2023/04/25
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テーマ: 社交ダンス(8609)
カテゴリ: 映画のはなし
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の女性初の首席指揮者リディア・ター。

冒頭に彼女の素晴らしい経歴が紹介されるので実話かと思ってしまいましたが、まだベルリン・フィルに女性の首席指揮者はいなかったようです。

あるスキャンダルによって地位も名誉も全て失っていく天才音楽家をケイト・ブランシェットが演じます。





ベルリンに向かう飛行機の中 で見たのでタイムリーでした。

ベルリン・フィルの拠点となっているコンサートホール、 2023年4月1日 に見てきました。エープリルフールだけど本当の話ですよ。





リディア・ターは、作曲家としても指揮者としても高く評価されていました。

マーラーの交響曲第5番の演奏を彼女の指揮で録音することになっています。

リディアは大学でも講義をしていて、若く才能のある生徒を見つけると、立場にモノを言わせて手を出していたようです。



シャロンはリディアの嗜好を知っていましたが、よくできた妻のように見て見ぬふりをしていたんですね。





ある日、リディアがかつて指導した若手指揮者が自殺して、パワハラ疑惑をかけられることになります。

スキャンダルによって輝かしいキャリアは地におち、首席指揮者の地位は奪われ、マーラーの録音もキャンセル。

行き場を失ったリディアは、職を求めてドイツを離れることになります。





『TAR/ター』(原題:Tar)はトッド・フィールド監督による2022年のアメリカ映画です。

第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、ブランシェットは2度目の最優秀女優賞を受賞。

第80回ゴールデングローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、第95回アカデミー賞では受賞は逃しましたが、作品、監督、脚本、主演女優ほか計6部門がノミネートされました。





予告編は不気味ですがホラーではありません。じわっと重い、印象に残る映画です。

実話だと思ったほど、リディア・ターの存在がリアルでした。

2023年5月12日(金)に全国ロードショー開始です。

公式サイトは こちら





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Last updated  2023/04/25 06:32:16 PM
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