to Cケーブル。
ここで終わってしまうのも何なので、購入履歴を調べる。すると購入は4年前で、Type-AはUSB-3.1 gen2とあった。USBの世代表記はUSB3.xの頃から時々更新されていて、この3.1 gen2は後にUSB3.2 gen2と改称されているので・・・まぁ、許容できる。商品説明によればこれもUSB Cartifiedなので安心だ。

ちなみに同じケーブルを TRX5-0865でチェックした場合がこれ。なんとなくCC1もほんのり光っているような気がする。



●検証4 いろいろ


その他、USB2.0相当のType-Cケーブルや、micro-B、Lightningのチェック結果もグラフィック表示される。



ちょっと変わったケーブルとして、オーディオ用のType-C to Lightningケーブルをテストしてみると、PWRが結線されていないようだった。オーディオ業界も電源品質にシビアなのか、こういうケーブルがあるようです。



USBケーブルテスターの需要はニッチと思われ、私自身これまで注目してきませんでした。しかし少しずつケーブルは増え続け、把握できなくなっていくもの。
高速通信・大電力供給が必要な接続を担うケーブルには相応しい最新ケーブルを使いたいものの、既存のケーブルで対応できるならその方が経済的でもあります。

トラブルシューティングで
断線・接触不良や適合規格の診断など、持っていればいつか活躍してくれそうな気にさせてくれますね。ガジェット好きとしてはつなげて診断結果を見比べるだけでも楽しいものです。










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Last updated  2026.09.26 07:46:15
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