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2004年11月08日
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カテゴリ: ミュージシャン
久しぶりの更新です (^^;....

さて今回は 日本のプログレの話 でもしようかな、と。 (長いですよ…苦笑)
もちろんタイトルの 『SOPHIA』 というバンドは現在活躍されている松岡充さんの ではなく 、20年程前に活動されていたプログレッシヴ・バンドの『ソフィア』です。

ボクは実際に彼等のステージを観たのは3回くらいしかないので、メンバーのこととか詳しい事は知らないんだけど、彼等の音楽は曲の良さとかステージングやMC、全部好きだったなぁ…。
特にギターの 土坂健司さん のカッコよさは鳥肌ものでした。 

背の高いギタースタンド(というか、スタンドマイクと言ったほうが近いかも知れない。マイクの代わりにギターを取り付けているのだ。)に ローランドのギターシンセ をセッティングしてある。それだけでも「どんな音を出すんだろう!?」と胸は高鳴る!

サウンドはというと、彼等はもともと NOVELA (ノヴェラ=日本のプログレを語る時に絶対外せない伝説のバンド。)のコピーをやっていただけあって傾向はよく似ている。 RUSHタイプといえばそれまでだが、それにアコースティックのリリシズムとギターシンセによるエレクトリカルなアレンジを加え「プログレッシヴ・ロック」という音楽の魅力を最大限に引き出していた。






ここで20年前にタイムスリップ。
1984年、名古屋の某有名ライブハウスの隣にあるレコードショップで偶然手に入れたのがこの2枚のアルバム…
『Sinfonia della Luna/夢幻』
『Sophia/Sophia』

いずれもインディーズ作品で今ではプログレを語る上で相当貴重なアルバムである。
〔『夢幻』に関してはボクが「マイフェイバリットアルバム」で挙げる『クイーン2(セカンド)』と双璧をなすほど大好きなアルバムなのでいずれ紹介させていただくことにしますね。〕

アルバム『Sophia』は彼らの 1000枚限定 のファーストアルバムです。
45回転の12インチレコードで全4曲収録となっているんですが、どの曲も“プログレ・ハード”ファンには垂涎の佳曲揃いです。1曲目の驚異的なドラムに引っぱられ多彩な変拍子を組み込みながらもこれでもかっ!という疾走感と緊張感が押し寄せる、いかにもプログレ・ハードという 「CELEBRATION」 「妖精の悪戯」 の静と動のコントラストの美しさに惹かれる。日本人好みのマイナーなメロディーが心を揺さぶること必至です。






しかし冒頭にも書いたように彼等の魅力はステージでより発揮される。
彼等は関西出身ということで、流暢な関西弁で楽曲とは正反対の 「お笑いライブ」っぽいMC を繰り広げる。まさに「緊張と緩和」の妙技である。名古屋でのライブは、そのノリについていけないお客さんがほとんどで本当にメンバーには申し訳ないことをしてしまったと未だに悔やまれる(笑)。
そんな彼等のライブだが、かなりロック寄りではあるんですがやっぱりギターの土坂健司氏の発想とテクニックがソフィアの音楽の世界を特異なものにしていたと思う。


ボクの贔屓曲は 「プリズム」 と 「アプローズ」 だった。
後にキングレコードから 成田忍氏プロデュース でリリースされたメジャーデビューアルバム 『ディファイアンス』 にもその「プリズム」は収録されたのだが、なぜかインスト・ヴァージョンだったのでとても哀しかった記憶がある。 …というか、このアルバム自体、ボクは大っ嫌いです。 まるで別のバンドのようにサウンド・プロデュースされてしまっている。 本当に本人達は満足してたのかなぁ…。
ちなみにその「プリズム」ですが、もしボーカルバージョンが違う人のプロデュースでレコード化されていたらもう大変ですよ! きっと日本のプログレ界も違った運命を歩んでいたかもしれませんね。途中に入るギターのハーモニクス、駆け巡る音数の多いドラム、切り裂くようなハイトーンボーカルにプログレでは珍しいチョッパー奏法も取り混ぜるグルーヴ・ベース。 すべての楽器が主役となす名演である。
はぁ~、ホント、なんとかならなかったのかなぁ~………

愚痴を言ってもあとの祭りなのでこのアルバムは闇に葬ろう…。






ソフィアのライブと言えば、忘れられないのが85年に全国的に行なわれた 伝説の『プログレッシヴ・サーキット』 である。
我が名古屋では『ソフィア』としてではなく、『Wケンジ』として登場。(ボーカルも本名が森川健司さんというので…。まんま漫才師の名前なんですがね (^^;....)
地元(名古屋)の人気プログレ・バンド 『Lushel(ルーシェル)』 のキーボード:ハラボウ氏とのユニットで約30分のステージを披露した。 この時、ボクの大好きなNOVELA(ノヴェラ)の 「魅惑劇」 を演奏したのだが、ボクにとってその瞬間は天にも登る気持ちだったのを鮮明に覚えてる。

さて、最後に彼等がライブの最後に演奏する 名曲「アプローズ」 の歌詞をみなさんにもお届けしようと思います。
なにしろ、20年前にカセットテープで録音した音源からのヒアリングですので聴き間違いがあるかもですが、ま、書かせてくださいな♪





「アプローズ」

気がつくとそこは
喜び溢れた生命の集い
夜明けを告げる
鳥たちの声が闇の中に広がる Ah…

今新しい世界に生きてる
溢れ出しそうな光を浴びて
みんな舞い踊れ永遠の証し
夢はたった今始まったばかり

Lalala…






しかし今日の日記は同意していただける読者さんが果たして何人いるか!?って内容ですよね。なんと言ってもこのアルバム自体が限定1000枚ですもん。 
ま、一人でもSOPHIAを知っていらっしゃる方がアクセスして下さったら嬉しいんですけどね(ο^-')b





SOPHIA

『SOPHIA』
(見難いですがバンドロゴが浮き出てるんですよ)




PS: 当時キングレコードは「New Progressive Revolution」と銘打ってキャンペーンを行なっていた。
レコードの帯に付いている応募券を切り取り、5枚集めて送ると 『特典盤』 がもらえるという…。
ボクも相当なプログレ少年でしたからね、送りましたよ、ええ。
予告としてこんな文章があったんだもん。

   17cmシングル盤
   スターレス(1曲)、ソフィア(1曲)
LP未収録曲

そりゃあ、期待しますぜ、旦那!




( ^▽^) <「アプローズ」に違いない!! いや、「プリズム」のボーカル入りかも!?





夢は膨らむ膨らむ♪






数ヵ月後、待ちに待った 『特典盤』 の到着ーーーっ!!




(;゜Д゜)<…………。







闇に葬ったままです。
さようなら。







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最終更新日  2005年08月22日 00時31分27秒
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