Flatのガンプラ製作日記

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2023.09.02
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士2」です。


デルフィニア戦記(第1部 〔2〕) 放浪の戦士 2 (中公文庫) [ 茅田砂胡 ]

前巻で運命的な出会いを果たしたウォルとリィ。
勢いそのままに二人でコーラル城を奪還しちゃうのかと
思いましたが、さすがにそれは無理があるようです。
リィならやりかねないですが。
とはいえ、リィしか無理な道程では厳しいのは確か。

しかしその途中で自軍の2倍以上の兵で固めた城に
進路を塞がれてしまいます。
何とか突破するしかないのですが、味方を少しでも
増やしたいウォルたちにとってはとても痛い状況です。
そもそも城攻めは兵の損耗が大きい。仮に勝てた
としてもその先が続きません。
そんな中リィが敵の城に忍び込み、火を放ってくると
いう常識では考えられない案を立てます。
その前に今まで一度も人に捕まることのなかった馬を
見事手懐けたリィに多少の敬意は持っていたものの
だからと言って、そんな無理な作戦がうまく行くとは

しかし君主であるウォルはリィを信頼し、侵入作戦を
許可してしまうのです。
ドラ将軍、面白くありません。
しかも体裁も良くありません。王様が少女とも言える
歳の美少女を脇に侍らせ、彼女のわがままの言いなり

しかしリィは作戦をやり遂げ、城を大混乱に陥れます。
そしてリィが実際に戦う姿を見た時、ドラ将軍も
感嘆せざるを得ませんでした。

こうして味方に大きな損害を出すことなく敵を打ち破り、
更には味方にリィの超常的な力を示し、己の能力で
仲間を黙らせることに成功しました。

しかし改革派も黙っていません。
ウォルが妾腹の子でもなく、まったくの王族とは無関係な
者であるとして内部から切り崩しを図ります。
そしてこの巻のラストでウォルの育ての親の命が
惜しかったら降伏せよ、と言ってきたのです。
果てさてこの苦境をどうやって乗り越えるのかな。





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Last updated  2023.09.02 00:27:20
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