2006/08/18
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テーマ: 社交ダンス(8410)
2004年9月25日、千駄ヶ谷の東京体育館でJDC主催のアジア選手権の第一日目がありました。

翌日が本戦、世界トッププロの競演です。

この日はアマチュア2級戦からB級戦までがあり、これらに出場するとすごい特典が付いてくるというので、私たちもラテンB級戦に出場しました。

特典その1 明日の本戦が無料で見られる。

特典その2 ゲストのレクチャーが聞けて、一緒に写真撮影してもらえる。

このときのゲストは、世界チャンピオンのティモシー・ホーソン&ジョアン・ボルトン組とブライアン・ワトソン&カルメン組でした。


私たちの競技の方は、全員外人審判で、予想以上にレベルの高い戦いでした。

『この人、どっかで見たことあるぞ。』

と思った大柄の男性審判と踊っているときよく目が合って、そのたびに微笑んでくれるので、なんか手応えありかもなんて思ってたりしたんですが、張り出されたスコア表を見ると、その愛想のいい外人審判は全然点をくれてませんでした。



どうやら母が見に来てくれていたようなのですが、どれが自分の娘か分からなかったそうです。

そんなに化粧濃くないつもりだけど...。


さて、お待ちかねのティモシー・ホーソン&ジョアン・ボルトンのスタンダード・レクチャーです。

3つの重要なポイント、ホールド(バランス)、ポスチャー、ムーブメントに関しての話でした。

最初はホールドのお話。

ホールドは5つのポイントでお互いのコネクションをとります。

1. 男性の左手と女性の右手、2. お互いのミギマエ、3. 男性の左手首、4. 男性の左手、5. 女性の左手の手首、親指、中指、この5つのポイントできちんとコネクションできていないと一体となる踊りはできません。

ティモシーとジョアンのように身長差のあるカップルの場合は、男性はひざを使って、二人のいちばんいいカップルバランスを作り出さなければなりません。

2番目はポスチャーのお話。

肩から骨盤を通り、足の中心にぬける完璧なストレートラインを保ち、首を長く見せるポスチャーをつくります。どんなに柔軟な動きをしても、ヒンジをしてもターンをしてもこの上体のストレートラインを変えることはありません。

女性が男性に対して重く感じないためには、女性は左の肩甲骨を常に前に上げておくこと、女性は自分自身のバランスで立ち、男性は女性のこの肩甲骨のシェープを崩さないように踊ることが重要です。



これには5つの要素があります。ロア、ライズ、ターン、スウェイ、ムーブメント、これらを男性はスムーズに正確にそして的確に女性に伝え、女性が完璧にフォローできるようにしなければなりません。女性は同じ量、同じタイミングで男性の動きをミラーします。

最後のムーブメントに関しては、360度の選択が男性にはあり、男性がどちらの方向にどのように進んでも女性は男性のリードを完璧にコピーする必要があります。

もちろん女性が簡単にフォローできるようなわかりやすいリードを男性はしなければなりません。

このとき、まだスタンダードはあまりやっていなかった私たちでしたが、とても基本的な話しなのである程度理解することが出来ました。

このあと、リーダーの大好きなブライアンのラテンレクチャーに続きます。





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Last updated  2006/08/19 09:33:12 AM
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