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2019年1月24日★★★★年始から池井戸潤、道尾秀介と読破して次はやっぱり東野圭吾でしょと決めていたのだが、さて何を読むかと迷ったあげく、ガリレオシリーズの最新作が昨年10月に出ているのを知っていたので、まだガリレオシリーズで未読な作品が何冊かあるので先に読んでしまおうと手にとったのは考えもつかないトリックによる完全犯罪に立ち向かうガリレオシリーズ第5作を久しぶりに読んでみた。資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。(BOOKデータベースより)私個人の感想としてはガリレオシリーズには探偵ガリレオ、予知夢、容疑者Xの献身、ガリレオの苦悩、聖女の救済、真夏の方程式、虚像の道化師、禁断の魔術、沈黙のパレードと9冊が発表されているが、長編は直木賞受賞の容疑者Xの献身を筆頭にいつも面白く、短編はなぜかイマイチな読後感なので今回は長編と言う事で期待して読んだが期待を裏切らない面白さで一気読みでした。本作の争点はシンプル極まりなく殺害された義孝のコーヒーにどうやって毒物を混入させたのか?犯人も義孝の妻の綾音と最初からわかっているし、それだけである。湯川の虚数解という謎も興味深いが真相を解き明かされると結婚に当たってこんな約束をするのも前代未聞で、且つ本気で履行するとは考えもしない。綾音の犯行動機の衝撃は半端じゃなく、最後は綾音に惹かれていた草薙が刑事としての冷静さは失っておらず草薙の行動が決め手になって綾音を自供に導いたのはさすがでした。やっぱりガリレオシリーズの長編は面白いわ。続いて長編の真夏の方程式を読んでみるか。
2019.01.25
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2019年1月18日★★★お正月に読む本をと年末に何年振りかでBOOKOFFに寄って文庫本の棚を眺めていたら道尾秀介の未読の本が何冊かみつかった中、道尾史上最驚の長編ミステリーと書かれた裏表紙が目にとまり、あー昔はこの作家のミステリーにハマったなと懐かしいさもあり手にとって、いつ以来読んでいないのかと調べてみると約3年以上前だとわかり、これは久し振りに読まないとと懐かしさ半分期待半分で速買いして読んでみた。1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!(BOOKデータベースより)読後の感想としては懐かしさを感じた作品でしたが読み終えるのに時間がかかってしまったので引き込まれ感は無かったという事かも知れません。うーん、面白く無かったわけでも無かったのですが…じめじめした気味の悪い雰囲気は過去の道尾作品では『骸の爪』が記憶にあり、近年の作品は文学性を意識しているのかミステリー趣向ではないものが多く残念に思っていたので久々に正真正銘の本格ミステリーを届けてくれた事に関しては嬉しく思う。妻と離婚し、職も失った男が一人息子を連れて生まれ故郷の信州の寒村に32年前に起こった男の父の事件の真相を確かめに足を踏み入れるところから物語は始まる。かつて村の偉人によって築かれた地下水路。現在は偉人を偲び、その命日に放水が行われるが32年前の事件はこの地下水路が大きく関わっている。章の終わりに挿入されている夢はすべての真相が明かされてみれば意味がわかるが章の途中ではただ男の悪夢にしか思えない。全ての真相を知った男が新たに負った傷はあまりにも深いがそれでも男にとっては息子のために前に進まなければと決意させる。前にも書いたが私にとって道尾秀介はミステリー小説を読み始めたきっかけを作ってくれた作家で思い入れも強い。ミステリー色がない最近の作品はなかなか読む気にならないがミステリー小説を読み始めた頃を思い出させて欲しいので、また昔のようなミステリー小説を書いてもらいたい。
2019.01.19
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2019年1月14日★★★★2018年10月から放映され、正月の特別番組でラストを飾ったドラマ「下町ロケット」の新シリーズでドラマより先に原作二部作のゴーストは読んでいたのだが、ヤタガラスは不覚にも読み損なってしまい、まぁ仕方ないと言うことでドラマを終えてから遅ればせながらドラマと比較しながら読んでみた。社長・佃航平の閃きにより、トランスミッションの開発に乗り出した佃製作所。果たしてその挑戦はうまくいくのか――。 ベンチャー企業「ギアゴースト」や、ライバル企業「ダイダロス」との“戦い"の行方は――。 帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは一体――。 そして、実家の危機に直面した番頭・殿村直弘のその後は――。 大きな挫折を経験した者たちの熱き思いとプライドが大激突! 準天頂衛星「ヤタガラス」が導く、壮大な物語の結末や如何に! ? 待望の国民的人気シリーズ第4弾! ! (Amazon内容紹介より)まずはゴーストと同様にあっと言う間に読み終えた言うことは面白かった証拠でしょう。ただドラマを先に見終えているため先が全てわかっているのでなにかいつものすっきり感が無かったのは残念でした。これは致し方ないのですが…。あと内容的には若干の違いはあったにせよ、ほぼドラマと一致している。いつも思うが佃の母や元妻などが出てくれたらなぁと思うのは私だけではないでしょう。また佃の娘の利菜がドラマより影が薄いのも残念なところです。まぁこの辺りはドラマ独自の演出なんで仕方ない部分なのでしょうが…。裏切られたギアゴーストの伊丹とも最後は農業を救うと言う目的から和解し、ハッピーエンドな終わり方ですっかりさせてくれるところはいつものことで、池井戸潤はやっぱり凄いです。早く次の作品を出して欲しいですね。
2019.01.14
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