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さて、前回の続きです。下から順に、2.アノネイのランクの低い革3.国産タンナーの革1.アノネイのトップクラスの革です。正直、写真ではわからないですよね。実際に目で現物を見て、革の張りや艶を見ると明らかに違っていました。靴に使われる革は、鞄や小物に使われる革に比べると、色移りを気にせず、顔料を大目に吹いて、場合によっては焦がしなどを入れて、テカリ易くしています。また、靴作りの工程で、革を引っ張って(釣って)縫っていくので、ピンと張った状態となるので、革単体で見た時と靴完成品では革の感じがかなり異なります。革を見て、靴になった時のイメージが湧く人はかなりのスゴ手でしょうね。その点、アノネイの革であれば、実績は十分にありますし、、ある意味安心して選べる素材ではないかと思います。ただ、天然素材なので、いつ何時ヘンテコな物が入ってくるか、わからない怖さもあるので、問屋を入れて、さらに自社で検品しているヒロカワ製靴のやり方は正しいのではないでしょうか?もし、今度、高級靴をおいている靴屋、デパート、セレクトショップに行かれることがありましたら、ぜひ一度、同メーカーの値段が異なる靴や違いメーカーの靴を比較してみてください。作りや、デザインではなく、使っている革がどのように違うか、そんな視点で見てみると、面白いかもしれません。この写真は、パッと見、同じ黒い革靴ですが、カーフとコードバンです。ここまで違うと、すぐにわかりますね。他にもある手持ちの靴を使った比較は、今度もう少し詳しくやってみたいと思います。
2009年07月31日
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さて、ヒロカワ製靴は、当然の事ながら、さまざまな革を用意していますが、同社が今、最も注力して、力を入れているのがフランスはアノネイの革です。聞いた事がある方も多いと思いますが、簡単に説明すると、元々デュ・プイというタンナーから独立した比較的新しいタンナーです。その当時は、デュ・プイの影に隠れて、セカンドランナーというポジションだったと思います。それが、本家の品質劣化という出来事もあり、ドイツのカールフロイデンベルグもなくなり、いつしか、日本での高級靴用の革メーカーとしては、トップに躍り出ました。当然、より良い革を作っていったアノネイの努力もそこにはある事でしょう。ところで、狂牛病騒動があり、そこから世界的に革の質が落ちたとは良く聞く話ですが、確かにその当時は牛を屠殺して予防に努めたことで革の供給が不足したでしょうが、それからずいぶんな月日が経ちます。今だにその傷跡を引きずっているのは、なぜでしょうかね?ちょっと不思議です。話を戻して、アノネイの革にも当然ランクというものが存在します。ヒロカワ製靴では、ランクごとに仕入れた革を、再度自社で検品し直して、さらに、ランクを再設定して、作る靴のグレードに応じて使い分けています。キャンシーカーフは良、ベガノカーフは優アルリーカーフは、特級と言った感じでしょうか。ちなみに、その革のランク付けは、現社長の廣川氏が今でも行っています。それを聞いて、少し驚きましたね。それぐらい重要なポイントであるという事でしょう。また、以前に書いた通り、革は1枚1枚異なるもので、中には、部分的にトラやシボが入って正規品には使えない部位が出てきます。そのようなところは、アウトレット用の靴に回されているとの事です。アウトレット用と言っても、ワンピースの靴にはさすがに使えないので、メダリオンなどで、目立たなくなるところにうまく持っていくとの事でした。はい、いきなりですがここでクイズです。上の写真に写っている革は、それぞれどれに当たるでしょうか?1.アノネイのトップクラスの革2.アノネイのランクの低い革3.国産タンナーの革答え、及び続きは次回に続きます。
2009年07月28日
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もやしもん(8)先日発売になったもやしもんの8巻ですが、この巻では、まるごとビールを取り扱っています。ビールといえば、過去に何度か取り上げました。その後も、いろいろと飲んでいました。なんだかすごいことになっています。今はもっとタイヘンなことになってるんですけどね。その中でも、一番美味しいと思うのが、この南信州ビールです。このビールの爽やかさは、他では味わう事が出来ません。このビールを知って、他の地ビールを積極的に飲むようになりました。キレイにワッカが出来ています。ここまでキレイに出来たのは初めてです。これは、限定ビールで、南アルプスの水ではなく、上の方の中央アルプスの水を使ったものです。確かにちょっと味わいが異なっています。このヴァイツェンは、黒ビールのような濃い黒いビールですが、飲んでびっくり、普通のヴァイツェン以上に、フルーティな香りが広がります。具体的に、熟れたバナナのような感じです。今年もこれから作られるらしいので、期待です。信州といえばリンゴですが、そのリンゴを使ったビールです。すっきりとしていて、女性受けよさそうな一品です。ここからは、他のビールです。大山Gビールです。適度なコクが特徴的でした。王道と言った感じです。こっちは、スタウトを熟成させたタイプ。エチゴビールです。とにかく濃い。つまみいらずです。もう1本、エチゴのペールエールです。こっちは、ペールエール独自の飲んだ後の爽快感が強く感じられる1本でした。ネストビールの長期熟成型ビール。さっきのエチゴのスタウトは7%でしたが、こっちは8%です。これも濃ゆかった。まあ、常飲するにはツライですが、たまにのむのはいいですね。最後にこちら。ラベルが貼られていません。さて、その理由はまた後日・・・もやしもんにも書かれていましたが、地ビールにもさまざまなものがあります。なんて美味しいんだろうというものもあれば、なんだか普通だなというものまでさまざまです。値段が高いのがネックではありますが、ちょっとした贅沢という事で・・・試した事がない方はぜひ一度!もやしもん記念のエントリーでした。
2009年07月27日
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甲革についてです。アッパーに使われる素材は、千差万別で、革に限らず、さまざまなものを目にする事ができます。革に限ったとしても、ドレスシューズとワークブーツでは使われる革も異なってきます。やはり一番多いのは牛の革ですが、その牛の革でも、キップ、カーフ、ブルなど分けられています。さらにはベイビーカーフというものもあったりして、何がなんだかわからない人も多いのではないでしょうか?呼び名については、一応基準はある模様ですが、それが案外適当で、参考程度に考えておいた方が良いと思います。種類としては、ボックスカーフという革がダントツに人気があると思います。非常にエレガントで、万人受けする革です。アノネイも作っています。ちょっと前までは、カールフロイデンベルグというドイツのタンナーも優れたボックスカーフを作っていましたが、残念なことに廃業してしまいました。そこで働いていた人が別の会社を立ち上げて、新たに革を作っていて、そこの革もずいぶんとよくなってきたという話を聞いたことがあります。さて、靴に使われる革で重要視されるポイントはなんでしょうか?人それぞれ考え方は違うと思いますが、個人的にはきめ細かい、磨いた時に濡れたようにネットリとした輝きの革が好きです。ざらついた、カサカサの革靴が好きという人はあまりいないと思うので、一般的な好みとかけ離れてはいないと思いますが、あなたの好みはどんな革ですか?そんな大事な甲革ですが、ヒロカワ製靴はどのように革をチョイスしているのでしょう。次回に続きます。
2009年07月25日
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靴作りでメインとなる材料としては、やはり革です。その革も使う箇所によって、異なる物を使用します。・靴底に使うベンズといわれるタンニンなめしの厚い、固い革・内張りに使うもう少し薄手の革・その靴を決定づける甲革ざっくりとわけるとこのような感じでしょうか。これは、内張りのライニングに使用する革です。所謂ヌメ革というものです。始めは真っ白ですが、履いていくうちに、汗等を吸って黒ずんできます。ヒロカワ製靴では、この革をバングラディッシュから調達しています。当然の事ながら、天然素材ですので、1枚1枚、異なっています。大きさからはじまって、形、生前についていた傷、そして皺や血管の跡など、1枚として同じ物はありません。それらを総合的に見て、その革のランクが決まってきます。ランクに応じて、同じ革でも値段が異なってきます。ライニングに使っている革は、甲革に比べると安価ですが、ランクは存在します。ヒロカワ製靴では、自社検品を行い、再度ランク付けを行っています。ここに積まれているのは、ランクが低いものになります。(後、未検品の物もあるのかな?)こっちの部屋は、ランクが高いものです。かなりの量の革がストックされています。それらを全て検品するのは、かなり工数が掛かると思うのですが、必要な事なのでしょう。それがたとえ、目にあまり触れる事のないライニングの革であってもですね。次回は、甲革に続きます。
2009年07月23日
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今回の公式ブロガー募集に応募して、めでたく受かったわけですが、どのような形で進めて行こうか、というのが悩みどころです。先週、工場見学に伺った際の対応や、企画に対する思いを真摯に受け止めて、こちらとしても、しっかりと答えていかないといけないなと思いつつも、さて、じゃあ、実際にどのようにやっていくのか、まだ見えていません。今、考えている事としては、・工場見学を通じての工程説明・モニターとして頂いた靴の紹介、経過・すでに手持ちの靴の紹介、経過・その他、思いついた事この辺りを取り上げていきたいと思っています。また、週3回の更新とありますが、最近、公私共に忙しく、時間が取れない時もあるので、その辺は状況に応じて、とさせて頂きたいと思っています。次回からは、スコッチグレインの靴作りについて、工場見学を通して思った事を書いていきます。
2009年07月21日
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これから書いていく事になる、ヒロカワ製靴について東京の靴作りのメッカの浅草から白鬚橋で隅田川を越え、台東区から墨田区に入ったすぐそこに位置しています。その近くには、リバーサイド墨田セントラルタワーやガーデンプラザという高層ビルが建って、最近流行りの街開発もされているようですが、まだまだ昔ながらの街が残っています。向島百花園も近くにあります。ちなみに、近所にあるレストランカタヤマでは、美味しいステーキを食べさせてくれます。何度か行った事がありますが、いつもお客さんがたくさん入っており、専用待合所まであるようなところです。そのようなところにあるヒロカワ製靴は紳士靴のメーカーであり、自社ブランドのScotch Grainをここで一貫して製造しています。ここのメーカーの最大の特徴としては、全ての靴がグッドイヤーウェルト製法で作られており、ほぼ全ての工程を自社で行っています。350足/日が今の生産数との事です。年間8,000足程度ですかね?(フランスのパラブーツが同じぐらいの規模との事でした)現代表取締役の廣川雅一氏の父親、廣川悟朗氏が一代で立ち上げ、高品質、高効率を目指し、量産靴メーカーとして、値段を抑えつつ、本格紳士靴を生産する事を実現しています。革に拘りを持つことでも知られ、フランスのタンナー、アノネイ社のトップクラスの革を甲革に使ったり、過去にはカールフロイデンベルグ社のボックスカーフを使用していたりなど、革好きにはたまらないメーカーでもあります。また、それだけの革を使用していながら、値段が相場に比べて、安価に設定されているのも、特筆する点です。そんなヒロカワ製靴のことをこれから書いていく事となります。さらりと流しましたが、詳しい内容については、これからおいおいと・・・ヒロカワ製靴
2009年07月20日
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なんとなしに応募したこの企画に、見事受かってしまいました。そして、今日、工場見学も行ってきて、靴も頂いてきました。これから、頑張って更新していきます。まずは、ご報告まで。
2009年07月18日
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長らく休眠状態だったんですが、近く再開します。頑張って更新しないといけなくなりました。詳細については、また別途ご報告します。
2009年07月06日
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