Flatのガンプラ製作日記

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2023.11.09
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「三河雑兵心得3 足軽小頭仁義」です。


三河雑兵心得(3) 足軽小頭仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]


足軽10人をまとめる立場である足軽小頭となった茂兵衛。
昇進です。
足軽小頭となれば侍です。茂兵衛、やったね。
まだ馬には乗れないので、徒侍です。

昇進は喜ばしいですが、姉川の戦いの後の徳川家と

私は武田信玄は好きな武将の一人なのですが、徳川側から
見ると、あまり良いイメージではないですね。
残忍、狡猾、嘘つき。
まあ、知略を尽くし、計略を巡らせれば相手側から
すれば「ずるい、油断ならない」という印象になるのは
仕方のない部分ですね。
今となっては武田信玄が本当にずる賢いだけの男だった
のかはわかりませんが、武田信玄が遠江に攻め入った
こと、三方ヶ原の戦いにて家康軍は大敗を喫したことは
事実のようですね。
そんな負け戦の中、茂兵衛は何とか生き延びます。

この時代、内臓に重傷を負ってしまっては手の施し
ようがありません。
つまりいずれ死ぬ。敵地の真っ只中から逃げる時に
そんな重症者を背負って逃げる茂兵衛。
仲間からはもう助からないのだから置いていけと

死んでない以上連れ帰る、それが兵を預かるという
ことだと言い切ったのです。
茂兵衛を甘ちゃんだと思った仲間もいたと思い
ますが、でも、足軽たちは嬉しかったでしょうね。
結果的に部下たちが付いて行こうと思える上司に
なっていっているのかなと思います。

ラスト、ついに騎乗する立場になった茂兵衛。
足軽大将の補佐みたいな立場ですね。

そして優勢であった武田信玄が撤退します。
病には勝てなかったということですかね。
そうであればもっと早く動くべきだったわけですが、
北に上杉謙信、東に北条と敵に囲まれていて地の利が
ないため、なかなか動けなかったのかな。
家康が生き延びたのは運の要素もあったのかな。





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Last updated  2023.11.09 10:17:11
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