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April 11, 2006
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カテゴリ: ポンチョ♪


学校と言っても,各自治体,各教育委員会単位で対応が違うものです。

ちなみに,うちの町では,これまで,知的特殊学級で,手のかかるお子さんがいた場合に介助員さんが採用されていました。
そして,その介助員と言うものは,資格の有無を問わず,年齢制限もあまり無かったようです。
(実際に何歳以上何歳までと言う規定があるのかどうかは,わかりませんが)
ですから,うちの小学校でこれまで採用されていた介助員さんは,おばあちゃん世代。
たぶん60歳くらいだったと思います。

介助員と違うサポートの体制として,他にあるものが
「教育補助員」「非常勤講師」「市町村単位の採用による講師」「臨時的任用(教諭)」など色々あるようです。

講師の先生は,今まで毎年採用され,TTや少人数指導担当でサポートしてくれていました。
うちの町の場合は,この講師の先生は,正規採用されていない若い先生で,講師期間中にもう一度教員採用試験を受験し,晴れて合格してよく年度は新任として他の学校に異動となる,と言うパターンが多かったです。

そして,もう一つの
「教育補助員」
と言うサポート体制ですが,この場合は,何らかの教員免許状を有している方が,障害児等(肢体不自由児含む)のサポートのために採用されると言うことのようです。
この場合も,若い講師の先生と同じで,教員免許を持っていながら正規採用されていない方,または,教職を退いた方,さらには,教員免許状を持っていると言う方が採用になっているようです。

うちの町の場合は,今まで,この「教育補助員」と言う立場の方の採用はありませんでした。
そう言う体制自体を取り入れていないと言うことです。

そして,その理由の一つとして考えられるのが,予算の問題。

資格の不要な介助員と,資格を持った教育補助員では,待遇に差が出ます。

はっきり言って,介助員の時給は,うちの町内のスーパー(レジ係など)の時給よりも安いです。
コンビニの高校生向けの時給と同程度くらいです。

ですから,どうしても募集をして応募してくるのは,他に働く場所が無いような年齢の人と言うことになりかねません。
若い世代は,もっと時給の良いところに行きたいと思うのが人情です。
ですから,介助員と言うのは半分はボランティア精神でやるようなものだと言えるでしょう。

学校などの次年度の予算が決まるのが,だいたい11月から12月頃。
その時点で,「来年度は介助員が必要」と決まって,予算を組んだりするわけです。

私に,最初にお話があったのが,3月の春休みに入ってからです。
介助員を採用することが決まっていて,人材を探していて見つからなかったのかどうかわかりませんが,それくらい年度末に押し迫ってから連絡があったのですから,きっと見つからなくて困っているんだろうと思って,引き受けました。

教育委員会の担当の方には
「時給が安くて申し訳ない」
と,何度も言われました。
と言うのも,私は教員免許状を持っています。
(特殊教育に関する免許は持っていませんが)

別にそれをどうこう言うつもりも無く,子供がお世話になっている学校でお手伝いができれば,先生方の負担が少しでも減って,その分自分の子供の方にしわ寄せが行かなくなるだろうと言う気持ちもありました。
(わかりにくいですか?先生方が忙しくて手のかかる子に時間を取られすぎると,他の子供たちにしわ寄せが行くんじゃないか?それを軽減するお手伝いができるのなら,時給云々は関係無い,と思ったのです)

県内でも,進んだ地域は,「教育補助員」と言う制度で,きちんと資格のある人で対応し,そのための予算もしっかり組んでいると言うことで,うちの町は遅れているという事になるのでしょう。
その進んだ地域を見習って,今後同じような体制を目指したいような事も伺いましたが,いつになるのかはわかりません。
介助員と教育補助員とでは,仕事の内容に違いがあるのかもしれません。

私が今までやっていることは,特学の担任の先生が作ったり準備した学習教材を使って,担当のA君が学習する時に,指導すること。
文字の書き方などは,手を添えて一緒に書いたり,数の勉強では,一緒に指をさしたりA君の指を支えて一緒に数えたり,シールを貼らせたり・・・
などしています。
また,身体介助として,トイレに連れて行ったり,失敗したパンツやお尻の始末もします。
休み時間が終わって戻って来なければ,校庭を走って連れ戻しに行ったりもします。
授業の一環として,花壇や畑で作業する時は,一緒に作業もします。
これだけではありません。他にも色々あります。
担当と言うわけではなくても,同じ特学の他のお子さんの学習もお手伝いすることがあります。

肢体不自由児のB君の場合は,転ばないように見守ったり,助けたり,おんぶしたり,着替えを手伝ったり,などの身体介助が中心です。

教育補助員の場合は,身体介助と言うより学習指導の補助が中心になるのでしょうか?
(その辺はわかりかねます。どなたか教えて下さい)

そして,こういった事でようやくわかって来たこと・・・

介助員と名乗ると,それは暗に「無資格の主婦」と公言しているようなものだと言うこと。
もちろん,全国の介助員さんがその仕事をきちんとこなしていることが,特学や普通学級にいる障害児や先生方の助けになっていることは間違いありませんが,介助員と言う制度と立場と言うのは,低賃金で働くことになると言う部分や,資格が無いことへの偏見や風当たりの強さなど,問題があるのかもしれません。
私自身は,特に感じたことは無かったのですが,おんぶしたりお尻の始末をしたりすることなど,スーパーのパートと比べても決して楽な仕事とは言えないと思いますが,(どちらが大変と言うことも言えません),安く使われると言うところは改善されても良いのじゃないかと思います。

以前,介助員に関する非難が書き込まれた事がありますが,その背景には,そう言う色々な側面が隠れているのではないかと思います。

誤解を招くのを避けるために,プロフィール設定も削除しました。

今年度から,資格があることを考慮していただき,今までの普通の介助員としての待遇よりもかなり改善されました。
今年度は,介助員と教育補助員の両方を兼ねているような感じです。

担当は基本的に,知的特学のA君(2年生)と普通学級肢体不自由児のB君(2年生)であることは同じですが,今年はさらに情緒学級の自閉っ子Eくん(1年生)の方も,必要に応じて応援に行くことになります。

特別支援教育が始まって,LDやADHDの子供たちも通級指導の対象となりました。
(むしろ今まで対象外だったことの方が驚きなんですが・・・)

そういった子供たちのための支援にあたる人材も,これから必要になってくるわけです。
校内の規定数の先生方だけでは,とても対応しきれないと思います。
それを補うために,講師の先生や,教育補助員などを採用してくれるかどうか?と言うのは,各自治体の考え方や予算の充て方次第だと思います。
今後我が町でも,そういった支援体制が手厚くなってくれることを願いたいです。

せっかく色々な繋がりができてきたので,今度そう言う話(要望)を,教育委員会の方に話してみたいと思っています。
(いつになるかはわかりませんが,ころあいを見計らって・・・)


ポンチョ♪流 特別支援教育をめざして・・・







日記背景クローバー素材: 季節の窓 さん






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Last updated  April 13, 2006 11:14:56 PM
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