2019/03/27
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テーマ: 社交ダンス(8410)
カテゴリ: アートのはなし
伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのがあるそうで、経済産業大臣が指定する日本の伝統工芸品のひとつに山梨県の甲州印伝(いんでん)があります。

車で店の前を何度か通り過ぎたことがあるんですが、『カバン屋さん?』くらいの認識であまり気にしていませんでした。


​  ​ 


調べてみると印伝は甲州に400年以上も伝わる革工芸だそうで、古くは奈良時代に作られた印伝の足袋が正倉院宝庫に保存されているとか。

クラシック音楽もそうですが、長く愛されるには訳があるんですね。

普通は時代とともに淘汰されていきますから。


​ ​​ ​​ ​​ ​


興味が湧いたので試合前日、少し早めに甲府に行って博物館を見てみることにしました。

1582年創業の甲州印伝の老舗『印傳屋』の2階に博物館はありました。

桜餅 ​食べてて少し遅くなってしまったんですが、夕方5時まで開いています。

入場料は200円でした。





お客さんで賑わっている1階から階段で2階に上がると、DVDで製造工程を見せてくれます。

鹿革に漆で模様をつける甲州印伝は非常に繊細で手が込んでます。

展示室には歴史的に貴重な収蔵品が公開されていて、それほど広くはないスペースですが日本の革工芸文化も世界が認める素晴らしさだと納得できました。


​ ​ ​ ​ ​ ​


見ると欲しくなるものですね。



大将は名刺入れを、私は印鑑入れを買いました。





『こういうのってさ、見る人が見ると分かるんだよね。それ印伝ですね、なんて言われるかな。』

大将は​ 4月に新しい名刺になってから ​使うみたいです。

山梨の思い出と共に、長く大切に使っていきたいと思います。


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Last updated  2019/03/27 06:09:20 PM
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