2016/08/11
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カテゴリ: アートのはなし
オルセー美術館とオランジェリー美術館は、パリの美術館でどちらもまだ行ったことがありません。

でもなんだか見覚えがある絵が多かった気がするのは、たぶん日本で今までに開催された印象派の企画展で何度か来日しているからなのだろうと思いました。

昨日、六本木の国立新美術館で開催されているルノワール展に行きました。





チケットになっているこの絵は初来日だそうです。


『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』 ルノワール(1876) オルセー美術館所蔵



ムーランというのは風車のことです。

パリ郊外のモンマルトルの丘の上に立っていた使われなくなった風車の下で、1855年にオープンしたダンスホール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』。

みんな野外で踊るんですね。その賑わいを描いた作品です。

今回ダンスがテーマになっている絵が集結していて、それがこの展覧会に行きたかった理由の一つなんです。


『都会のダンス』 ルノワール(1883) オルセー美術館所蔵(右)






都会のダンスの女性はサーカスからモデルに転じた17歳のシュザンヌ・ヴァラドン。彼女は後にユトリロの母となる人だそうですよ。

大将はこの2作品を目の前で見た記憶があると言い張っていましたが、45年ぶりに揃って来日、しかもオルセー美術館には行ったことがないのでテレビの特集番組の記憶が混線してるんでしょう。

45年前に見た絵のことなんて普通覚えてないですものね。

よほど印象深かったのかもしれませんが。

印象派だけに。大笑い


『浴女たち』 ルノワール(1918-1919) オルセー美術館所蔵




逆に私はこの絵にすごく見覚えがある気がしていたんです。

でも初来日とのことですし、見たことないはずなんです。

ルノワール最晩年の知られざる大作だそうです。

私の記憶では女性が三人だったような…。



『ピアノを弾く少女たち』 ルノワール(1892) オルセー美術館所蔵



この絵はとっても印象深い一枚です。

なんといっても子供の頃からずっと自分の部屋に飾ってありましたからね。




『道化師(ココの肖像)』 ルノワール(1909) オランジェリー美術館所蔵



この絵も見たことがある気がしました。

ココの愛称で呼ばれていたルノワールの三男に道化師の仮装をさせて描いた一枚です。

リウマチで痛む手を酷使して描いた作品です。


『クロード・モネ』 ルノワール(1875) オルセー美術館所蔵



ルノワールとモネって仲が良かったんでしょうね。

モネ展 でルノワールを描いた肖像画を見ましたが、今回はモネを描いたルノワールの作品を見ました。




『イギリス種の梨の木』 ルノワール(1873) オルセー美術館所蔵


ルノワールは『風景なら、その中を散歩したいと思わせるような絵が好きだ』と語っていたそうです。



ルノワール名画額F6AS 1733440・花瓶の花


これまで何度か書いていますが、私は個人的にはあまり印象派は趣味ではないんです。

もっと写実的な絵が好きなんですね。 クロード・ロラン とか フェルメール とか。

今回ルノワール展なんですが、ダンスがテーマという別の作者の絵が何枚か展示されていて、そっちの方が実は好きな作品がありました。

いつも展覧会に行くと一枚だけ好きな絵を持って帰っていいと言われたらどれにするかを考えるのですが、今回の私の一枚はこれです。


『夜会』 ジャン・ベロー(1878) オルセー美術館所蔵



ルノワール展は2016年8月22日までやってます。

ご興味ある方、公式サイトは こちら です。





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Last updated  2016/08/14 12:50:47 AM
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