趣味のミステリー小説の読後感想ブログ
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2026年8月1日★★★★宮島未奈氏。代表作である2024年の本屋大賞受賞作の「成瀬は天下を取りにいく」を読んで推理小説作家以外では珍しくファンになってしまい、続編の「成瀬は信じた道をいく」も読んだあと、もう成瀬シリーズは終わりになるのかなと思っていたら、完結編として昨年末に本作が刊行されたことを知り、地元の図書館に予約していたのだが、半年以上経って忘れかけていたころ先週やっと図書館から確保さましたと連絡があり、前作以来、9ヶ月振りに成瀬シリーズを早速読んでみることにした。成瀬シリーズ堂々完結!! 唯一無二の主人公が、今度は京都を駆け巡る!膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber、娘とともに地元テレビの取材を受ける母、憧れの人に一途に恋焦がれる男子大学生……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……⁉ 全6篇、最高の主人公に訪れる大団円を見届けよ!(BOOKデータベースより)短編が6作と今回も前2作と同様に楽しく読ませてもらいました。本作は京都大学に入学した成瀬の周りの登場人物と成瀬との関わりを脇役の視点で綴った物語である。大人なった成瀬だが、相変わらず全くぶれない一本筋の通った生き方で本当にいいよなと思います。本作の中で関わる人物ですが、好きだった人と同じ大学に行くはずだったが行けなくなって落ち込む坪井。成瀬を森見作品の黒髪の乙女と思って達磨研究会の会長に会わせた梅谷。簿記の配信をしてるYouTuberのぼきののか。成瀬の一番の理解者である母親。成瀬に思いを寄せる西浦。高校卒業後に引っ越して離れていても揺るぎない絆で結ばれている島崎。成瀬にかかわる人たちのそれぞれの想いが描かれてどの話も読後感が最高によかったです。本当にこれで最後かと思うと寂しいが、島崎と一緒に是非200歳(以上?)まで行きて欲しい。
2026.08.01
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