2014/08/19
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テーマ: 社交ダンス(8436)
カテゴリ: 映画のはなし
税金のこと、よく分かりません。

ずっと天引き人生なのでいくら払ってるのかも実はよく知らず、なんとなく『たくさん払ってる』気がしています。

自営業の方とか金融関係の方はきっと詳しいんでしょうね。

今日ご紹介するのは税理士と国税局との戦いの実話です。

原作は高杉良の同名小説。





飯塚事件(いいづかじけん)というのをご存知でしょうか。

私はこの映画で初めて知りました。

飯塚毅が経営する栃木県鹿沼市の会計事務所とその取引先に、1963年から国税庁の税務調査が入りました。

取引先の中小企業のために勧めていた節税対策が、脱税に当たるという国からの圧力を受けるんです。







高圧的に締め上げられたショックで顧客の一人だったそば屋のおばあさんは亡くなってしまうし、布団屋をやっていた飯塚の父親も倒れてしまいました。

4名の職員が逮捕起訴され7年にもおよぶ苦しい戦いを余儀なくされますが、家族や恩師たちに支えられ、彼の何者にも屈しない強い信念に次第に味方するものが現れ、ついには無罪判決が確定した事件でした。

半沢 のときもそうでしたが、国税局は悪者に描かれてます。

その方が面白いからなんでしょうね。

タイトル通り『不撓不屈』(ふとうふくつ)の精神で強大な国家権力と闘う主人公を誰もが応援したくなります。





演じていた滝田栄さん、ドイツ語上手でした。

本筋とは違いますが、そっちもビックリでしたよ。

高度成長期の日本の家庭や町の様子が凄く懐かしい感じです。

この頃冷房も普及してないし、夏は暑かったろうなあなんて思いながら見ました。





自分も生きてたんですけど、この事件は全然記憶にないんですよね。

奥さん役を松坂慶子が演じてるんですが、内助の功のお手本みたいな女性です。







心の支えとなっていた禅寺のお坊さんが、多くは語らないんですが的確な気付きをあたえてくれて、この存在は大きいです。お坊さんはセラピストなんですね。

『不撓不屈』は森川時久監督の2006年の映画です。

これを見て少しは税金のことが分かったかというとそっちはまるでダメでしたが、近代史の勉強にはなりました。





飯塚毅博士って、いろんな意味で凄い人だったんですね。

ご興味ある方は こちらのサイト

予告的映画の紹介は こちら から。







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Last updated  2014/08/20 12:58:34 AM
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