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10月の末にチロルが手術を受けてから丸一ヶ月が過ぎた。 はじめてお腹を切った事に一番うろたえていたのは私だったかもしれない。 診療中や手術後もあばれて先生たちを手こずらせる事なく、無事に手術を終えた。 抜糸のとき診療台の上で仰向けになるのを私も手伝い、体を支えていた。 その時チロルは仰向けにされたままずっと小刻みに震え続けていた。 本当は怖くて飛び起きて逃げ出したかったはずなのに、抵抗してはいけないと悟っていたのか、一生懸命に耐えている様子が辛いほど伝わってきた。病院のスタッフや私の顔を伺いながら不安を訴えているようだった。『大丈夫、もう少しで終わるよ。』鼻先にそっと手をあてて声をかけた。 一方、手術を終えてチロルを迎えに行った日の夜、私は38.4度の高熱を出した。まだ傷口の生々しいチロルを部屋へ連れ込み、自分も布団に倒れこんだまま約3日間、ほぼ寝たきりですごした。 そして、3週間前、ついに8年間愛用していたパソコンが壊れてしまった。はじめ頻繁にフリーズしていたが、ある時全てを再インストール中に電源が入らなくなってしまった。 生きているものだけでなく、いろんな物に手入れが必要な時期に来たのだなぁと痛感した。
2010年12月05日
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