Flatのガンプラ製作日記

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2024.01.22
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「三河雑兵心得 砦番仁義」です。


三河雑兵心得(5) 砦番仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

茂兵衛は家康の家臣で前巻で長篠の戦いを過ごした
ばかり。長篠の戦いで武田を負かしてひと息ついたわけ
ですが、その先には信康の謀反が待っています。
息子が父を討ち、起つというのは枚挙に暇もありません。

それにしても右も左も内も外も不穏なことばかりです。

とはいえ、未だ強敵として残り、さらに内部はこちらを
優遇すればあちらが妬み、不満が溜まっていく。
さらには戦果を出さなければ民から見限られてしまう。
そんな微妙なバランスを抜群の感覚ですり抜ける才が
家康にはあったんでしょうね。
そんな親方の家臣である茂兵衛が苦労しないわけがない。
遠江奪還の前段として補給部隊を叩く役目を任され、
長期に渡って森に潜み、その後は武田最前線の城を
任されるのでした。
城を任されるということは足軽大将にまで昇進した
わけです。茂兵衛、やったね♪


気持ちがわかる優秀な指揮官になりました。
権力を振りかざすわけでもなく、城番の手持ち無沙汰を
解消するために定期的に狩りに行かせたり、使えると
わかれば猟師に山道の教えを乞うことも厭わない。
部下の精神も安定し、山道にも強くなり、精強な部隊が


さらなる活躍が楽しみです。





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Last updated  2024.01.22 23:24:54
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