Flatのガンプラ製作日記

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2021.06.15
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「後宮の烏2」です。


後宮の烏 2 (集英社オレンジ文庫) [ 白川 紺子 ]

後宮の烏の続編です。
当代の皇帝である高峻と和解(?)し、友となった当代の烏妃である寿春。
それは永遠の孤独からの解放を意味していました。
烏妃は誰とも交わらず孤独に、ただひたすら孤独に生きるよう言われていた
寿春ですが、それは自身の出自も関係していました。

できないはずでしたが、それも高峻が改善してくれたのです。

こうして日々殺されるかもしれないという恐怖におびえる必要もなくなり、
さらに側使えも何人かでき、孤独から解放されてきたわけですが、
幸せはそんなに簡単に訪れるわけはないですよね。

寿春の中にいる烏漣娘娘が実は彼の国からの逃亡者で、策略により人の体に
封じられているというのです。
烏漣娘娘の兄を名乗る存在によって語られる事実がどこまで本当なのかは
分かりませんが、烏漣娘娘が暴れていて、それを開放するためにはその依り代で
ある寿春を殺すしかない、ということのようです。
寿春は自分の中にいる存在に恐怖を覚えます。どこまでが自分でどこまでが
烏漣娘娘なのか・・・


それは寿春の中に生まれた思いでした。
いつも助けてもらった高峻を今度は少しでも守りたい。
それは愛と呼ぶにはちょっと違うのかもしれません。
それは別の何か、かもしれません。
しかし、高峻と寿春の間が少し進んだということなのかもしれませんね!





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Last updated  2021.06.15 19:57:27
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