2014/01/30
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テーマ: 社交ダンス(8436)
カテゴリ: 映画のはなし
七両三分のハルコマ、ハルコマ♪

郡上(ぐじょう)踊り、名前は聞いたことありましたが、実際見たことはありません。

一昨年は 岐阜に2回も 行ったんですけどね。

阿波踊りの徳島も街をあげての熱気がすごいなと思いましたが、郡上の人たちも町中が踊ってる感じでした。

今日ご紹介するのはそんな郡上八幡のある夏の物語りです。





1977年夏、11歳のヒロシは東京から郡上へやって来ます。

母親が『人生やり直したい』と言って、亡くなった旦那の実家にヒロシを連れて来て置いていってしまうんです。どうも実の母子関係ではない様子。

実家は寺でした。



学校では『捨て子』といっていじめられます。

唯一の趣味はカメラ。

そして最も好んで被写体にしたのは、担任のみずほ先生でした。





夏の水泳教室は郡上を流れる川で行われます。

ヒロシは泳げませんでした。

川にかかる新橋から飛び降りるというのが男の証明みたいな風習があるらしいんですが、まだ同学年で飛び込んだ子はいません。

郡上踊りが町中に響く頃、大好きなみずほ先生が入院してしまうんです。

先生のために泳げるようになろうとヒロシは一念発起。

次第に郡上の街に溶け込んで行き、寺の仲間たちの助けを借りて泳ぎを必死に練習します。

寺の仲間と結託していじめっ子たちに報復した夜は嬉しくて笑いが止まりませんでした。

子供の生命力というか適応能力って素晴らしいですね。







病気のみずほ先生を救いたい一心でヒロシは新橋から飛び降ります。

皆の祈りもむなしく、みずほ先生はハルコマの音がやんだ明け方に亡くなってしまいました。





物語りは30年後、成長した仲間たちが再び郡上に集まる所から始まるんです。

きっかけはみずほ先生に想いを寄せていた町医者マナブ先生の訃報です。

郡上の自然は変わらずに美しくありました。







『さよなら夏休み』は2010年の小林要監督作品。大人になったヒロシを緒形直人、みずほ先生を立花美優が演じています。

原作は高田拓土彦の同名の小説。

和製スタンドバイミーって言う感じで、ほのぼのしたいい映画でした。

いっそのこと子供時代だけに的を絞っても良かった気もします。

公式サイトは こちら です。






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Last updated  2014/01/31 12:50:03 PM
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