2017/11/11
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テーマ: 社交ダンス(8604)
カテゴリ: 競技会関連
<世界選手権シニアIIラテン>

スペイン北部の都市ビルバオで今年の世界選手権は開催されました。

雨が降ったり止んだりのどんよりした天気で、気温は12度くらい。

出場組数98組、日本からは5組の代表選手が参加しています。





11時半に予選が開始されました。

1次予選から5種目のシャッフルで、壁に張り出された紙で自分がどの種目を何ヒート目で踊るかあらかじめ確認する必要があります。

日本選手は全員背番号170番台ですが、このおかげで同じヒートで全員が相打ちになることはありません。


​ ​ ​ ​


コンタクトをすると近くがよく見えないと言う大将に代わって私が見に行ったんです。

ところがありえない大チョンボをやらかしたんですよ。

1と7を見間違えて、最初のサンバ出そびれるところでした。





出発前日に届いた新しいドレスをこの日初めて着て踊ったんですが、肩がフィットしてなかったようでリバースロールやったら脱げてくるし焦りましたよ。

そのせいで思い切り踊れなかったと言うわけではないんですが、すんなり2次予選に進めるのは30組だけで、私たちはその中には入れなかったリダンス組になってしまいました。

一つ意外だったのはパソドブレが第2ハイライトまでしか流れなかったこと。

キンタローのマイアミ でもそうだったんですが、今年から第3ハイライトまで踊らせるのやめたんでしょうかね。





世界選手権の合間にシニアIIIとユースのスタンダードとワールドオープンラテンの試合が行われていて、若い子たちのラテンはケタ違いに素晴らしかったです。

審判の一人が倒れて担架で運び出されるというアクシデントがありました。







敗者復活できるのは4分の1くらいの確率で、リダンス組になった日本人カップルは3組。

私たちは幸いにも2次予選に進めました。





17時に恒例のパレードがありました。



バスク地方の民族ダンスも披露されました。





18時から2次予選。

日本と違って貼り出された紙に自分の背番号がなければ上がっていると言う意味で、貼り出されるのは負けた選手の順位なんです。

メロンチョコさんと私たちはここで順位が決しました。

2人の男性バレエダンサーによるデモの後、20時から3次予選です。





唯一勝ち残っていたドニー組をみんなで応援しましたが、健闘むなしく準決勝には進めませんでした。

その後準決勝まで見て会場を後にしましたが、優勝したのはスペインのヘルナンデス(写真右)、男性が白いコスチュームのカップルでした。

去年まで3連覇していたフィンランドのティモたちは2位。写真中央のカップルです。





3位はロシア、4位が 去年開催国だったスロバキア の選手、5位がスペイン、6位がフランスでした。

日本人最高位は23位のドニーさんたち、次が32位のメロンチョコさん、うちはその次で44位の成績です。


 ​


リダンスも含め15曲踊らせてもらったので、あっけなく終わったというよりちょっとは踊った気がしました。

今回初めて9人ジャッジの中に一人日本人のジャッジがいらして、その方のおかげで私たちはこの成績を収められたと言っても過言ではありません。

スペイン、ドイツ、イタリアなど参加選手の多い国からジャッジも多く呼ばれるようですので、日本も全日本選手権決勝メンバーだけなどというケチなことを言わずに世界にチャレンジしたい人は誰でもできるようにして、日本人ジャッジの数も増えるといいなと思います。





日本選手団への温かい応援、ありがとうございました。


(つづく)





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Last updated  2017/11/20 12:55:12 AM
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