2004年12月09日
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テーマ: 私の哲学(6)
カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、「意味の意味」を横井さんのMLで発表した所、様々な人から良識ある返事が返ってきましたので、今日は全文を紹介したいと思います。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

みなさん、こんにちは、ルイジさん、お久しぶりです。横井です。


> 私は「意味」と言う言葉の「意味」
> について他の言葉でちゃんと、
> ずばりと表現できないか実験して
> みたのですが、なかなかこれ
> はむずかしい事に気づきました。
>

> どのようにして、この世に生まれてきたの
> かの理由も考え始めました。
>
> もし、なにも知らない子供たちに
> 「意味」という言葉の“意味”を聞かれた時
> 横井さんは、(皆様は、)どのような答えで
> 伝えるでしょうか?

たとえば、木に釘を打とうとしたのですが、金づちがありません。そこで、近くに転がっていた、こぶしぐらいの大きさの石を使って釘を打ちました。

このとき、私は石を単に石という意味では使っていません。釘を打つものという意味によって使っています。

たとえば、自殺することばかりを考えている方は、きっと世界の意味を、どこまでも自分に不幸を投げかけてくるものとして捉えているに違いありません。そのような方に、世界の素晴らしさを、ほんの少しでも伝えてあげられたらもう少し生きてみようかと思い直すかも知れません。

あるものに意味があるのではありません。そこにある何かに意味が閉じこめられているのではありません。世界を何であると意味づけするそのあり方の中で、「世界」と「この私」が現象してくるのです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

それに対応して

意味なし番長さんから。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

その反対は、暗黙のうちに定義される。



> 丁寧に説明しようと勇気を持て
> 実行できる人たちを私は本当の人間だと思います。


じつはこれがずっと気になっていたのだ。

できない人は、偽りの人間だというのか。

人非人、人でなし、畜生ということか。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

それに対応して私の答え。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ルイジです。

横井さんに返事を書きかけだったんですが
こちらの方をちょっと優先しないと問題が大きいかと
思いましたので、先に、意味なし番長さんに返信します。


横井さん、ご無礼をお許しください。


>
> その反対は、暗黙のうちに定義される。
>
>
> > このような質問に、投げやりでなく自分の心で考えて
> > 丁寧に説明しようと勇気を持て
> > 実行できる人たちを私は本当の人間だと思います。
>
>
> じつはこれがずっと気になっていたのだ。
>
> できない人は、偽りの人間だというのか。
>
> 人非人、人でなし、畜生ということか。


いえ、ロボットかと…。

自分なりに考えないで、誰かの言うとおりに動いてるものは
みんなロボットだと思います。

誰か偉い人がこういったから、この考えは正しい。
そういうことでは、その偉人の思想の宣伝をしてるロボットだと思うのです。

個人は自由な存在であるのですから、自由にいろいろ考え
自由に何が正しいか、なにが嫌いか、間違ってると思うのか
流転しながら考えるべきだと思うのです。

もちろん、この考えも鵜呑みにしてはいけません。

それこそ、その方は私の考えのロボットになってしまいます。

私はそんなことは初めから望んでません。

つまり、私の意見を無視するのも、嫌いになるのも自由であって欲しいのが私のスタンスです。

私はそれぞれ個人が自分自身で考える事がどれだけ大変で
孤独で、苦痛で、そんでもって面白いのかを、自分の体験で
思ったとおりに自分の言葉にして言ってるだけです。

それで、傷ついたという人がいたなら、私を嫌いになって
無視する権利もあります。

第一、意味の意味を考えると言う事に疑問を持った人さえいるはずですし、私自身、何度も頭を抱えて、自分がアホかと思います。

でも、なんか、哲学をしてるような気がします。

哲学とは、本当に自由に考えることだと私は思います。


ありとあらゆることは自分の心で考えて決める。
それが自立だと私は思います。


ルイジ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

それに対応して、G-NOSISさんの答え

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
G-NOSISです。


自分の考え、ということですが、この考えとは一体何処から来ているのでしょう。

自分の考えと言いますが、だいたいは既に哲学においても、勿論その他の分野においても、ある程度は考えられています。

自分の考えが、如何に制限的な思考であるかという事を、知るにも本という一つの媒介、もしくは他者の考えは、とても有益なもののように思います。

更に言えば、自分という一つの固有性は、ある領域においては、
悉く意味のないものになるでしょう。

意味の働いている領域とは、決して、そこで閉じているものでは
なく、もっと他の重層的な意識の領域と結びついているのです。

それは、非意味的な領域と言っていいものです。
これを、非人称の領域として捉えることも出来ます。

意味の奥、もしくは裏側に、言語表現を超えた地平があります。

哲学とは、常にこのパラドックスに浸っていましたし、哲学が
発生する地平は、常にこのパラドキシカルな領野からなのです。


それでは。

http://blog.goo.ne.jp/gnosis_eden/e/bcb773cbbf862b967e58c69819237088


―G-NOSIS―
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

もうひとつ、G-NOSISさんの答え

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
On 2004/12/05, at 9:37, 横井直高 wrote:

> みなさん、こんにちは、ルイジさん、お久しぶりです。横井です。

 G-NOSISです。(^^)

> いわば、意味とは、「この私」と「世界」をつなぐ架け橋です。それは世界を意味づけする総体こそが、「この私」なのだとも言い得るのだと思います。


 その総体の味は、如何なる味になるのか?

 “全ての意味”の“意味”とは。(これには、意味付けを行う主体=コギトも含まれます。)

 意味の無い領域、ここではパラドックスが一つの指標となりうるようです。


―G-NOSIS―

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんでもって、私の答えです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ルイジです。

やっと横井さんに返事がかけます。

同時にG-NOSISさんいも書く返事にもなると思います。

たぶん、横井さんは私からの返事を期待したのでなく、
このML内のみんなが
それぞれ考えるための「架け橋」を作ってくれたという感じです。

なかなか洒落た答えだと感じてます。

> On 2004/12/05, at 9:37, 横井直高 wrote:
>
> > みなさん、こんにちは、ルイジさん、お久しぶりです。横井です。
>
>  G-NOSISです。(^^)
>
> > いわば、意味とは、「この私」と「世界」をつなぐ架け橋です。それは世界を意味づけする総体こそが、「この私」なのだとも言い得るのだと思います。
>
>
>  その総体の味は、如何なる味になるのか?
>

それぞれ個人の自意識に個性の味があるように
無限に近い味があるのかと思われます。

たとえば、ひとりの人間が「自分自身で心で考える。」ということを行なった場合、その中には、その人の子供の頃から現在までの人生の実体験が全部役立つ事になります。

その中には、無数の読書も含まれます。
宗教的な修行も。
神秘的な実体験も、
美味しく味わった料理も
素晴らしい自然や、芸術を見た感動も、
常識の確率を越えた悲劇も…etc含まれるかもしれません。

意味とは、あくまでも今日、今の、その者の自意識の中にしか生まれないと思います。
無人島で札束持ってても、おにぎり一個のほうが1億円より意味がある時もあります。

ただ、私が哲学ではない思う文章は、
自己消化していないで、有名だから、感動したから、というだけの理由で受け売りで本や、思想の一部分を紹介している、その人本人の哲学がないと思える時です。

本当に、自分で考えた時、どうしたって、その著作物と多少は違った考えになるはずです。

私自身としましては、情報をやたら詰め込む事で安心するのでなく
誰かにその情報の真偽を検証してもらうために流すわけでなく
今日、実際に活動するために必要であるという考えを
自分なりに集めた情報の中から選び出し
今、釘を打つために石を持つように
思想や、本の情報は使いたいと思うのです。

そして、明日、なにか新しい問題に直面した時になにか困ることがあるかもしれないので、多くの人が薦めてくれる本を読む事はしたいとは思います。

しかし、それがそのまま私の哲学にはなりえません。

あくまでも、私が私として生きる時に、実験的に使用した後、
あとで後悔してなくて、「役に立ったと実体験的に思えるもの」が
私の哲学だと言えるような気がします。


>全ての意味”の“意味”とは。(これには、意味付けを行う主体=コギトも含まれます。)
>
>意味の無い領域、ここではパラドックスが一つの指標となりうるようです。
>
>
> ―G-NOSIS―
>

単体で、意味という言葉を分解すると、両義性もパラドックスも含まれていてG-NOSISさんの言う事にはかなり、勉強させられます。

確かに、私の世界観の中でも「意味」という言葉には、それらが含まれますしいつも「パラドックス」を思考してる時は、エッジ的思考をしてるなあ、と自覚します。

G-NOSISさんは、読書量も半端じゃないので、さすがだなあと思います。

そして、自分なりに新しい表現でいろいろ融合しているところは感心します。

ただ、いつか、誰にもわからなくなってしまう可能性があるのはパラドックスだと思います。

そういう意味でも、哲学系MLは、架け橋だと思います。

意味があるものだと…。



ルイジ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今日はかなり、長い文章になってしまいましたが
ここまで読んでくれてありがとうございます。

あなたにとっての今日と言う日が素晴らしい日でありますように


ルイジ







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最終更新日  2004年12月09日 12時18分27秒
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な~るほ~どねー!?^^♪  
poyoyonpon  さん
「意味の意味」という問いに、その答えを真剣に考えてしまって、今も意識し続けている1人の人間としては、このやりとりは興味深く拝読させていただきました。
(2004年12月09日 12時57分42秒)

Re:な~るほ~どねー!?^^♪(12/09)  
poyoyonponさん

長いMLのやりとり読んでくれて嬉しいです。
ありがとうございます。

実際に、私が今回生まれてきてやんなくちゃいけないと決めた事はおそらくこの世界で一番難しい事です。

故に、ひとりでも関心を持ってくれて理解してくれる人がいると安心しますし、自分を見失わなくてすみます。

しかし、問題となるのは今、ある程度このままエッジを走りつづけると、お金が膨大に入ってしまう可能性があることで、そうなったら私はかなり、現在までやってたことが出来なくなる可能性も出てきます。

究極の貧乏は究極の金持ちとなんら変わらないのですが
徹底的に真摯に哲学するには、お金はかえって邪魔になる可能性があります。困ったものです。

全額、寄付すれば良いと言うのも問題なのです。

お金にはただ「力」しかないですから、いつの間にか…どう考えても倫理的でないベクトルに変換されて使用されてしまう可能性も出てきます。(戦地の被害援助に送ったつもりが、武器購入の費用に使われるとか)

だから、結局は私はとんでもなく規模の大きな出版社を作るしかないのでしょう。作者には1円も印税は支払わないが、その代わり、どこまでも発行部数を伸ばし増えつづける個人情報誌のような出版社を。

でも、ある程度お金が出来たら、俺はその前に普通に結婚して子供欲しくなるかもしれないし。子供はさぞかし可愛いだろうし、そうしたら、そんな使命もどうでもよくなって自分で作ったルールも守らなくなるかもしれない。困ったもんです。 (2004年12月09日 13時32分54秒)

すごいな~。  
ごう さん
猫ジャラしマスターさんこんにちは。

すごいな~。よく、これだけ考えましたね。

猫ジャラしマスターさんの、本当に真剣に考えたことも詰まっていて、よかったです。

横井さんも、さすがにすごく深く考えておられる方なりの凄い解答でした。よませていただいてありがとうございます。

G-NOSISさんも、意味は、よくわからない領域からやってくる、という深い真理を捉えていて、面白かったです。

普通は、意味というと、意味を味わうほうを思い浮かべるけれど、意味を作り出すほうも、あるなあと思いました。

意味を味わうというのも、ある程度意識的な努力を必要としますが、意味を作り出すとなると、さらに、莫大な量の努力が必要になるものであると思います。

それでも、人間が意味を作り出さないことには、人間に命を与えてくださっている植物さんたちに申し訳ないです。

どうやって、意味のある作品、意味のある行動を作り出すか、ということが今の僕の課題です。

そして、そのためにはたくさんの事実、偽ものでない真実を知らねばならないと思っています。また、それだけでもだめで、熱い意思もなければならないだろうと思っています。

あとは、それでできるだけ努力して、最後はインすピーレーションというか、霊感というか、G-NOSISさんのいう、非人称的な領域からやってくるものを受け止めるということになるのかもと思いました。

どうも、たくさんのアイデアをありがとうございました。

いや~、みなさん本当にすごい哲学者であると思いました。 (2004年12月11日 20時14分59秒)

Re:すごいな~。(12/09)  
ごうさん

今日の日記読めばわかると思うけど
ごうさんがやっぱり一番だよ。
( ̄(エ) ̄;)

(2004年12月12日 16時10分22秒)

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