Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2021.09.26
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「書誌学入門ノベル! 書医あづさの手控(クロニクル)」です。


書誌学入門ノベル! 書医あづさの手控〈クロニクル〉 [ 白戸 満喜子 ]

タイトルからして面白そう!と思ったのですが。

書医という仕事は架空のものらしいです。
ただ、書誌学という学問はあるそうで、この書誌学の話とか、本の由来、
本、つまり、紙の原料の話とかがいっぱい出てくるお話です。

書医を代々続けている勝(すぐり)家の娘で、書医を目指すあづさと

年代記、という感じで、特に何が起こるわけでもなく、希少な本が見つかったり、
その本の意味を調べるために周囲の協力を得たり・・・という経験を
あづさとさくらは順々に経験していく、みたいな感じで進行します。

本に隠された大きな謎を解くとか、国家の陰謀に巻き込まれてとか、
そんな話は一切なく、本当に本と紙の説明がこれでもかと盛り込まれています。

うーん、面白い、と言えば、面白いのですが、ちょっと微妙な気もする。

今まで全く知らなかった世界のお話で興味深いは興味深いのですが、
興味深い珍しい形式の書籍を見つけた、なんて話が出てくるんですが、
それが次にあんまり繋がってこないんですね。

全体を通した大きな謎みたいのがあってそれを解き明かすために奮闘する
みたいな感じだったらもっと楽しめたのかな、と思いました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.09.26 18:13:32
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: