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神隠しというか、拉致というか、山篭りというか、まあ、とにかくしばらく留守にしてました。明日からまた更新していきます。疲れたので今日はこれで・・・
2009年09月30日
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さて、底付けまで終わりました。これからは、靴としての完成度を上げる作業と、見栄えを良くする作業を行い、製品としていきます。ソールの接地面にアールをつけて、歩きやすくします。ロールをグリグリしてソールを加工しますがこの工程は見ていて一番面白かったです。踏まずのところは特に内側に入っていきます。次は、コバを高速カッターで成形します。手作業でザーっと掛けていきますが、職人技ですね。おっとっと、靴として完成したと言っていましたが、ヒールついてなかったです。いけませんね。接着剤でヒールを貼り付けてプレスを掛けて、機械で釘打ちをします。その釘を打っているのが、上の写真です。その後、ヒール部分を含めて、コバをサンドでキレイにします。キレイにしたコバにインクをつけていきます。仕様によって、黒や茶色、透明色などを使い分けていきます。この後、ソールにも色を付けてパフ掛けしていきます。木型を抜いて、最終仕上げに入ります。刻印を打ちます。モデルによって、これだけの金型を使い分けています。仕上げに染料を乗せたり、墨をつけて磨いたりしていきます。最後に箱に梱包して、靴の完成となります。ダラダラと紹介してきましたが、一足の靴を作るまでにはこれだけの工程があるんですね。次回は修理工場の紹介をします。
2009年09月06日
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出張に行っていました。連続して同じ靴を履くのは好ましくないですけど、1泊2日で2足持っていくのも、バカらしいのですもんね。後、天気もグズついて、曇り後雨という予報だったので、雨が降ってもいいやと思える靴を履いていきました。以前に靴の直しで載せた山長の靴ですね。2日履いた後の無残な姿です。今回履く前から、ロクな手入れをしていなかったので、朝から、手入れをする事にしました。まずはステインリムーバーで、汚れ、クリーム、墨を落とします。右がリムーバーを使った後です。脂が抜けて、パサパサとした感じになります。両足落とします。墨がこれだけ落ちました。乳化性クリームを塗りました。これを塗る量は、人によってさまざまみたいですね。僕は米粒大ほど少なくないです。極小粒の納豆ぐらいですかね?両足塗った後、しばらく放置です。1晩寝かせる人もいるみたいですが、僕は1時間程度ですね。ブラシで磨きます。これだけでけっこう艶が出てきます。靴墨を塗らないで、もうこのまま終わらせる事もありますね。ほら、これだけでも、最初の写真に比べて、遥かにマシになっていますよね。正直、これで手入れは終わりにしようかと思ったのですが、せっかくなので、靴墨を塗ることにします。KIWIの普通の黒を使います。以前に紹介したポリッシュウォーターとあわせて、靴に塗りこんでいきます。つま先と踵を両足交互に塗り続けます。これは2回目ぐらいですね。あまり力は入れないで、表面に馴染ませるイメージで小さく円を描いていきます。4~5回塗っていくと、輝きが見えてきます。最初は靴墨を大目に塗り、少しずつ減らしてこのぐらいになると、水をほんの少量つけて磨きます。キリの良いところで、ブラシ掛けをして、余分な靴墨を除きます。あまり強く擦らずに、ホコリを払うイメージですね。踵も、ブラシをかけて、キレイにします。実作業時間にして30分ぐらいでしょうかね。仕上げにストッキングで軽く磨いて御仕舞い。はい、ピカピカになりました。ちょっと右の靴がイマイチですが、気にしないことにします。顔が映るぐらいの鏡面仕上げではないですが、これぐらいの輝きが僕は好きです。あまりにも光っている靴はどうもね・・・・さて、ご飯食べよう。
2009年09月05日
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たまには、他の記事も書きましょう。明日からまた旅ですし・・・うちの母親が今日誕生日でした。今年はカバンをプレゼントしました。手編みの籠に細く切ったラム革を織り込んでいっています。非常に手間の掛かっているバッグかと思いますが、値段が想像以上に安くてビックリ。底とカブセの部分は、ミネルバを使っています。たまに行くセレクトショップで紹介されており、一目で気に入ったので、買いに行ったら一点ものだったので売り切れてしまっていました。お店の人に尋ねると、メーカーに聞いてみるという事で、問い合わせをしてもらいました。その後に連絡があり、表に使っているラム革のストックがもうなくなってしまい、作れないかもしれない。という回答が最初にあり、ガッカリしたのですが、なんとか、1個だったら作れそうとすぐに連絡がまた入りました。8月の上旬に問い合わせて、そこから作ってもらいました。9月の頭までに欲しい旨も伝えていたところ、それに間に合うように短納期で作ってももらえました。夏っぽいバッグではありますが、今年ももうしばらくは使えるでしょう。まだ渡せていないので、どんな反応かわかりませんが、気に入ってもらえたらと思います。
2009年09月02日
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なんだかめっきりと寒くなってきました。僕は寒がりなので、そろそろ夜なんかはTシャツ一枚じゃつらいです。衣替えを先週末に済ませておいてよかったよかった。さて、引き続き、ヒロカワ製靴の工場見学です。そろそろ佳境ですね。前回までで、中底と甲革の縫いまで終わりました。次は、本底をつける作業です。中底は薄めの革一枚で、底も革一枚です。それをただ張り合わせて縫うのでは、歩いた時に地面の衝撃がダイレクトに反映されてしまうので、間にクッションのようなものをいれてあげる必要があります。それが中物と呼ばれるもので、この素材はさまざまです。コルクやオガクズを使うところもありますね。これはつま先部分に入ります。また、靴には、人の体重がモロに乗っかります。応力は垂直だけに掛かるのではなく、さまざまな角度から力は加わります。よじれやねじれを防止する為に、土踏まずのところには、シャンクと呼ばれる補強の素材を入れます。これも竹や鉄から、プラスティックまでさまざまな素材が使われています。ヒロカワ製靴では、中物にスポンジ、シャンクにはプラスティックを使っています。この詰め物を入れるスペースを確保する為にも、ウェルトが一役買っているんですね。適切な例えかわかりませんが、お弁当箱の横の部分を想像してもらえれば良いかと思います。そして、踵部分にも、ハチマキと呼ばれる革を張り、釘で打ち付けます。この次にソールの縫いが入ります。まずは、中底部分に接着剤を塗り、ソールを仮止めします。その仮止めした靴をプレス機で圧着して、密着させます。これは、接着剤をハケ塗りしているところですね。この後にソールを貼り付けて、プレスします。しっかりと貼り付けた後、ソールの余分な部分を切り取って、成形します。(すみません。写真ないです)次は、ソールを縫う作業です。だし縫いと呼ばれるもので、ウェルトと底を縫っていきます。今ひとつ見難い写真ですが、これが出し縫いの機械です。上下にそれぞれ糸がついていて、予め掘っている溝に沿って縫っていきます。これで、ひとまず、靴として出来上がりました。後は仕上げを行い、商品としていきます。それについては、また次回。
2009年09月02日
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