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君子に三楽あり「君子有三楽」『孟子』君子のような立派な人物には、三つの楽しみごとがあるのだという。その三つとは何か。『孟子』によれば、こうである。「父母ともに存し、兄弟故なきは、一の楽しみなり。仰いで天に愧じず、俯して人に怍じざるは、二の楽しみなり。天下の英才を得てこれを教育するは、三の楽しみなり」これを箇条書にすると、つぎのようになる。一、父母がともに健在で、兄弟がそろって息災であること一、どこから見ても、恥ずかしくない生き方をしていること一、すぐれた英才を見出して、その成長を助けてやること同じように人生を楽しむにしても、楽しみ方は人それぞれにちがっている。できれば君子の楽しみ方を心がけたいものだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/31時点)楽天で購入
January 31, 2022
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足るを知れば辱められず、止まるを知れば殆うからず「知足不辱、知止不殆」『老子』「控えめにしていれば、辱めを受けない。とどまることを心得ていれば、危険はない」のだという。『老子』のとなえた処世哲学のエッセンスで、これをとくに「止足の戒め」という。『老子』がここで戒めているのは、おれがおれがと出しゃばるような態度、利益とみれば、トコトン追求して人の迷惑など考えようとしない態度である。なぜそれが不可なのか。まわりの反感を買って袋だたきにあい、結局は長続きしないからである。自分の利益を追求しようとするなら、可能なかぎり、まわりの人々の利益と折り合いをつけるように配慮せよ。自分一人の利益だけ追求していたら、ろくな結果にならないぞというのだ。われわれ日本人は、こういう考え方を苦手としている。たとえば、近ごろ騒がれている経済摩擦なども、他人の利益を無視してきたことに起因しているのではないのか。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/30時点)楽天で購入
January 30, 2022
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知、仁、勇の三者は天下の達徳なり「知仁勇三者天下之達徳也」『中庸』「達徳」とは、徳のなかの徳。とりわけ重要な徳といった意味である。徳は幾つもの要素から成り立っている。そのなかでも、とりわけ重要なのが、知、仁、勇の三つだという。まず第一の「知」とは、1.深い読みのできる能力、2.ものごとを適切に処理できる能力この二つの複合のうえに形成される。つぎの「仁」とは、相手の気持や立場に立って考えてやること。つまりは思いやりである。むろん、その前提として、「我も人なり、彼も人なり」という人間的共感がなければならない。「勇」とは勇気である。決断力と言ってよいかもしれない。進むにせよ退くにせよ、決断すべきときに、きちんと決断できる能力、それが「勇」である。してみると、この三つの徳は、きびしい現実を生きていくうえで、必要不可欠なものであることが理解できるであろう。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/29時点)楽天で購入
January 29, 2022
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「僕は誓う。50年後の君を今と変わらず愛してる!」まだ1話しか観てないですけど、こんなに早くに言うんですね…僕のプロポーズもこれと同じにします♪107歳まで生きてないといけないですけど…頑張ろう!101回目のプロポーズ [ 浅野温子 ]価格:17598円(税込、送料無料) (2022/1/28時点)楽天で購入
January 28, 2022
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巧詐は拙誠に如かず「巧詐不如拙誠」『韓非子』「巧詐」は、へたな考えをめぐらして表面をとりつくろうようなやり方。一見、すばらしい策のように思われるかもしれないが、かえってまわりの反発を買ってしまう。「拙誠」とは、つたなくても心のこもったやり方。愚直と言ってよいかもしれない。人生を生きていくうえで必要なのは、「巧詐」よりも「拙誠」だというのが、このことばの意味である。「巧詐」は、人の目をごまかし、一時を糊塗できるかもしれない。だが、ごまかしやぺテンは、いずれ必ず馬脚をあらわす。その点、「拙誠」はじわじわと人の心をとらえる。長い目で見ると、たしかに「巧詐」より「拙誠」のほうがまさっているようだ。ある意味で、現代は「巧詐」のもてはやされる時代だと言ってよいかもしれない。だが、人間関係の基本は、昔も今もそんなに変わっているわけはない。「巧詐」よりも「拙誠」を求める気持は現代でも強く生き続けているのではないか。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/28時点)楽天で購入
January 28, 2022
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良賈は深く蔵して虚しきが若し「良賈深蔵若虚」『史記』直訳すれば、ほんとうに賢い商人は、良い商品を持っていても、店先に並べるようなことはしない、奥深くしまっておくものだ、という意味である。孔子が若いとき、老子のもとをたずねて教えを受けたことがあった。すると老子は、「良賈は深く蔵して虚しきが若く、君子は盛徳ありて容貌愚なるが若し」という一句を引いて、こう語ったという。「そなたは自分の能力をひけらかし、欲望ややる気を表に出しすぎる。そんなことは無益のことじゃ。やめなさるがよい」すばらしい能力に恵まれても、それをわざとらしく見せびらかしたり、ひけらかしたりすれば、周囲の反発を買って、ろくな結果にならない。奧深くしまっておくことによって、かえって人間としての深い味わいが出てくるのである。「良賈は深く蔵して虚しきが若し」とは、それを語ったことばに他ならない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/27時点)楽天で購入
January 27, 2022
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むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ「寧為鶏口、無為牛後」『史記』大企業のなかで鳴かず飛ばずの一生を送るよりも、中小企業でもいいから、その頭となって存分に腕をふるったほうがよいという意味。略して「鶏口牛後」ともいう。大きな組織に身を託したほうが、たしかに安定度が高くて、将来の不安も少ないかもしれない。反面、入ってからの競争も激しく、一生、鳴かず飛ばずの下積みで終わる可能性も高いと言える。これに対し、小さな組織は安定性には欠けているけれども、人材の層が薄いから、腕を発揮する機会も多く、登用のチャンスも多い。それに、激動の時代ともなれば、大きな組織がいつまでも安泰であるという保証は何もない。逆に小さな組織でも時勢の波に乗って急成長を遂げる例が少なくない。とすれば、「鶏口」にかけてみるのも、一つの生き方かもしれない。ただし、それを成功させるためには、時勢に対する深い洞察力を必要とする。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/26時点)楽天で購入
January 26, 2022
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虎穴に入らずんば虎児を得ず「不入虎穴、不得虎子」『後漢書』後漢王朝のとき、西域の経略に活躍したのが、班超いう人物である。かれが、わずかな供回りを従えて鄯善という国に使いしたときのことだ。初め、丁重な態度で迎えてくれた鄯善王の態度が、匈奴からの使者が来たとたん、ころりと変わってしまう。鄯善王は匈奴の勢いに恐れをなし、班超ら漢の使者に対する態度を変えたのだった。班超は、部下を集めて、「虎穴に入らずんば虎子を得ずという。王の態度を変えさせるには、匈奴の使節団を討ち取らねばならん」と語り、その夜、匈奴使節団の幕舎を襲って、ことごとく討ち取った。鄯善王はふるえあがって漢への服属を誓ったという。班超のこのことばは、思い切った決断を表明したことばである。だが、決断のまえに、熟慮がなければ、成功はおぼつかない。班超の場合も、決断するまえに十分に匈奴側の動静を調べあげていたことを忘れてはならない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/26時点)楽天で購入
January 26, 2022
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綸言、汗の如し「綸言如汗」『礼記』「綸言」とは、天子のことばである。それは汗のようなものだという。汗というのは、いちど自分の体から出てしまうと、二度ともどってこない。それと同じように、天子のことばも、いちど自分の口から出てしまうと、もはや取り消しがきかない。だから、トップ(天子)はくれぐれも発言を慎重にしなければならないというのが、「綸言、汗の如し」の意味である。これは何もトップに限ったことではない。平社員から課長、課長から部長、重役と地位が上がっていくにつれて、発言の重みがちがってくる。だから、発言はいっそう慎重にしなければならないのだという。一般にリーダーというのは、主張すべきときには断固として主張しなければならない。それくらいのことができないようではリーダー失格である。だが、ぺらぺらまくしたててやたら失言取り消しをやっているようでは、これまたリーダー失格と言ってよい。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/24時点)楽天で購入
January 24, 2022
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寛にして畏れられ、厳にして愛せらる「寛而見畏、厳而見愛」 『宋名臣言行録』組織管理のコツは、「厳」と「寛」のバランスをとることにあるといわれる。「厳」とは、きびしい態度、信賞必罰の方針である。だが、「厳」一点張りで臨むと、命令に従わせることはできても、心服はされない。そこで必要になるのが、「寛」である。「寛」とは、寛容な態度。温情主義と言ってもよい。しかし、「寛」一点張りで臨むと、こんどは組織のなかに緊張感が失われ、甘えの構造がでてくる。そうならないためには、どこかに一本「厳」の要素を貫いておく必要がある。そのさい、「寛」で臨むと愛され、「厳」で臨むと畏れられるのが一般である。だが、それはまだ低いレベルで、その逆が理想なのだという。それを語ったのが、このことばである。「寛にして畏れられ、厳にして愛せらる」。いつの時代でも、リーダーはこのレベルをめざして努力しなければならないということだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/23時点)楽天で購入
January 23, 2022
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士は以って弘毅ならざるべからず「士不可以不弘毅」『論語』「士」とは、「士農工商」などということばからも察せられるように、人の上に立つ人、つまり、リーダーの立場にある人物を指している。そういう立場にある人間は、「弘毅」でなければならないのだという。「弘」とは広い見識、「毅」とは強い意志力である。広い見識をもたなかったら、視野狭窄症におちいり、たちまち壁にぶつかってしまう。また、強い意志力を身につけていなかったら、困難にぶつかった場合、ねばり強く打開していくことができない。いずれにしてもリーダー失格である。戦前の宰相に広田弘毅という人物がいた。不幸にして戦争犯罪に問われて刑死したが、一言の弁解もせず、従容として死についたといわれる。この人は幼名を丈太郎と言ったが、成長してから「弘毅」と改名している。『論語』のこのことばにあやかろうとしたものにちがいない。現代のリーダーも、その志を見習ってほしいところだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/22時点)楽天で購入
January 22, 2022
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卑譲は徳の基なり「卑譲徳之基也」『左伝』「徳」とは何か。一言で説明しようとすると、意外にむずかしい。念のため、手近の国語辞典を引いてみると、「りっぱな人格」とある。では、りっぱな人格を形づくる基本になっているのは何か。『左伝』によれば、「卑譲」だという。「卑」は、いやしいと読ませる。自分は低い所に身を置いて相手を立てること、これが「卑」である。「譲」は、ゆずるである。自分は一歩も二歩も後へ退って、相手に「どうぞ」と道をゆずる、これが「譲」に他ならない。わかりやすく言えば、「卑譲」とはイコール謙虚と言ってよいかもしれない。これが徳の基本なのだという。日本にも「実るほど頭の垂るる稲穂かな」ということわざがある。「卑譲」は、どんな人にも必要とされる徳であるが、とくにこれを必要とするのが、リーダーの立場にある人である。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/21時点)楽天で購入
January 21, 2022
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智者の慮は必ず利害に雑う「智者之慮必雑利害」『孫子』「智者」というのは、判断を誤らない人である。では、なぜ「知者」が判断を誤らないかと言えば、「必ず利害に雑う」、利と害の両面からものごとを考えるからだという。『孫子』のこのことばは、言わば、両面思考、トータル思考のすすめにほかならない。「うまい話には落とし穴がある」、こんなことは誰でも一応は心得ている。しかし、うまい話をちらつかされると、ついつい飛びついてしまい、あとで、しまったとホゾを嚙むのが一般である。これではたしかに智者とは言えないかもしれない。『孫子』は、こうも語っている。「利益を追求するときには損失の面も考慮に入れる。そうすれば、ものごとは順調に進展する。逆に、損失をこうむったときには、それによって受ける利益の面も考慮に入れる。そうすれば、無用な心配をしないですむ」こういう生活態度を身につければ、つまらぬ失敗を少なくすることができよう。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/21時点)楽天で購入
January 21, 2022
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君子の交わりは淡きこと水の若し「君子之交淡若水」『荘子』「君子」というのは、立派な人物という意味で、イギリス人の言うジェントルマンがこれに近いかもしれない。「君子」の反対が「小人」でこれはつまらぬ人間といったくらいの意味である。『荘子』のことばは、つぎのようなに対になっている。「君子の交わりは淡きこと水の若し。小人の交わりは甘きこと醴の若し」君子の交際のしかたが水のように淡々としているのに対し、小人の交際のしかたは甘酒(體)のようにべたべたしているというのだ。べたべたしたつき合いがなぜまずいのか。すぐあきがきて、長続きしないからである。くっつくのも早いが、別れるのも早い。その点、水のように淡々とした交わりは、いつまでもあきがこないので、長続きするというわけだ。良好な人間関係を築こうとするなら、君子の交わりを心がけたほうがよいのかもしれない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/20時点)楽天で購入
January 20, 2022
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胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す「胆欲大而心欲小」『近思録』胆っ玉は大きく、心は小さく、つまり、大胆かつ細心であれ、というのだ。この二つの要素は、一見、矛盾しているように思われるかもしれない。だが、両面を身につけていないと、仕事をやり遂げることもできないし、事業を成功させることもできない。どんな仕事にも困難がつきものである。かりに順調に進んでいても、いつなんどき困難に見舞われるかわからない。そんなとき必要とされるのが、どんな困難にもめげない不屈の精神力、旺盛な敢闘精神である。それが「大胆」ということだ。しかし、いかに「大胆」であれと言っても、向こう見ずでは困る。それではかえって自滅を早めるのがオチかもしれない。「大胆」でありながら、同時にそこに、綿密な調査、慎重な配慮の裏付けがなければならない。この二つの条件を身につければ、何をやっても、成功の確率はぐんと高くなるであろう。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/18時点)楽天で購入
January 18, 2022
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飽食終日、心を用うる所なきは、難きかな「飽食終日、無所用心、難矣」『論語』「飲んで食べてごろごろして、さっぱり頭を使わない連中は、まったく困ったものだ」孔子はこう語ったあとで、さらに、つぎの一句をつけ加えている。「博奕なるものあらずや、これをなすはなお已むに賢れり」「博奕」というのは、広い意味のバクチである。現代で言えば、マージャン、パチンコといったところかもしれない。なにもしないでごろごろしてるよりは、そんなことでもやっているほうが、まだましだ、というのである。たとえそれがなんであれ、やる気を出し、頭を使っていれば、そこに人間としての成長があり、進歩がある。ごろごろしてやる気のない人間には、成長も進歩もない。孔子の言いたかったのは、これであろう。.孔子という人は、なんとなく堅苦しい人物のように思われているが、「博奕」などを引き合いに出してくるあたり、意外にさばけた一面をもっていたらしい。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/17時点)楽天で購入
January 17, 2022
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とても良い事が書かれています。あえて何点か上げるとすれば…あえて失敗した未来に目を向け、それが恐れるに足りないことを知れば、チャレンジ。三人寄れば文殊の知恵人が増えれば知見も視点もコネクションも増えることになります。どれだけ考えても見つからなかった答えがたちどころに見つかり、「不可能」が「可能」に変わる瞬間を味わえるでしょう。私は、「それを知っている人」「経験したことがある人」にしか意見を求めない。目指すべきは「ラーニングゾーン」コンフォートゾーンを抜け出す。パニックゾーンはやり過ぎ。本当の話し上手とは、相手のメリットを理解し、それをわかりやすく伝えられる人のこと。その事業に携わる人たちがいかにハッピーになれるかを伝えられれば、協力者は自然と集まってくるでしょう。そして、そんな魅力的な話ができる人であれば、お金の神様もきっと振り向いてくれるはずなのです。B to C(コンシューマー)ならぬ「B to F(ファン)」必要なのは、その他大勢に埋もれることのない、あなただけの魅力と武器です。 その武器を駆使して自分のファンをつくり、周囲に人が増えていけば、人生は必ずよい方向に向かいます。「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール【電子書籍】[ サチン・チョードリー ]価格:1650円 (2022/1/17時点)楽天で購入
January 17, 2022
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上善は水の如し「上善如水」 『老子』「上善」とは、もっとも理想的な生き方。そういう生き方をしたいと願うなら、水のあり方に学べというものである。水には、学ぶに足る特徴が三つある。まず第一に、きわめて柔軟であることだ。四角な器に入れれば四角な形になるし、丸い器に入れれば丸い形になる。器なりに形を変えて、少しも逆らわない。第二に、低い所に身を置くのは誰でもいやがることだが、水は、人のいやがる低い所、低い所へと流れていく。つまり、すこぶる謙虚である。自分の能力や地位を誇示しようとしない。第三に、ものすごいエネルギーを秘めている。急流となれば、固い岩石をも打ち砕いてしまう。このように、水は柔軟、謙虚、秘めたるエネルギーの三つの特徴をもっている。人間もそれを身につけることができれば、理想の生き方に近づけるのだという。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/16時点)楽天で購入
January 16, 2022
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懐と安とは実に名を敗る「懐与安実敗名」 『左伝』春秋時代、天下に号令した覇者の一人に、晋の文公という人物がいた。この人は若いころ、後継者争いの内紛に巻き込まれて国外にのがれ、十九年にわたる亡命生活ののちに、帰国して王位についている。そういう意味では、まれに見る辛抱の人と言ってよいかもしれない。その文公が亡命中、斉の国に滞在していたときのことである。さすがのかれも長い亡命生活で疲れたのか、つかの間の安楽な生活におぼれてしまい、めっきりとやる気をなくしてしまった。それを見た夫人が「あなた、しっかりして下さい」と、夫の文公をいさめるなかに、このことばが出てくるのである。「懐」は、楽をしたいと思う気持、「安」とは、安逸をむさぼることだ。漫然とテレビなど眺めながら、のんべんだらりと毎日を送っているようでは、立派な仕事はできないということである。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/15時点)楽天で購入
January 15, 2022
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功の崇きはこれ志、業の広きはこれ勤「功崇惟志、業広惟勤」 『詩経』立派な仕事、大きな事業を成功させるためには、「志」と「勤」の二つの条件が必要なのだという。「志」とは、目標である。はっきりした目標もなく動き回ることを妄動という。妄動では、効果があがらない。いや、動けば動くほど、かえって妙な具合になっていくかもしれない。目標は大きいほどよい。だが、せっかく大きい目標を掲げても、それを実行するための手段方法が伴わなかったら、これまた計画倒れに終わってしまう。そうならないために必要なのが「勤」すなわち持続的な努力であるという。「志」と「勤」は、車の両輪と言ってよいかもしれない。人生設計についても、まったく同じことが言える。できたら生涯を通じての目標を持ちたいところだ。それがムリなら、少なくとも一年ぐらいの目標は立てたい。目標を立てたら、あとは「勤」あるのみ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/15時点)楽天で購入
January 15, 2022
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愚公、山を移す「愚公移山」 『列子』むかし、愚公という老人がいた。家の前に太行、王屋という二つの山がそびえ立っていて、出入りに不便で仕方がない。あるとき、愚公は思いたって、山を切り崩しにかかった。息子と孫と三人がかりでモッコをかつぎ、北の海に土を捨てに行くのだが、一往復するのに半年もかかったという。それを見て、近くに住む知叟(利口者)という者が笑ったところ、愚公はこう答えたといわれる。「わしが死んでも息子がいる。息子には孫ができる。孫がまた子供をつくり、子々孫々受けついで絶えることがない。一方、山はいま以上高くならない。平らにできないことがあるものか」この「愚公、山を移す」の寓話が言わんとしているのは、1.長期的視野、2.ユックリズム、の二つである。愚公のように、長期的な展望の上に立って、あせらず、あわてず着実、な前進を心がけることが、結局は成功の近道なのかもしれない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/13時点)楽天で購入
January 13, 2022
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積善の家には必ず余慶あり「積善之家必有余慶」 『易経』「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃あり」と続く。「善行を積み重ねた家には、子々孫々に至るまで、必ず幸いがおとずれる。不善を積み重ねた家には子々孫々に至るまで、必ず禍がふりかかる」という意味である。よい行ないをしていればよい報いがある。悪い行ないをしていれば悪い報いがある。だからよい報いを期待しようとするなら、ふだんの行ないをつつしまなければならない。また悪に向かっていることに気づいたら、早めに軌道修正しなければならないのだという。典型的な「因果応報」論と言ってよい。合理的にものごとを考えようとする人は、あるいはこういう思考を拒否するかもしれない。だが、これを自分に言いきかせることによって、今現在の自分の行いをつつしもうとするところに、このことばの意味があるのである。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/12時点)楽天で購入
January 12, 2022
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好死は悪活に如かず「好死不如悪活」 『通俗編』「好死」とは、立派な死に方、いさぎよい死に方。「悪活」とは、みじめな生き方、見苦しい生き方。そんな生き方でも、とにかく生き抜くほうが「好死」に優っているのだという。日本でいう「死んで花実が咲くものか」に近いニュアンスをもったことばである。近ごろ、働き盛りの自殺とか母子心中といった事件がしきりに報じられるが、これほど心を暗くさせられるニュースはない。一般的に言って、われわれ日本人は壁にぶつかったりすると、本能的に死をえらぼうとする。危機管理にもろい本質をもっているように思われてならない。その点、中国人の生き方は、はるかにたくましい。どんな苦しみにも耐えて、生きていこうとするせっかく与えられた人生だ。死に急ぐことはないではないか。「悪活」でもいい。とにかく生きてさえいれば、いずれは花の咲く季節も来ようというものだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/11時点)楽天で購入
January 11, 2022
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その長ずる所を貴び、その短なる所を忘る「貴其所長、忘其所短」 『三国志』『三国志』の一方の雄である呉の孫権は、ライバルであった魏の曹操や蜀の劉備と比べると、もうひとつぱっとせず、どちらかと言うと、地味なリーダーであった。だが、この人の大きな長所は部下の育て方がたくみであったことだ。現にかれの幕下からは有能な人材が何人も育ち、孫権はかれらの活躍によって生き残りに成功した。その孫権が「わしはこういう態度で部下に臨んでいる」と言って、みずから語っているのが、ここに掲げたことばである。訳せば、「部下の短所には目をつぶって、もっぱら長所を発揮できるように仕向けてやった」となるであろう。人間というのは叱られるよりも、むしろ褒められることによって、やる気も出るし、成長もする。短所をあげつらうよりも、孫権のように長所を褒めてやるほうが、部下を使いこなすコツかもしれない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/10時点)楽天で購入
January 10, 2022
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欹器は満つるを以って覆る「欹器以満覆」 『菜根譚』「欹器」とは水を入れる器のことで、水が空っぽのときは傾き、半分ほど入れるとまっすぐ立ち、満ぱいにするとひっくりかえるという。別名、「宥坐の器」とも呼ばれている。『荀子』宥坐篇に、つぎのような話がある。あるとき、孔子が魯の国の宗廟を参観したさい、この「欹器」に目をとめ、ためしに、弟子に命じて水を注がせてみた。すると、満ぱいにしたとたん、たちまちひっくりかえった。それを見て孔子は、「ああ、いずくんぞ満ちて覆らざるものあらんや」と慨嘆したといわれる。言うまでもなく、満ち足りた境遇にある者を戒めたことばに他ならない。『菜根譚』も、このことばに続いて、「君子もまた満ち足りた状態を求めてはない」と警告している。そんな状態にあれば、誰でも向上心に欠け、進歩力がとまってしまうからであろう。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/9時点)楽天で購入
January 9, 2022
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強力なif-thenプランニング。武士道精神の「これから思考(to-go thinking)」、失敗ではなく学びと考える、拡張的知能観などやフィードバックを得る為のコーチングの必要性など、「現実的な楽観主義者」になることへの勧め。プラス意志力は有限、やめるなら、一度に完全にやめる、「~しない」という目標を「~する」に変える。などのknow-howも書かれています。当たり前と思うこともあるかもしれませんが、自分にはお手本になる本でした♪是非一読してみてください。やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学【電子書籍】[ ハイディ・グラント・ハルバーソン ]価格:1320円 (2022/1/9時点)楽天で購入
January 9, 2022
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初めあらざること靡く、克く終わりあること鮮なし「靡不有初、鮮克有終」 『詩経』誰でも、やり始めはうまくいくが、それを最後まで持続させる者は少ない、という意味である。何か新しい仕事を始めるとする。そんなときは誰でも、なんとか成功させようと、緊張感をみなぎらせて仕事に取り組む。だから、成功する確率が高い。だが、仕事が軌道に乗るにつれて、仕事に対するナレが生じ、徐々に緊張感がゆるんでしまう。ついには気持のゆるみから、うっかりミスを生じ、それが結局は、命取りにもなりかねない。世の中には、こういう事例が少なくない。そうならないためには、一、最初の緊張感を持続させるように心がけること一、好調なときこそいっそう気持を引き締めてかかることこの二つのことに留意する必要がある。「初心忘るべからず」ということだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/9時点)楽天で購入
January 8, 2022
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恒産なければ因って恒心なし「無恒産、因無恒心」 『孟子』「恒産」とは、生活を支えるに足るだけの安定した収入、資産。「恒心」とは、どんなに困っても悪に走らない心。不動心と言ってよいかもしれない。『孟子』のこのくだりを紹介すると、つぎのようになっている。「恒産なくして恒心あるは、ただ士のみよくすとなす。民のごときは則ち恒産なければ因って恒心なし」恒産などなくても恒心を持ち続けるのが理想である。だがそれは志操堅固な人物(士)にして初めて可能なことだ。一般の人々にそれを期待してもムリである。だから一般の人々に対しては、何をおいてもまず生活の安定をはかってやらなければない。それが為政者のつとめであると『孟子』は主張した。たしかに、恒産なくして恒心を持ち続けるのは、むずかしい。恒心を持ち続けるためには、その前提として、しっかりした生活設計が必要になるということだ。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/7時点)楽天で購入
January 7, 2022
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百里を行く者は九十を半ばとす「行百里者半九十」『戦国策』百里の旅をする者は、九十里をもって半分の行程だと心得なさい、というのである。いうまでもなく、最終段階におけるツメの大切なことを語ったことばに他ならない。名君の誉高い唐の太宗が政治の心構えについて、こう語っている。「国を治めるときの心構えは、病気を治療するときの心掛けとまったく同じである。病人というのは、快方に向かっているときこそ、いっそう用心して看護にあたらなければならない。つい油断して、医師の指示を破るようなことがあれば、それこそ命取りになるであろう。国を治めるにあたっても、同じ心構えが必要だ。天下が安定に向かっているときこそ、もっとも慎重にしなければならない」政治や病気の治療だけではない。最後のツメで気を許し、しまったとホゾを嚙むことが少なくない。そうならないためには、ツメの段階でいっそう気持を引き締めて事に当たる必要がある。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/6時点)楽天で購入
January 6, 2022
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天下、意の如くならざるもの、恒に十に七、八に居る「天下不如意、恒十居七八」 『晋書』この世の中には、自分の思いどおりにならないことが七、八割もある、という意味だ。晋代の羊祜という将軍が語ったことばだという。羊祜は征南大将軍として南の国境沿いに駐屯し、呉に対する進攻作戦を練りあげていた。だが、なんど政府に進言しても、進攻の許可がおりない。十分な成算あってのことだったが、政府の許可がなければ軍を動かすことができなかった。苦労して作戦計画を練りあげた羊祜としては、なんとも歯力ゆかったにちがいない。そのとき泄らしたのが、このことばだといわれる。現代でも、羊祐の嘆きはそっくりあてはまる。とくに、組織のなかで生きている人ほど、この嘆きは深刻であるかもしれない。人生には、どんなに努力し、どんなに苦労しても報われないことが多い。しかしそのことを肝に銘じながらも、努力を怠らないことが肝心なのである。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/5時点)楽天で購入
January 5, 2022
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「呑舟の魚は枝流に游がず」「呑舟之魚不游枝流」『列子』「呑舟の魚」とは、舟をひと呑みにするような魚である。そういう大きな魚は、川の支流には泳がないのだという。このことばには、次のような含意があるように思う。一、大きな目標を持つこと一、環境をととのえることこの二つである。人生の目標は大きいほどよい。初めから小さい目標を立ててかかると、それだけの結果に甘んじてしまう。その点、大きな目標を立ててかかると、かりに半分しか実現しなかったとしても、かなりな線まで到達することができよう。目標を立てたら、次はそれを実現するための環境をととのえることだ。「枝流」のような枝道にまぎれこまないように、いつも、しっかりと目標に向かって歩くことである。ゆっくりでかまわない。しかし、つねに大きな目標から目をそらしてはならない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/4時点)楽天で購入
January 4, 2022
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「苦しい」状態では、「ノルアドレナリン」「アドレナリン」「コーチゾール」という「3大ストレスホルモン」が分泌されます。「楽しい」もまた脳内物質の変化で、楽しいときに分泌する脳内物質が「ドーパミン」「エンドルフィン」「セロトニン」です。さまざまな脳内物質が、あなたの「感情」や「気分」を決定づけている。この事実を知っておくことが、「感情リセット」の第一歩です。と本書は述べています。同じ仕事を、同じ時間やっても、ある人にとっては楽しく、ある人にとっては苦しい。何が違うのかというと、脳内の反応が違うのです。 仕事をしているとき、「苦しい」脳内物質が分泌されているか、「楽しい」脳内物質が分泌されているか――。それだけの違いだったのです。 「楽しい」脳内物質を出すことは、難しいことではありません。 仕事への取り組み方や姿勢、考え方、ちょっとした受けとめ方、目標設定……。頭のなかの回路を切り替えるだけで、「苦しい」脳内物質が分泌されている状態が、「楽しい」脳内物質が分泌される状態へとチェンジします。 あなたの感情はリセット可能です。「苦しい」は「楽しい」に変えられる。とも言っています。心の健康に、とても良い事がたくさん載っています。是非一読をお勧めします。人生うまくいく人の感情リセット術 脳科学で、「苦しい」でさえ「楽しい」になる! (知的生きかた文庫) [ 樺沢 紫苑 ]価格:814円(税込、送料無料) (2022/1/3時点)楽天で購入
January 3, 2022
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驥は1日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ「驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣」 『荀子』「驥」とは、一日に千里も走る名馬である。人間で言えば天才と言ってよいのかもしれない。これに対し、「駑馬」とは鈍才である。天才に比べれば十分の一くらいの能力しかない。だが、そんな「駑馬」でも、十日も走り続ければ、「驥」の一日の行程に追いつくことができるのだという。言うまでもなく、これは、ふだんの努力の大切なことを語ったことばである。せっかく立派な目標を立てても、実行に移さなかったら、絵にかいた餅に等しい。また、実行に移しても途中でやめてしまったのでは、これまたなんにもならない。なにごとも継続することによって、豊かな実りが期待できるのだ。とくにそのような継続的努力を要求されるのが、自己啓発である。リーダーたる者は、すべからく「駑馬」に見習って、一日も自分を鍛える努力を怠ってはならない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/3時点)楽天で購入
January 3, 2022
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武士道(葉隠)をまとめてみました。合氣の道に繋がっています。・死物狂い「武士道は死ぬことと見つけたり」死に身→己の我欲を一切を捨て去ること侍は自分以外の者のために尽くす生粋の人間となって働く・真心→すべてを投げ捨ててただ一念になるその瞬間にこそ大きな生命が己に立ち返ってくる人間正気のままで何ができよう大仕事などとてもできるわけがないひとつ仕事を成してやろうと思う者なら自分以上の者は他にはないという大きな「我力」がなければ、何の役にも立たない周りを変えたければ自分から変わらなければならない自分の欠点を知ることこそ本当の正念、修行の始まり、一念の達人への道である・人間、自分を知ることは難しい少しものの分かった人間は自分の長所を知っているが、短所まで自分で分かったつもりになっているだが短所を意識できるのはいいが、そこで自分の欠点と深く向かい合いもしないうえ、かえって本人は自慢たらしくなるものだ自分の長所は言うに及ばず、本当に自分の短所を知るのは難しいものだ人は自分自身のことこそよく見えないもの・至極人は修行の道に深く分け入ると自分の欠点がよくわかるようになり、より精進を志すもの今日は昨日より腕が上がり、明日は今日よりまた上達するという具合一生かけて一日一日こつこつと己を仕上げ、仕上げるほどにまた自分の不十分なところもより理解できるようになり、最後はどこまでいっても修練に終わりはないということが分かるので、これでもうよいなどと思うことができなくなる道に終わりはない・知識が増えれば増えるだけ道から遠ざかってしまっている得た知識で自分自身が尊大になってしまい、人々を見下すようになってしまうさらにはまた知識が増せば自分の至らないところも理屈や言い訳を使ってより巧みに自分をどうとでも組み立てられてしまうこれが道を知らないということなのです道とは己の悪いところを知るということですいつでも思いをめぐらせて自分の悪いところを反省し生涯精進するのが道というもの・過ちて改むるに憚ることなかれ誰だって過ちを犯すだが過ちを知ってすぐにそれを改めれば過ちはたちまち消えてゆく過ちをごまかそうとするとそれが途端に見苦しくなり苦痛もでてくるものいいところなど何もないそれよりも己の道は潔くあればよいのだはい、間違いを犯したのは私です、と決してめげないこと負けん気を起こし、また精進することが大事失敗は失敗と認め心に教訓として残し、また新たな自分になればよい自分の欠点に気がつけば道が開け自分の能力も上がっていくそして物事は自分の利己心さえなくしてしまえば大きな失敗はしないもの己のわずかな知恵だけでなんでも済ませると思うから、すべてが私心となって悪事まで成してしまう・敵に勝つということはまず味方に勝つことであるこれは味方を滅ぼせという意味ではなく、味方に勝つということはつまり自分自身に勝つということである己自身に勝つということは気力を尽くし体に勝つこと大勢の味方の中にあって自分に匹敵する人間はひとりもいないというところまで普段から自身を鍛錬しておかないと真に敵に勝つことはできないということ負けん気を起こし慢心が出てくるまで仕事の大体のことはこなすその後あっさりそれを捨てるあとはただ、なんの私心もはさまず心穏やかにお家のことを思い奉公に励めばいい根本に立ち返って勤めるまでのことだときに慢心の心が浮かび上がってきても自分の欠点に気がつく心さえあれば後は心が自分のよい見張り役となる心さえまっすぐであれば、内心を突き詰めていくと自分をごまかすところがなくなっていくだろう実に優秀な取調官であるこの取調官と面と向かうとき恥ずかしくないような自分でありたいもの常に「心が問えばどう答えるつもりだ」と自問自答を念仏同様に唱えたいものだ・物事の達成を願うなら人より高いところに目標を置いてみる一瞬の心の中にも油断を作らず一段と高い道理を見つけ出すようにすればよい一番良い方法は、自分の手本となってくれる人間を見つけることである世の中見渡せば啓蒙してくれる人は大勢いるしかし、その教訓を喜んで聞く人間は少ないまたそういった教訓に従おうとする人間はさらに少ない人間三十歳を超えると自分を啓蒙してくれる人間はいなくなるそうして教訓の道がふさがれ自然と身勝手になるので一生間違いだけで過ごし愚を重ねるばかりで結局つまらない人間で終わる道理をよく知る人とはなんとか親しい間柄になって、いつも教訓を受けられるようにしたいそういった人間がなかなか見つからない時には自分で手本を作ったらよい少し謙虚な心があればすぐに周りに適材はあらわれてくれる礼儀作法全般は誰々、勇気なら誰々、言葉遣いは誰々、義理堅いのは誰々、品行が正しいのなら誰々というふうに…多くの人たちの中でひとつでも美点や長所を持っている人の、そのよいところばかりを選り集めれば立派な手本ができあがる人がもつ上手なところやよい部分に気がつけば、なんでも上質の手本や師匠になるのである世間の噂や人が実しやかに言う理屈を鵜呑みにする必要はないそういったものから一歩下がって人の理屈と自分の道理とを比較し吟味することが大事であるこれはあて推量や勘繰りや猜疑心ではないしかし判断がつかなくなれば真に知恵ある人の意見を聞くことである自分の行動について一般の人は終いまで自分の考えで動くので一段とたかいところには到達できないまた相談の相手は第三者として事態を見ている人でもよい自分自身のことは道が半ばでも他のことはよくわかるものだ(岡目八目)人は相手の意見を聞ける分だけ一段高いところへいけるのである人より優れた境地を得ることができるそして特に大事な相談事がある場合は自分の問題と関係のない人や退職して世間を離れた人などに、こっそり批評してもらえばよい誰の味方でもないのでよく道理がわかり良い意見をくれるだろうこれが同じ組織の者に相談すると自分の利益を考えて発言する者も出てくるこれではなんの役にも立たない相談の相手は真に知恵あるひとがよいたとえると一人の知恵だけならば、ただ突っ立ている一本の木と同じで頼らないものだそれよりも側にある大樹のようなものを頼るべきであろう・すべての修行の道では自分流を極めたと思うことが誤り一途に精進して自分流の考えができてくると、すぐそれで満足してしまうから間違いや失敗も出てくる(自分は完璧とか大成功や幸運こそ危険、落とし穴である)・四誓願一、武士道において決しておくれをとらないこと一、主君のお役に立つこと一、親孝行すること一、人のためになること四請願を毎日願った後は、誰に対しても慈悲の心をもつことが肝心謙虚な気持ちを持ち、過ちや欠点を知れば自分が変わることができる慈悲の心があれば改善の努力を相手に施せる・慈悲の心で人をよい方に向かわせることが大事人の癖の直し方、人への忠告の仕方にもちょうどいいやり方がある相手に意見してその欠点を改めさせるというのは大切なことで、人が一番にやるべき奉公しかし誰かに意見するということは、ずいぶんと骨が折れること他人の行動について良し悪しを判断し意見を加えるのは別に難しいことではないが、たいていの場合、人が敬遠して言わずにいることを言うのが親切だと思って、相手にものをはっきり言ってしまうが、話を聞いてもらえなければとサジを投げてしまうだがこれでは相手に恥をかかせるために悪口を言うのと同じことで、ただ自分の気晴らしを言っただけに過ぎず、まったく役に立っていない人の癖というのは長い年月をかけて、その人間の中に固まってしまったものであるであるから、その人の癖を直そうと思っても、ただ普通のやり方ではうまくいかないこれは誰の身にも覚えがあるはずだ相手に意見する場合は、まずその人が自分の意見を受け入れてくれるかどうかその気質をよく考慮して、それから近しい間柄になれるように努力し、たとえば相手の好みとしていることを話題にしたり、相手の信頼を得れるように心を配り、話し方にもいろいろと工夫を凝らし、相手に言葉をかける機会を考え、連絡や別れのあいさつをするときなど、自分から己の欠点や失敗談などを話し、それと指摘しないでも本人が思い当たるよう状況を作ることであるまた相手の良い点から褒めてあげて、元気を出させ気付きがあるように配慮し、喉の渇きから水を欲しがるように、自ら望んで意見を受けとらせ、その人の欠点が自然と改善されるというのが本当の意見の仕方である真に意見というのはずいぶんと難しいことなのだ相手に恥をかかせるようなやり方では人の癖を直すことはできない組織の中の仲間同士が普段から親交を続けながら、多くの人々のお役に立とうと心がけることが大切なのであるそのためにも、まずひとりもいいかげんな者を友にもたず、まったく知らない人からも慕われるようにするのが目指す姿である・人に好かれぬ気質の者は、どれだけ優れた能力があったとしても役に立たない役に立つ者はへりくだることができる者である同僚の風下に自分から進んで立てる人間は、人から嫌われることがない人を先に立てて礼儀を乱さず謙虚であり自分の利益は挟まず、ただ人のために図ってやるというようにすれば、いつ会っても初めて会ったときと同じ気持ちのようで、お互い仲が悪くなることはないそれに気のあった仲間から言われた注意は人もよく受けるものだ。そして奉公人として立場も上がれば、下の者へ行う対応もある少しくらいの品行の失敗は見逃したり聞き逃したりして、うるさく咎めないほうが下の者たちも奉公に集中できるものである・不義を嫌って正義だけを通すことはとても難しい正義を通すことばかり優先し、それに打ち込みすぎると、かえって誤りが多くなるのである正義の上にもまたさらに道というものがあるこの根本を見つけることはなかなか難しい大きな声の中に隠れる小さな声もあるより多くの意見に耳を傾け自分の慈悲の道理に沿うものを選び出すためにも、考え続けなければならないことがあるのだその人の立場からすれば、正義といえどもまだまだ小さな問題である何事も主君や親のため、また多くの人々のため子々子孫のために成すべきであるこれこそ大慈悲というもの慈悲の心から出てくる知恵や勇気が本物なのである慈悲の心をもって自他を罰し慈悲の心をもって働くので、人は限りなく強く正しい慈悲の心、真心こそ尊いのであるすべては自分に厳しく人には慈悲なのだ・よい行いとは一言で言うと、苦痛にこらえることである言葉少なくぐっと歯を食いしばれるところがなければ人はさらに先に進めない言葉や物事の真意も自身の体験や実感があって初めて会得できるもので、苦痛や耐える心なしには何も得ることができない真実は己の行動の中に生まれる行動こそがその人を雄弁に語るようになる真に耐えるということは走り続けることと似ている人の一生も走り続けることと同じこと息が切れるほど走っているときは胸もつまり大変苦しいものであるが、走り着いて立ち止まってみると、ことの他気持ちがよい・どうせ苦しい道をゆくなら心の支えとなるよき友を常に探すのがよい和合いろいろな話を聞いて覚えて自分一個人の感情や知識を取り去って、先人たちの優れた考えを取り入れて自分の手本にして参考にすれば他の者と相談や仕事をするときに、なんの間違いも悪事も起こらない・人の人生は短いあっという間に走りすぎるしかし、それまでの一瞬にすべてがある人は一瞬一瞬を積み重ねて一生になるこのことさえ得心できれば他にあれこれと毎日雑多な出来事にうろたえることはない人は真に自覚的な生を得ることができる一般の人は己の一瞬を軽んじて、他に別の人生があるように思い、それを探し回るものだが己の現在の一瞬に徹する以外に手はない己の全生命を、まさに一瞬一瞬を完全に我がものにして生きる、これが道の最後の極意である本来、武道が学校教育に導入される時に合氣道で先生になるはずだったんですけど…千葉市は幕張メッセの赤字が大きすぎて柔道を学校の先生に黒帯取らせて実行することになって…その時にまとめたレポートです。新渡戸稲造さんの武士道よりも生々しいですね。次の武士道は新渡戸稲造さんの方をまとめますね。
January 2, 2022
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故きを温ねて新しきを知る「温故知新」 『論語』日々の自己啓発は、どんな人にも望まれることである。なぜなら、これがなかったら、みずからの人生を充実させることができないからだ。だが、だれにもましてそれが望まれるのが、人の上に立つ人、つまり、リーダーに他ならない。リーダーが自己啓発を怠るようでは、リーダーとしての説得力が生まれてこないのである。では自己啓発にはどんな方法があるのか。それを語っているのが、この孔子のこのことばに他ならない。「故きを温ねて新しきを知れば、以って師たるべし」訳せば、つぎのようになるかもしれない。「歴史を、深く探求することを通して、現代への認識を深めていく態度、これこそ指導者たるの資格である」このことばはまた略して、「温故知新」と言いならわされてきた。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/2時点)楽天で購入
January 2, 2022
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まずは内臓が冷えているかどうか自分で確かめる方法。おへそをはさんで、お腹に右手と左手をあててみて、上にあてたてよりも下にあてた手が温かい場合。内臓が冷えている可能性大です。本書には内臓温度チェックリストが載っています。内臓の温度が1℃上がれば免疫力はあがり、基礎代謝が15%アップ。では内臓を温めるのには、・効果的なその食材の名はヒハツ。・「ほかほか」ストレッチ。・冷え症改善医療用防水テープ貼り本書にはヒハツレシピ、「ほかほか」ストレッチと防水テープ貼りの図解も載っています。また生野菜、朝ヨーグルト、足湯、水飲み健康法、野菜ジュース、靴下やタイツ、フリースをはいて寝る、ブーツは内臓を冷やす原因だそうです。100歳まで心も身体も健康でいたい人、是非一読下さい。死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい [ 山口勝利 ]価格:1320円(税込、送料無料) (2022/1/1時点)楽天で購入
January 1, 2022
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100歳まで心も身体も健康でいたい人、是非一読下さい。死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい
January 1, 2022
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苟に日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり「苟日新、日日新、又日新」 『大学』自己啓発のすすめである。『大学』という本は、全文わずかに千七百五十三字の小冊子であるが、その内容は、修身、斉家、治国、平天下」のエッセンスを説いたもので、意外にむずかしい。冒頭のことばは、そのなかに出てくる。修身とか修養とか言うと、頭から毛嫌いする人が少なくない。だが、これはもともと他から押しつけられるものではなく、自分を鍛えようとする自覚的な努力を抜きにしては考えられない。それを語っているのが、このことばである。むかし、殷の湯王という明君は、このことばを洗面の器にきざみこんで、「修身」の決意を新たにしたといわれる。近い例では「行革」に執念を燃やす土光敏夫氏も、このことばをモットーにして、リーダーとしての徳を磨いてきたという。このような決意がなかったら、人間、いつまでたっても進歩は望めない。中国古典一日一言 守屋洋先生著より中国古典一日一言【電子書籍】[ 守屋洋 ]価格:620円 (2022/1/1時点)楽天で購入
January 1, 2022
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中国古典まずはこの一冊♪中国古典一日一言
January 1, 2022
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