Flatのガンプラ製作日記

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2021.06.11
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「不思議の国のトムキンス」です。


不思議の国のトムキンス復刻版 [ ジョージ・ガーモフ ]

相対性理論を科学者でない我々に分かりやすく説明しようとした
小説です。
以前、相対性理論の本を読んだので、結構わかるかなと思ったのですが、
かなり難しくな半分も理解できませんでした。

そういえば、以前読んだ相対的理論の本って特殊相対性理論のお話で

多分この本はその「一般相対性理論」についての本だと思われます。

とりあえず分かった範囲で内容など。
銀行員であるトムキンスさんは夢の中で「のろい町」にいました。
最初「のろい」を「呪い」だと思って、こわーとか思っていたんですが、
「鈍い」のほうでした。

我々の世界で最も早いものは光で、その速度は秒速30万kmです。
相対性理論はその光の限界に近付けば近づくほど現象が顕著に顕れるわけですが、
秒速30万kmなんて我々が体験することはまずできません。
特殊な実験環境の中でしか存在しないのです。
なので、我々は馴染みがないので、相対性理論を不思議な理論と考えるわけですが、
トムキンスさんの降り立った街の光の速度は時速20km!

電車もバスも自転車も時速20kmより速く走ることはできません。
そのうえ、時速19kmくらいで自転車で走るだけで、相対性理論で発生する時間が
ゆっくり進んだり、物が平たくなったり、縮んで見えたりなんてことが発生します。
つまり、日常的にそういうことが起きるためにその街の人は相対性理論を
何の疑問も持たずに受け入れているのです!


量子の玉突きなどの話のところは雰囲気はわかるのですが、難しくて分かった気分には
なれませんでした。

でも、量子があまりに軽くて観測しようと光を当てるだけで位置がずれてしまう
という話はなるほどねと思いました。
量子暗号というものがあると思うのですが、量子暗号って盗み見ようとすると
結果が変わってしまうため絶対に盗聴ができないという噂なのですが、
1、盗み見るためには光を当てる必要がある
  (真っ暗闇の中では何も見えない)
2、光を当てると、光子が量子に当たる。
3、量子は非常に質量が小さいので、光子が当たっただけで押されて、
 位置がずれる。
ということのようです。

我々の根っこにこんな曖昧な世界が広がっているというのはとても不思議ですよね・・・





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Last updated  2021.06.11 21:04:31
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