2010/12/01
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テーマ: 社交ダンス(8598)
カテゴリ: その他
ラテンというと私の場合すぐにサンバ、チャチャ、ルンバ、パソ、ジャイブなんて思ってしまいますが、もともとの起源はローマ時代までさかのぼるようです。

イタリアのローマを中心としたあたりを昔はラティウム地方と呼んでいて、そこに住んでる人をラテン人、使ってる言葉をラテン語とよんだとのこと。

強大な勢力を誇ったローマ帝国がラテン語を公用語としたので一気に広まり、その流れが今でも続いていて生物の学名がラテン語だったり、元素のなまえや解剖学用語、法律用語、いろんなところにまだ使われてるんですね。

ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』の中でもラテン語が中学受験の試験問題になってましたから、ヨーロッパの子供たちは学校でラテン語を習ってるようです。

日本で漢文習うみたいな感覚なんでしょうかね。





ラテン系というと、肌の浅黒いイタリア、スペイン、ポルトガルあたりの人々や、昔これらの国々の植民地だった中南米の人をさすような気がしますね。

でもラテン音楽といったらやっぱり中南米です。



でもスペインのフラメンコ音楽はラテン音楽のような気がします。



いつも不思議なのはラテンダンスの中にジャイブが入ってること。

これってジルバから派生した踊りですから発祥は北米で、ラテンの血筋は引いてないんですよ。

ジャイブじゃなくて、むしろサルサとかアルゼンチンタンゴなんかが入った方が納得できる気がします。



言葉の話しに戻ると、現在のイタリア語やスペイン語、フランス語、ポルトガル語はラテン語から派生した言語で、ドイツ語や英語にもその流れは受け継がれているようです。

そう考えると英語圏のイギリスやアメリカも若干ラテンの薄い血筋が入ってるからジャイブでもいいんでしょうかね。(それならインドの踊りでもいい気もする)

ちなみに『ブルータスおまえもか!』で有名なジュリアス・シーザー。



長い年月を経て現在使われている言語ではこんな風に違って来てるんですよ。



英語     ジュリアス・シーザー
フランス語  ジュール・セザール
イタリア語  ジューリオ・チェーザレ
ドイツ語   ユリウス・カイザー
スペイン語  フリオ・セーサル



競技ダンスのラテン5種目もさかのぼると同じルーツの踊りなのかもしれません。






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Last updated  2010/12/01 12:12:45 PM
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