2010/12/02
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カテゴリ: 映画のはなし
桂冠詩人てご存知ですか?

イギリスでは大変名誉ある称号で、宮廷御用達の詩人だそうです。

有名なところではワーズワースなんかもそうだったそうで、現在は史上初の女性桂冠詩人キャロル・アン・ダフィーさんが任命されています。



王家のお葬式や結婚式みたいな行事に詩を読む係。

近々予定されているウィリアム王子の結婚式でも詩を読まれるんでしょうね。

前置きが長くなりましたが、今日ご紹介するのはヴィクトリア女王の桂冠詩人だったランドルフ・ヘンリー・アッシュのお話。(フィクションです)



ロンドンでは彼の100周年記念展覧会が開催されていました。

ローランド・ミチェル(アーロン・エックハート)はアッシュを研究するアメリカ人ですが、ある日、図書館で大変な物を発見してしまいます。

それはアッシュの直筆のラブレター。しかも相手は妻ではなく、クリスタベル・ラモットという女流詩人です。高潔の誉れ高いアッシュが不倫?



大変貴重な資料で、しかも今までの通説を覆すような発見ですから、研究家やコレクターたちがそのにおいを嗅ぎ付けて狙ってくるんですね。



100年前の密かな恋の行方を追って行くうちに,研究者の二人も引かれ合って行くという何となく想像できる内容なんですが、カタツムリの恋みたいとでも言いましょうか、とても慎ましくなかかな進展しないんです。

詩人同士の恋もそれぞれ家庭の縛りがあるせいで文通メインだし、研究者同士の恋も昔の失敗が尾を引いててなかなか踏み込めないものがあるみたいなんですね。

品のいい恋愛映画です。ラブシーンも一応ありますけどね。



原作はイギリスの文学賞であるブッカー賞を1990年に受賞したA. S. バイアットの『抱擁』(原題は『Possession』)。

詩人同士の恋文を創作するくらいですから,この作家の方も詩人なんでしょうね。

本も読んでみたくなるような映画でした。

監督はニール・ラビュート。2002年のアメリカ映画です。


予告編はこちらからどうぞ。

抱擁










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Last updated  2010/12/02 12:07:51 PM
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