2020/11/01
XML
テーマ: 社交ダンス(8598)
カテゴリ: アートのはなし
サントリー美術館で開催されているリニューアル・オープン記念展『日本美術の裏の裏』を見てきました。

この美術館に来るのは初めてなんですが、1961年開館とのことでした。

所蔵品も素晴らしいです。





ザ・リッツ・・カールトン東京 と同じ六本木の東京ミッドタウンのガレリア3階にあります。





今回のテーマは日本ならではの美意識ということで、現代人にも多分受け継がれている日本人独特のセンスを再認識できそうです。

写真撮影可能とのことでしたので、たくさん撮ってきました。

第1章は、空間をつくる。


青楓瀑布図 円山応挙 一幅
江戸時代 天明7年(1787) サントリー美術館






春夏花鳥図屛風 狩野永納 六曲一双
江戸時代 17世紀後半 サントリー美術館



狩野永納(1631-1697)は狩野山雪の子で、『本朝画史』を編纂したことでも知られる画家だそうです。


洛中洛外図屛風 伝 土佐光高 六曲一双
江戸時代 17世紀 サントリー美術館



京都3Dマップとでもいいましょうか、京都の様子がそのまま描かれています。

地図だけでなく人もたくさん描かれているので、 ブリューゲルの絵 のようだと思いました。

第2章は小をめでるです。

日本人は小さいものが大好きですよね。かわいい文化は昔から受け継がれているんだなあと実感しました。





小さくてしかも非常に精巧に作られたひな道具。








かわいくてたまりませんね、楽器たち。




第3章は、心でえがくです。

かるかや 室町時代 16世紀 サントリー美術館



室町時代の絵本でしょうか。絵はなんか子供ぽいんですけど愛着がわきますね。

現代の漫画とかアニメとかの文化に通じるものを感じます。







焼き物はその作品のみが持つ風合いや景色がありますね。

見る角度によっていろんな印象を与えるので、茶道や華道ではそれを楽しむ文化があります。





第5章、和歌でわかる。

生き物はみんなみんな歌を詠むと『古今和歌集』の序文にあるそうです。

この鉢はきれいでした。


色絵桜楓文透鉢 仁阿弥道八 一口
江戸時代 19世紀


桜を雲に楓を錦に見立てた雲錦手は、京焼の名工である仁阿弥道八が最も得意とした意匠だそうです。

最後は第6章、風景にはいるです。


隅田川図屛風 鍬形蕙斎 八曲一隻
江戸時代 文政4年 1821年 サントリー美術館


この屏風で一年中、隅田川沿いの花見ができます。

浅草寺や吾妻橋も見えますね。


東海道五十三次(隷書版)のうち 沼津 歌川広重
江戸時代 (1847 ~ 1852) サントリー美術館



この展示会は2020年9月30日(水)~11月29日(日)まで開催されています。

公式サイトは こちら です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020/11/03 11:07:48 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: