Flatのガンプラ製作日記

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2021.08.05
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「睦月童」です。


睦月童【電子書籍】[ 西條奈加 ]


西條さんは千年鬼を読んだことがあります。
千年鬼、おススメ。

千年鬼 (徳間文庫) [ 西條奈加 ]

で、睦月童ですが、舞台は江戸時代でしょうかね。

彼女は睦月神から不思議な力を授かっており、彼女の眼を見た者は
自身の罪を見せつけられ、激しい良心の呵責に苛まされることと
なります。

酒問屋の跡取りの央介は家業に関心も示さず、日々遊び惚けていました。
やがて、ある悪事を働いてしまい、ウツウツとしていたところで
イオの目を見て、激しく反省の気持ちを持つに至ります。
しかし、イオにそれ以上に力はありません。
「自分のことは自分で解決するしかない」と言われ、自ら動き、
反省し、「お金を稼ぐ」ということがいかに大変かを感じることができたのでした。

実はイオは央介の父親が央介の行く末を心配して読んだ子でした。
その目論見はあたり、央介は少しずつ商売にも関心を向けることになります。


後半はだいぶ様相が変わった展開となります。

イオの出生の秘密、睦月童とは何か、そして、睦月神とは何か、という話に
なり、展開は悲しい方向に進んでいきます。

ちょっと後半の展開と、ラストはうーん、というかんじがしますが、
中盤まではとっても面白かったです。






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Last updated  2021.08.05 10:12:38
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