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昨日一家5人が実家の浜松到着(内、2名が犬族、1名は未出生)。生徒達は、明日午後には羽田から航空便で宮崎入り。ワタシは同じく明日昼頃には単身浜松を発ち、大阪のフェリー乗り場に直行、どんど号と太鼓と共に一夜を船上で明かし、一日遅れで午前のリハーサルに合流する。眠れる獅子は、未だに覚醒の時を迎えてはいない。しかし、まぶたの下で時折見せる眼球のかすかな動きや、今までとは違う不安定な息遣いから、その覚醒の時は近いと感じさせる。鼓組はどちらかと言うと、一曲にかける「瞬発力」よりも、数曲を一つの流れとしてまとめたり、演奏会全体として創りあげる「持久力」的な持ち味が得意である。ところが今回の発表は一校あたりわずか10分の時間しかない。10分という短い時間の中で、スイッチを入れることのできる瞬発力、集中力。そして、いつもの演奏会の流れを10分間に凝縮するための、曲に対する密度の濃いイメージ作り。何より、一人ひとりが自身の体と心のコンディションを最高の状態にキープするための高い意識と自立した行動が必要とされるだろう。35名の若者達の青春の証のために、学校で待つ14人の一年生のためにも、応援してくださる数多くの方々のためにも、そして、口蹄疫で失った何十万という命のためにも、何としてでも、生命力があふれ出るような、生き生きとした獅子を表現したい。獅子よ、目覚めよ!
2010年07月31日
「観ている人たちを感動させる演奏をしたい!」例えば、こんな目標。(『したい』といった時点で、単なる欲求でしかないが・・・)では、感動させるとは、具体的にどう感動させるのだろう?一糸乱れぬ演奏をして感動してもらうのか?曲のイメージを掘り下げ、表現力豊かに演奏して感動してもらうのか?複雑そうなリズムをバッチリ決めて感動してもらうのか?(感心?)単純なリズムの繰り返しでトランス状態に導いて感動してもらうのか?意表をついた演出やアイデアで「あっ」と言わせて感動してもらうのか?そして、その為には具体的にどんな稽古が必要なのか?その稽古は、いつ、どれくらいの時間や、繰り返しが必要なのか?その稽古が正しく実行されていることを、誰がどうやって確認するのか?・・・・目標を達成するために、具体的な動きを決めていくこと。毎日、その動きが出来ているのか?目標に近づいているのか?方法はこのままで良いのか?を全員でチェックすること。獅子の眠りは未だ深し。
2010年07月20日
結果を気にするより、本気を気にする結果は、本気によって変わるからメルマガ「夢を実現する今日の一言」より
2010年07月12日
全国高等学校総合文化祭宮崎大会に向けての稽古が始まった。「どんな演奏をしたいの?」「なぜ出場するの?出場する意義は?」「目標は?」毎度のことだが、何かに取り組むに当たっては、必ずその意味を考えてもらう。「そこに山があるから・・」という名文句が全員で言えるほどの次元に達していれば何も問題はないが、例えばあるメンバーは、「もちろん最優秀賞ゲット~!」違うメンバーが、「部活で旅行できるのが楽しい~!」また他のメンバーが、「出場する事に意義がある!」あるいは、「いい演奏したいけど、プライベート優先で・・」他のメンバーは、「太鼓がプライベートです!最優先!」想いは十人十色、様々なものがあろうが、それぞれの最大公約数、集合の重なりの部分をきちんと決めておきたい。譲れるものは譲り、譲れない点はしっかりと主張する。しかる後にスタートしなければ、演奏は中途半端なものになるのは必至だ。5人ぐらいで一緒に登山する時、一人が記録に挑戦、一人は体力づくりの意味で、一人は気分転換で、一人は単に山に行きたい、一人は山よりみんなと一緒にいたい・・・これではまったくまとまった行動はとれない。さて、全国への目標だが、「最優秀賞!」「鼓組の演奏を全国の高校生達に知ってもらう」などの意見を聞いたが、山への登り方も様々だから、それもよし。では、『「最優秀賞」を取るためにはどんなことをしなくてはいけないのか?』 「練習です。」『どんな練習をどのくらい?』 「リズムを合わせたり、バランスを整えたり・・・。時間をかけます。」『それだけで最優秀取れるかな?』 「イメージにそって表情を出して、動きをそろえて・・・」『それだけで最優秀取れるかな?』 「がんばります!」『他の学校もがんばってるよね?』 「・・・。」『過去に最優秀取った学校の名前知ってる?』『その学校の演奏、DVDで観た?』『審査員の名前や、プロフィール調べた?』『最優秀を取るための練習方法は、具体的に何をどうやったらいい?』『本番まで何時間を稽古に使えて、全体の予定はどうなってる?』・・・・『鼓組が演奏すれば、会場の高校生たちは「あぁ、これが鼓組」って知ってくれるよ。』 「いや、ただ知ってもらうんじゃなくて、鼓組らしさをわかってもらいたいんです。」『鼓組らしい演奏ってどんな演奏?』『鼓組と他の学校の演奏との違いって?』『鼓組の良さはどんな点?』『その良さを演奏に生かすにはどうしたらいい?』『今からどんな準備をしたらいいのかな?』半分はフィクションだが、こんなやり取りをしながら、自分たちは何をしたらよいのか、考えてもらう。(ってか、これを見ている当事者はよく考えなさいよッ!ヽ(`△´)/)創作太鼓の演奏は、音楽界や舞台芸術の世界から見ればまだまだレベルが低い。同じ全国大会でも、高校吹奏楽部のフルートと和太鼓合奏の中の尺八や篠笛を比べれば、その差は歴然としている。和太鼓に取り組むチームの絶対数が少ないせいもあり、まだまだ発展途上の和太鼓だが、それでも、全国大会に出場してくるいくつかの学校は、大変力強い演奏であったり、美しいアンサンブルを響かせたり、さながら武道のような気合いの入った演奏だったりと、観客を圧倒するところも多い。過去三回の全国大会でも、どこの学校も炎天下、本番直前まで熱心に口唱歌(口三味線)と素振りでリハーサルを重ねている様子を見ると、きっと、それぞれの地元でも毎日毎日、血と汗と涙の厳しい稽古を重ねてきたことだろうと、想像させる。そう、良い演奏をしている学校は、絶対的に「稽古をしている。」のだ。吹奏楽部だって、夏休みのコンクール前は、1曲あるいは2曲だけを一日中、そして毎日練習している。ひるがえって、我らが鼓組メンバー。3年生は引退となり、全国の練習が予定された時(週2~3日)だけ参加する。新しい代となった1,2年生は、夏に控えた関東大会やイベントに向けたオーディションへの準備に追われる。当初予定されたスケジュールでは、次の太鼓を使った練習は2週間後、本番約一週間前。それまでの四回数時間の学校練習で、昨日今日やった課題がどれだけこなせるだろう?「馬鹿魂(ばかごころ)」を掲げてきた3年生たちが、下級生達にその本当の魂を伝えることが出来るのは、これからの取り組みにかかっている。今年生まれたばかりの獅子を、どれだけ成長させることが出来るのかは、彼ら彼女らの「馬鹿魂」にかかっているといえるだろう。そう、今こそ、獅子に捧げる「馬鹿魂!」
2010年07月11日
笑顔のリーダーシップから始まり、幾多の困難を乗り越えながら、強力なリーダーシップへ変換していった22代目組頭。多くの舞台鑑賞経験が彼の演出アイデアに一役買っていることは否定できないだろう、最後まで自身の想いを形にしようと挑戦し続けた音頭取り。この二人をツートップとして、まわりのメンバーが彼らを支えながら進んできたのが、22代目の印象だ。新曲の「獅子」では、曲への取り組みに反対するワタシを押し切って、計画を強力に推し進め、散々すったもんだと試行錯誤を繰り返しながら、最後にはこちらを納得させるアイデアを生徒達で創作(後半の3人の舞)、「獅子」を完成に導いた。作曲の分野でも優れたメンバーが生まれ、篠笛アンサンブル「雅」~朧月~ は、彼の手によって、ほぼ数時間で完成している。
2010年07月02日
例年問題になりやすいのが、全体の演出と各係との連携。衣装係と演出「今年はこんな衣装で・・」と衣装係が考えるが、曲の前後の転換時間が短く着替えることが困難であったり、プログラムを通してみると、どうもバランスの悪い衣装だったり・・演奏会のコンセプトに沿って、衣装は何にするかを演出側が考えた後、必要と判断された時点で衣装係との打ち合わせに入る。衣装デザインのスケッチが出来た時点で各方面のチェックを受けて手直し、作成となる。実際に奏者が着用して演奏が出来るか、見た目・バランスを確認、最終的なチェックを受ける。演目リーダーと演出「演目リーダーはこうしたいが、演出としてはこんな演奏がしたい・・」原則的には、演出の指示により、演目リーダーがその方向性を出せるようにする。ただし、時間はかかるが、色々な意見を取り入れて作り上げていくといった方法もあるので、今年はどんな方法でまとめていくのかをしっかり打ち合わせする。演目リーダーとパンフレット作成係と演出パンフレットの演目紹介を書く担当が曲ごとに違う場合は、「~です。」あるいは「~である。」など、文のスタイルや、長さや情報など、事前に統一すべき事項をまとめておく。演目リーダーと照明と演出照明係と演出、演目リーダーがそれぞれで「この色がいい~!」と、本番の仕込みであーだこーだとやっている時間はない。演目リーダーの仕事に照明を含ませる必要はない。演目リーダーが仕上げてきた演目を、演出の考えに沿って、より効果的に観客に届けられるように考えるのが照明係の仕事である。演出とワタシ演出(音頭取り~学生指揮者)がどの程度ワタシの意見を取り入れるかは、毎年異なるし、異なった方が面白い。共に稽古・作業する時間が長ければ、「こんな方法もある」とアドバイスできるが、短ければアイデアもそれなりのものしか出てこない。演出の頭の中に試してみたいアイデアが多くあれば、「今年は任せてください!」から、「気になったところを指摘してください」アイデアが中々浮かばなければ、「お任せします」もありだ。これ以外にも多くの係が存在するが、やはり、「森」(全体)から「木」(部分)にテーマが流れていくように、「打つ」前の「打ち合わせ」が必要不可欠になる。
2010年07月01日
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