Flatのガンプラ製作日記

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2021.06.03
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「ムゲンのi 上」です。


ムゲンのi(上) [ 知念実希人 ]

iはアイと読むのですが、「愛」という意味でもありそうですし、
主人公も愛衣という名前なので、そういう意味なのかな?

というわけで、ムゲンのiという作品ですが、知念さんと言えば
病院系の小説が多いわけで、この小説も原因が全く不明な眠り続けて
しまっている患者が出てきます。

原因も分からない患者に頭を悩ませています。

そんな中、気分転換に実家に帰ったところ、おばあちゃんから
自分が「ユタ」であると告げられます。
ユタとは沖縄のシャーマン的な存在で、おばあちゃんもユタだったそうです。
医者である愛衣はそんな話を全く信じなかったのですが、
病院に戻り、何の気なしにおばあちゃんに教わった呪文を唱えると・・・
そこは精神世界だったのでした。
そこで問題を解決し、患者の心の傷を癒すことができれば眠りから
覚めるというのです。
この辺は相当ファンタジーっぽくて病院ものというテイストとだいぶ
外れますが、なかなか世界観が面白くて良いですね。

その絶望を和らげることが「ユタ」としてのお仕事ということのようです。

その世界でウサギ耳のククルを相棒になんとか生きる希望を見出させる
ことができると・・・患者さんは目を覚ましたのでした!
医者としては到底容認できない事態ではありますが、しかし夢かもと
思ったけど、解決できてしまったことで、愛衣は戸惑いつつもユタとしての


で、眠り続けている患者さんは4人して、その3人を愛衣が担当しています。
その1人目を眠りから覚ますことができたので、2人目に挑戦し、その人も
開放することができたのです。
このまま順調に解決に向かうのかな、と思ったのですが、現実世界では
猟奇的な殺人事件が起きており、その事件に眠っている人の一人が関わって
いるかもしれない、という話が掲示からもたらされ・・・

という感じで、上巻は以上。下巻に続きます。

下巻では、現実世界の殺人事件の真相や、なぜ眠り続けるほどの精神ダメージを
負ってしまったのか(誰かに何か言われたのか)、さらには愛衣が抱える
トラウマ(チラチラと話題には出てくるのですが、詳細は不明)の話とか
いろいろ解決に向かっていきそうです。

現実的な医療をテーマにしつつ、ファンタジー要素も多分に含んだ内容で
なかなか面白いです。

下巻も楽しみ♪





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Last updated  2021.06.03 08:55:17
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