Flatのガンプラ製作日記

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2021.08.01
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「DEVIL'S DOOR」です。

​​
DEVIL'S DOOR (JUMP jBOOKS) [ 東山 彰良 ]

タイトルとあらすじからもっとハードな内容をイメージして
いたのですが、結構ライトな作品でした。

SFとファンタジーが融合したような作品で、高度なAIが
存在し、さらに悪魔も存在する世界。
自由身分を獲得したAIのユマはエクソシスト、つまり悪魔祓いを
しながら生活をしている。

その悪魔が悪魔祓いに協力してくれています。
目的はAIでユマが魂を得ること。
悪魔を倒し続けることで、上位の悪魔に出会い、自国への扉を
見つけようと考えているようです。

作品の中で、魂とは何か、AIと人を分かつものは何か、という
話が出てきます。
もっとこの部分を深く深く掘り下げて話の中心に据えて欲しかったなぁ。

ある男は言う。
「AIにも魂は宿っていると思う。魂とは不確実性への対処方法だ。
AIには不確実性がないという者もおるが、全く同じラインから生産
されても性能に差が出る。」

砦だからだ。この砦を死守している限り、AIは人間を超えられない。
そう思い込むことで、人間は安心していられるのだ」

確かに記憶力、判断力、腕力などあらゆる面で、AIの方が人間より
優れているとしたら、世界を支配すべきはAIであるべきでしょう。
それを恐れ、「奴らは魂が、心がない存在だから」と一線を画すのは


ユマは元主人である人間の遺言を守り、魂を得ようとしているだけで、
今はまだ全くの自由意志というわけではありません。
しかし、いずれこの先、魂を得ることがあるのでしょうか!?
そして、魂を得たとき、悪魔をAIすら堕落させようとするのでしょうかね?

アグリに言わせると、「悪魔が憎んでいるのは人間であって、AIじゃ
ないからAIが魂を得ても、堕落させてもつまらない」ということの
ようですが。

続編出るのかな。
ちょっと気になります。





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Last updated  2021.08.01 16:23:49
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