2017/01/11
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: TVのはなし
おかげさまでこのブログも200万アクセスと突破しました。

いつもとりとめのないお話におつきあい下さりありがとうございます。

今日ご紹介するのはテレビドラマ化された 半沢直樹 七つの会議 、そして下町ロケットの原作者・池井戸潤の作品です。

見る前から絶対に面白いに違いないと思っていました。

元アメリカ大統領ルーズヴェルトは大の野球ファンで、『一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ』と言ったというところからこのタイトルが付いたそうです。

やられたらやり返す半沢直樹の不屈の精神にも似た、逆転に継ぐ逆転の全9話。

思った通り面白くて目が離せませんでした。







創業者の青島会長はガレージ一つから会社を発展させた叩き上げで、引退後も社員たちからの信望が厚く強い発言力を保っています。

不況の中、青島製作所は経営のピンチでした。

東証一部上場のイツワ電器は青島の大手取引先であるジャパニクス社と結託して青島製作所を合併吸収しようとあの手この手の攻勢をかけて来ます。





細川新社長は社内的にも敵が多く、古株の笹井専務とその一派からは心良く思われていません。

経営再建のために多くのリストラを実施する必要があり、成績も残せず維持に年間3億を必要とする社会人野球部も廃部にしようと決めていて、その関係者からも反感をかっています。

野球部は監督が主力選手二人と共にイツワ電器に引き抜かれるし、エースは肘壊して退部するし散々な状態。しかも次の試合で負けたら廃部の危機。

そこへ落ちぶれ監督と訳あり名投手が救世主のように登場するんです。





ジャパニクス社の諸田社長(香川照之)とイツワ電器の坂東社長(立川談春)が悪代官と越後屋みたいで、素晴らしい悪役ぶりを発揮されています。

坂東社長のものとで働く秘書の悪女ぶりも凄い。まあ次から次へとよくあくどい手を思いつくもんだと感心しました。





一方の細川社長は叩かれても踏みにじられても立ち上がって切り抜けて行くまさに七転び八起きの大和魂を持ってます。

秘書(壇れい)もさりげなく突破口へのヒントを出してくれるんですよ。



ところが背水の陣で戦う選手たちの試合を見て己の立場と重なるものを感じたんでしょうね。

野球部に対する思い入れがどんどん強くなって行くんです。





一番の功労者は神山開発部長だと思います。

青島製作所の売りは高い技術力なんですね。

最終的に技術コンペでイツワ電器に勝てるかどうか、その真価を問われる戦いで死力を尽くしたのがこの人。







最後まで読めないのが笹井専務(江口洋介)ですね。

イツワ電器との合併話に坂東社長から好条件を持ちかけられるんですよ。

コバンザメみたいに彼にくっ付いている製造部長なんかはその話しにノリノリ。

時々取り出して見ている写真に何が写っているのか、多分それが最終的に彼の判断の基盤となるものだろうとは思いましたが最後まで分かりませんでした。





青島製作所が無事不況の波を切り抜けて行けるのか、野球部の行く末はどうなるのか。

だいたいは想像付くと思いますが、確かに8対7はおもしろい。

ただし、7の側でなく8の側であればですが。


ルーズヴェルト・ゲーム野球ボール





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Last updated  2017/01/12 08:14:44 AM
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