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iPadを使っていて、写真を撮る人間としていいなあと思う機能は、実は他でもない「縦位置・横位置の自動切換え機能」だったりします。
どういうことかというと、一般的にパソコンのディスプレイは横長固定なので、見切れずに表示できる画像のサイズは、必然的に横位置の画像よりも縦位置の画像の方がかなり小さくなってしまいます。
例えば「わたまち」の場合、ギャラリーにUPする画像のサイズは、横位置の場合長辺が700ピクセルであるのに対し、縦位置での長辺は650ピクセルと、約1割近く小さくなります。画面からはみ出してしまっている縦位置の画像は、スクロールしなければ全景を鑑賞できない時点でかなりストレスですので、これ以上大きくは出来ません。
今の一般的なパソコンのスペックを考えると、横位置の作品については長辺を800ピクセルにしてもいいのですが、そうするとあまりにも縦位置画像との印象の差が大きくなってしまうので、仕方なく700に抑えているというのが現状です。これがiPadなら、画像の大きさを変えなくても本体を90度回せばフルサイズで閲覧できるので、画像を余すことなく堪能できます。
縦位置男のエンゾーとしては、縦も横も同じサイズで表示できるスクエアなディスプレイがあれば理想的なんですけどね(^_^;。
ところで、以前から感じていることなんですが、写真には大きなサイズで見ないと良さが分からないことがあります。奥行きやスケール感がある緻密な作品にこの傾向が強く、葉書サイズ程度では全然伝わってこないのに、A4サイズくらいに伸ばした時に、がぜん説得力が出てきたりするので不思議です。
無駄な情報を排した引き算の極みのようなスナップなら、手札サイズであっても目を惹きつける引力のようなものを有しているので、「大きく伸ばさないと良さが分からないような作品は、その時点で弱い」という言い方も出来るのですが、必ずしもそうとばかりは言えないというか。
メロディラインの美しい曲は小さな音で聴いてもそこそこ楽しめますが、ボーカルの息遣いやストリングスの微妙な揺れ、腹に響くベースラインなど、ボリュームを思い切り上げた時にはじめて聞こえてくる音の広がりがあるように、写真にも、小さなサイズでは分からないものがたくさん詰まっていると思うわけです。
そう考えた時、ディスプレイという非常に限られたスペースで作品をUPすることに、どうしてもある種の限界を感じる瞬間があるのでした。特に縦位置で。
だからって、写真展をする度胸も時間もないんですけどね~(^_^;。
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