2017/01/12
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: アニメのはなし
夢は異次元への入り口なのかもしれませんね。

『君の名は。』もそうでしたが、どこかにあるかもしれないパラレルワールドと眠りの中で交錯する、今日ご紹介する映画もコンセプトは同じでした。

新海誠監督の2004年の作品です。


​​


中学生のヒロキとタクヤには秘密がありました。

南北に分断された日本の南側に住む彼らにとって、遠くにそびえる北側の塔は雲の向こうにある憧れの場所です。

バイトで貯めたお金で部品を買い、廃駅の中でこっそり飛行機を組み立てていつか国境を越えてそこに行くのが夢でした。

ヒロキとタクヤが密かに心を寄せる同級生のサユリもその秘密に加わり、3人でそこに行く約束を交わします。





3年後、ヒロキは東京の学校に進学していました。

タクヤは津軽にとどまり、塔とパラレルワールドの研究に参加していました。

サユリは原因不明の病気で眠りについたまま入院していました。

そして南北戦争が勃発します。





ヒロキは夢の中でサユリと会って、彼女を夢から連れ戻すためには約束の地に行く必要があると確信します。

塔は有名な物理学者だった彼女の祖父の理論に基づく平行世界製造装置で、この辺から何が何だか理解を超えて来るんですけど、彼女が夢の中にいることによってその平行世界からの浸食をくいとめているとのこと。

つまりサユリが眠っているお陰でこの世界が存続しているらしいです。







ヒロキはサユリを夢から救い出すために、タクヤは塔を破壊するために。





塔を最初に見た時、宇宙エレベータかと思いましたが塔は雲の中で終わってましたね。

技術的には北側の方が圧倒的に進んでいるようでした。







新海監督作品見ていつも思うんですが、主人公男子の独り言がぼそぼそ聞き取りにくいんですよ。

もの凄く静かな部屋で、もしくは劇場で見ないと聞こえない様に作られてる?





SFっぽいファンタジーという空気感は同じ。

有機物より無機物の方がリアルに描かれているのも同じ。

結末のその後が気になるのも同じ。

不満はいくつかあるものの、 『君の名は。』 よりこっちの映画の方がシビアで面白かったです。





予告編はこちらです。

雲のむこう、約束の場所





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Last updated  2019/02/19 06:11:51 PM
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